日本語教師のへの道 2010.4

 惑星の月5日

4月8日

 

 6日には代々木公園で花見とバドミントン&バレー&大縄跳び。

楽しかった。話すのは苦手だが体を動かすのは大好きだ。跳んだり跳ねたりダッシュしたりと年甲斐も無く動きまくった。

久々に笑ったし、大縄跳びには燃えた。

それにしても今の30歳前後の女の子は元気がいいし率直だ。

いわゆるコイバナ。自分の彼氏の話自分の気持ちを率直に正直に話し時には突然泣き出してしまう。

大縄跳びの時には周りにいる男たちを20人ほど呼び入れて盛り上げる。

元気がいい。

その元気がこっちにも移ってきてはしゃいでしまった。

 

はしゃぎすぎて、桜の木の根っこに足をぶつけ、アキレス腱を痛めた。

腫れあがっている。左足がアキレス腱から足の甲が膨れ上がっている。

内出血もしている。

 

これは一体どうなるのだ。

痛みはそれほど無いが、腫れあがっている。

 

明日は引いてくれるのか。

 

しかし楽しかった。

楽しかったなぁ。

 

 

惑星の月7日。

4月10日

 

12日にはテストがある。

筆記と実技だ

「会社に行きます。」「仕事をします。」→「会社に行って、仕事をします。」

の表現の導入と、ミムメムまでをやる。

 

「レストランへ行きます。レストランでご飯を食べます。」

「へ」と「で」の使い分けの実技。

 

 

筆記は、日本語教育史、文法、文体、文字表記、語彙、意味、単語、聴解、教授法。日本語語学、教材、教具、日本事情、言語生活、評価法。

 

 

しかし果たして歩けるのか。

治るのか。教室にいけるのか。

心配だ。

しかし出る。試験には出る。それこそ這ってでも出る。しっかり受ける。

だから足は治る。

 

気で直すのだ。

治るものだ。

 

意識を放射する。

気を向ける。

そしてしっかりと合格する。

きっとみんな見るだろうな。

いい年してみっともないが、それも愛嬌にしてしまおう。

 

 

惑星の月18日

4月21日。

 

実技は何とかオーケー。

先生にも、褒められた。

ほかの人と比べて、伝えようとする意志が感じられるし、伝わっている。

なかなか良いです。

 

そりゃそうだろ、24年、塾で教えていたんだ。一斉ではないが、24年だ。

分かってもらおうという思いや、分からせようという意志や、その為の一つ一つの細かな、声の調子、大きさ、表情、仕草、必要で適当な工夫、24年間だぞ。

 

だいたい学校の中で僕よりも年上なのは校長だけだ。みんなまだ35歳前後。

 

 

だから自信を持っていい。

小さくなることは無い。

びびる事は無い。

大丈夫だ。

俺は、それほど、どうしようもない奴ではない。

 

惑星の月22日

4月25日

 

せめて中学生レベルの会話力文法力をつけようと、NHKの語学番組を再放送を含めて全部見ている。英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ロシア語、ハングル、中国語、ドイツ語、アラビア語。

 

たいしたもんだ。

言葉の多様性がだ。こんなにも違う。

女性名詞、男性名詞はいい。中性名詞まであるとは今回初めて知った。

それによって、動詞や前置詞が変化する。

 

ここまでは覚えられない。

だが、それぞれの国の様子や文化歴史を知ることができるのはいい。

だからこのNHK語学番組全放送再放送含むの試みは半年間続ける。

さらに6月6日、ハングル検定、6月27日、中国語検定、7月は英検2次を受ける。

 

相手の国の言葉は少しでも知っておいたほうがいいと思うからだ。

 

それにしても、こんなに言葉違うというのは、不思議だ。

もちろん国内でも大阪弁と東京語ではやはり違う。

 

「自分さいぜんそないゆうたやん。」

 

「きみ、さっきそういっただろう。」

 

 

確かに違う。国が違えはもっとなのだろう。

にしても、違いすぎる。言葉の違いが考え方の違いの元となり、思想も哲学も異なっていく。

 

目の色も言葉も、神様も肌の色も、土地の自然も異なる人々に共通するものは一体何か。

それを求めることが大事だろう。

 

時間はかかり、確信を持つこともできないだろう。

だがそれを求める気持ちを失くさないことが大事なのだろう。

それが、最後の砦だ。