日本語教師への道 2011.4

     

 太陽の月28日

4月3日

 

まず客観的に見て、日本語教師の需要は減るだろう。日本に来る外国人は放射能を恐れてこの1年間は確実に減る。仕事は減る。

 

だがまあそれはいい。いまさらどうにもならない。出て行くしかない。そのためにはまずは英語。英語を聞き取れて少し話せるよう力をつける。

金がないから、NHK英語講座。それを真剣にやる。真剣にやれば違ってくる。

大体真剣味にこれまで欠けていたのだ。真剣にやればテレビででもやれる。

真剣にやるのだ。

 

この1ヶ月は英語の単語と漢字の勉強のみ。

TOEIC800のキクタン。

漢字は漢字の書き分け。保障、保証、補償、とか、硬い、堅い、固い、とか、聞く、効く、聴く、利く、訊くとか、そんな知識を確実にする。そんな勉強ばかりしてる。

単語や漢字は暇つぶしにいいのだ。

 

 

もう実は出たくない。外はいい。

 

誰とも会いたくない。疲れた。悪意だらけの世界に出る気などない。

だがそうもできないだ。生きていかなくてはならない。

そのための勉強には英単語に漢字はいい。とりあえず勉強にはなるし、なりより時間が過ぎてくれる。時間つぶしのいいのだ。人と会わなくてもする。

 

そんな毎日だ。

あとは文型の導入、語彙導入、文法、授業の組み立て、その勉強をする。

それはこれまで通りだ。そしてそれは学校に行って確実にする。

いつから学校に行くかだ。

最初5月を考えていたが、5月から4ヶ月で10月終了。10月から就活といっても、自信がついているか。それに仕事があるか。

 

ここまできたら引っ張れるだけ引っ張って、閉じこもって、単語と漢字。

そして勉強。もうこもれないという所までこもるというのはありだ。出たくない。

 

こんなくずの世に出たくはない。

出なければこっちで終わりにする。ここで終わりにする。

それもありだ。

ありだと思う。