絶体絶命日記 2005.3.1−31

 

3月12日.

 

ばあちゃんの17回忌.

家族だけで集まった.

オヤジも82.

腰が痛い.白内障.便秘.

確かに小さく屈んで、歩幅も小さい.

 

食事の時、葬式のことを話しだした.戒名はいらない.俗名〇〇〇〇。(□□□□の長男。)でいい。戒名に金をかけるのは馬鹿馬鹿しい.

式にも家族親類だけ.

 

このステッキはオヤジさんからのステッキだ.今度はあんたに渡すから.

 

妹に向かって、30年後この人が結婚しないで80になったら、あんたんところの3男にでも面倒みさせてあげて.その代わりこの人のマンションでももらえばいいと言った.

 

 

 

確かにこのまま結婚しないでいれば、ぼくの最後の面倒はそんなことになるのかもしれない。

 

遺言だ.

 

70の時だったか、自動車の運転を止めた.車庫をつぶして物置にした.

60の時にゴルフも止めていた。一つ一つ閉じていく.

人生に区切りをつけている.

大したものだ.

尊敬できる.

ぼくの老後まで考える.

 

立派だ.

 

妹にも久しぶりに会った.

48.大学生、高校生、中学生.2男1女の母.

 

これもたいしたものだ.

 

 

みんなしっかり人生送っている.

俺の人生だけが空っぽ.

 

青い水晶の嵐の年銀河の月

3月21日.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月24日.

 

 

青い水晶の嵐の年太陽の月20日.

3月26日.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青い水晶の嵐の年太陽の月21日.

3月27日.