塾日記  2009.1

 

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入試だ。

いよいよだ。

 

だが生徒を引き抜かれた。

サブで入った先生が中3の二人をこの二ヶ月集中し指導していた。熱い男だ。それはそれでいいのだが、こっちの確認も取らず二人を別メニューで指導し、自分の教室移動とともに、生徒を連れて行った。

 

教室では10人近くいる。付きっ切りではみれない。クルクルと全員を指導し続けなければならない。

彼は付きっ切りでその二人を見続けた。

熱く押しまくる指導だ。生徒はついていった。

 

生徒がついていったのは、生徒がぼくは選ばなかったということだから、しょうがない。

彼のほうが彼らにとってぼくより良いということなのだからしょうがない。

しかもこの時期なのだから、生徒にとっては究極の選択だったのだろう。

 

反省だ。

反省なのだろう。

しかし寝耳に水だった。

ショックだ。

 

きつい話しだ。

これを反省の材料にしなければならないのだろう。

 

こんなことは今までなかった。

信頼されていないのだ。

 

反省しなければ。

しかし、つらい。

 

熱さが無くなったのか。