塾日記    2006.9.130

赤い磁気の月の年月の月16

97

 

現在生徒数93名。

会社でもこれまでにない生徒数だ。

70名までなら何とか一人で見れる。(といっても余裕なし、生徒と遊ぶ時間なし、がちがち授業だけで1日は終わってしまうが。)

 

93となるともうひとりの先生が必要になる。いい先生だといいのだが。

今後それが問題になる。

 

うちらの塾の特色は、教室で生徒たちに問題を解く力を育てるのと同じ割合で、生徒にやる気、塾から離れても一人で勉強に取り掛かれる力、思い、気持ちを作ることにある。

上手に教えることのできる指導力と、モチベーション作りの能力。

この二つが必要になる。

 

 

塾から帰っても、家で、学校で、よし宿題しよう、真面目に勉強しよう、と思わせるようもっていけるかどうか。

 

ただこの問題はこうしてこうしてこうする。それはこうなっているからね。

で終ってはならない。

生徒の個性や気持ちを感じて、勉強へのやる気、あるいは毎日の生活への積極的な取り組みを示唆する。

 

カウンセリング能力。

それが必要なのだ。

 

生徒の話を聞き、声がけ、励まし、勇気づける。

それを授業の中で行う。

あるいはそれがむしろ授業。

そんな塾なのだ。

 

だからもう一人の先生にもそれがわかってくれる先生であってほしい。

だがなかなかそれが難しい。

大体僕自身がどうかするとただ問題の解き方に時間を多く使ってしまいがちなのだ。

だからうちらの塾は難しい。

 

それにしてもいい子達ばかりだ。

この塾で定年まで。

どんどんできることをやる。

子供たちを幸せにする。

せめて来たその一時の間でも幸せにする、できればこれから1年、これから10年、これから3050年と幸せに生きていける力をできるなら吹き込んでいく。

 

子供たちを幸せにする。

そのための授業。