絶体絶命日記 2005.8.1−31 青い水晶の嵐の年宇宙の月4日 8月1日 親父が元気になっている. 日曜は快気祝いを自ら主催した. さすがにまだ快気とはいえないが、とは自ら言ったが、見違えるほどだ. 介護4という数値が介護士から疑われているらしい.保険上まずいらしい. 人工肛門にして、物が食べられるようになって栄養がつき、抗がん剤が使えるようになり、今のところその薬が効いている. 今のうちだ.できるだけ一緒にいる時間を増やすべきなのだろう. 庭の芝生が伸び放題なのをえらく気にしている.雑草が生え始めると家も先が長くない.隣近所の家を見ていてそれは言える.と親父がいう. 日曜は芝刈りをした. 小さな庭だが伸びた芝はなかなか手ごわい. これからしばらく日曜日は芝刈りだ. 青い水晶の嵐の年宇宙の月 8月22日 お盆休みも終った. 行く所もないし、会う人もいないし、することもない. 前半は家にいて、後半は実家に帰った. 親父は元気になっている.車椅子を借りた. 初めて車椅子で行った所は酒屋だ. もちろんぼくの酒を買いに行ったのだが、人工肛門にしてものが食べられるようになって酒がうまくなったと言うのだ.自分の飲む酒も買いに行く. つまみのカワハギも忘れない. 元気になっている. 大したもんだ. 立派なもんだ. この命のエネルギーは見習わなくてはならない. こっちは何もない.相変わらず無為に51になった. 休み中何もないと気が狂いそうなので、とりあえず英単語を覚えることにした. ここ1年、TOEICを受けてない. 読めないし、聞けないのだが、こういうテスト関係にエネルギーを注ぐのはいいことだ. やってることは勉強だから為にはなる.人聞きも悪くない. それに第一、こんだけ英語やってて、進歩がないのにも腹が立つ. そこでもう一度英語の勉強に時間を当てた. アルクのワードパワー. 6000語をやってみると1300語を忘れているのがわかった. そこで単語帳を作成. 1300語を8月いっぱい繰り返し、暗記することにした.この1300語がこれまでの停滞の原因なのだと思うことにした. それでこの1300語を8月いっぱいに完璧に暗記することを決める. そうすれば何か新しい展開があるような気がするのだ. ほかにすることもない. 空中分解を避けるための窮余の一策だ. あとピアノが弾けるようになりたい. 突然だが、音、なのだ.響きなのだ. 頭の中をメロディーが響き渡ることが、必要なのだと突然感じた. セルニアス・モンク. いいと思う.かなりいいと思う.当たり前でないところがいい.自然な不協和音. グレンミラー物語、ベニ−グットマン物語、ビデオ借りて見た. 「スウィングガールズ」も見たい. 「A列車で行こう」を弾けたらいいなと思っている. いかに狂わず独りで生きていけるか. そんなところだ. 黄色い宇宙の種の年磁気の月 8月31日。 身魂磨き。 体と心を磨くことで神が現れる。 神が神の中に人類を生んだのだから、人は人を磨けばその中に神を見出す。 人は神だからだ。 現在は過去の延長ではない。絶えずこの一瞬ごとに今は生み出されている。 一瞬ごとに現在は新しく生み出されている。 地球の46億年の歴史も、人類の400万年の歴史も、今、この現在に生み出されている。 だから今は生み出された喜びに満ちている。創造とは歓喜だからだ。 だから過去に縛られることはない。過去はない。 未来を不安に思うこともない。未来もない。 絶えず現在だけがあるのだ。呼吸するように現在が生み出されている。 そしてそれを生み出しているのは人の、自分の意識なのだ。 人は神でそれを忘れているから人なのだ。 そして人は神だから人の思いが世界を作る。 だから不安を捨てる。 正しくあってほしい世界を思う。 それが人としての神としての責任だ。 不安が世界を地獄にする。 自分の思いに注意深くあれ。 不安を捨て、あるべき姿を思う。 注意深くあれ。 思うこと言うことすることを合わせる。 もうここまで来れば、ネガティブもポジティブもない。 あるべき姿を思う。 強く思う。それだけだ。 自棄のやんぱち。 煮て食うなり焼いて食うなり好きにしな。 のほほんの能天気で行く。 馬鹿陽気でうまく行くならいってみろ。 |