塾日記 2004.1.1−31 白いスペクトルの魔法使いの年律動の月24日 1月5日。 3日にはファックスが20枚届いた。 推薦を落ちた子だ。 正月休みも宿題を出していたが、戻ってきた。 まあまあやる気もでたのだろう。 何とかしてやる。 白いスペクトルの魔法使いの年共振の月6日. 1月15日. 明日だ. 3科目で100点取れればいいのだが、ギリギリだ. 数学は最初の計算問題だけをやる.ほかは手をつけない. 英語も長文はやらない. 国語は漢字の読み書きと、基本だけ. 受験として当たり前の問題には手をつけない. それしかない. ギリギリでかわしてみろ! この1ヶ月は5時から10時まで頑張った. 天神様、何とかしてやってくれ. 白いスペクトルの魔法使いの年共振の月7日。 1月16日。 『大じょぶです。できました。』 教室に電話があった。 一体どっからそんな自信が出てくんだ。 勘違いしてるんだよ。 できないんだよおまえは。 その辺わかれよ。 といって、やった事やれればギリギリでかわせる可能性もある。 なんせ、3教科で,100点取れればいいのだ。 それ位なら取ってみろよ。取れるだろが! だが,ギリギリなのだ。 本人何を根拠にしてるのだか。 自信たっぷりだ。 でももしかしたら,そうなのかも知れない。 いや,何でも良いから,そうあってほしい。 白いスペクトルの魔法使いの年共振の月8日。 1月18日。 35km走から帰ってくると,留守電ボタンピカピカ。 もしや。 合否の結果は月曜日教室でとなっていたが,にもかかわらず留守電とは,合格の喜びのあまり,それとも不合格の恨みの言葉か。 1,2分ボタンを眺める。 ながめていてもしょうがないので,押す。 「ありがとうございました。今日発表を見に行きました。合格していました。 本当にありがとうございました。色々ご迷惑おかけしました。本当にありがとうございました。」 そ〜〜〜〜よ。そうなのよ。これよ,これ。これなのよ。 当然これよ。 でなきゃ,何のこれまでの20年間よ。伊達じゃないのよ。この20年(なんでオカマ言葉だ。) すぐに電話をする。 妹が出,すぐにお兄ちゃんに代わってくれる。 本人も合格するとは思っていなかった。嬉しい。ほっとした。落ちたらどうしようと今日は眠れなかった。 と言った。 実際そうだ。 ギリギリもいいもんだったのだ。 よく入ったよまったく。 だが本人にはここでほっとして勉強を止めたら,今年の夏明けの9月で,退学の2文字が迫ってくるぞと言った。 お前は悪運が強いのだとも言った。 母親にも言った。 これで安心したら一生の不覚になると。 実際そうなのだ。 勘違いしてはいけないのだ。 中学の勉強はしっかりと自分のものにしておかなければまずい。 僕自身それで理科が教えられないのだから! (>_<) にしても,よかった。 これでアウトだったら,このあと1ヶ月,胃がちぎれてしまうところだった。 他の子も何とかなっている。 だが本番は2月県立。これだ。 あと1ヶ月。 無茶苦茶テンション上がるぜ。 白いスペクトルの魔法使いの年共振の月 1月25日。 さぁ〜〜〜〜〜〜〜〜いよいよ私立本番だ。 今日は日曜だが女の子を特別に教室に呼んだ。 なんだか先週英語長文読解,全くできなくなっているのだ。 わからない単語で止まってしまう。わからないと気持ち的に落ち込んで,パニクってしまう。進まない。 違う。 単語がわからなくても,前後の流れ,わかる単語からの類推,説明文であれば,接続詞からの類推,butとあれば単語がわからなくても内容は前文の逆だ。 物語であればストーリ−は大体予測できる。入試の文章に暗い結末,マイナスの描写はない。状況を想像すれば次の展開は読める。国語と同じだ。 いつも言っていたが,直前になると目の前のわからない単語が迫ってきて動きが止まってしまうのだ。 心配。 頼むよ神様。頼むよ。 白いスペクトルの魔法使いの年共振の月22日。 2月2日。 OK,OK。合格合格。 2校とも合格だった。 だがどちらも公立より難しい所。 どちらも挑戦だったので心配だった。 押さえ無しでやっていたのだ。 何か自信があっての事だったのだろうが,普通はどこか確実な所で抑えるのにそれがなかった。だからほっとした。 まあ本人は行きたい公立があり,そこは本人のレベルではそれほど辛くは無い。むしろそちらが押さえという感じではなるのだ。 だが今度は理社が入る。 今週からまたテンション上げるのだ。 他の連中もそう。 ここからさらに勉強時間も,レベルも上げる。 これまでに無かった経験をきちんとさせる。 そして卒業,入学。 この1ヶ月が大事。けっこう俺って最後は勉強やったよな,と感じさせる事。 |