マラソン日記 2002.9.1−31

9月4日.水曜日.

オイオイオイ.

日曜日、今季初の大会だぞ.

走ってないぞ.

これはまずいんじゃないの.

 

いっそのことぶっつけで行こうか.

その方が当日爆発するかも.

といい方、楽な方へと流れていく.

良くあるパターンだ.

 

まぁいいんじゃないの.いつもガチンコでやってたら疲れてしまう.

今回はこのままリラックスで押してみよう.

 

それになんだかんだ言って8月は298km走ってる.へへへへ.298km.だ.

50kmも走破してる.

その反動がこの1週間ほどに出てるだけ.

大丈夫だ.

あわてるな.

9月7日.土曜日.

 

オイオイオイ!

明日だよ.

やるきないな.

全く走ってない.

いや走ってるが、ダラダラ走りだ.

今日もこれから走りに出るが、本屋に行くついでという感じだ.

明日はヤケ走りするから、ストレッチだけはちゃんとして筋伸ばさないよう準備だけはする..

まあ、作.戦だけは立てよう

 

 

●最初の10分間はみんなの流れに着いていく.

だから結構速めになるだろう.

アップで1度息を上げておかないとダメ.

 

.

10分後、2割方落とし、リラックス.

ここで調子を整える

ここは8キロを2周するのでそのまま1周を終える.

 30分以内.

 

●2周目からは、ヤケ走り.

8キロだから、何とかなる.

 ただひたすら走る.

 

ヤケ走りとはいえ、1周目慎重に落として入るところが、せこい.

 

●目標

 

よくわからんが、61分を切る.

10キロを38分ペースを続けると、60分48秒.

ちょっときついが、目標としてはいいだろう.

 

61分台としよう.

 

ちょっと盛り上がってきた.

 

 

.訂正!

 

10km、38分はきついだろ.

10キロ、39分.

 

となれば、63分を切る!というのはどうだ!

 

9月8日.日曜日.

千葉海浜夏季マラソン.16km. 京葉線 稲毛海岸 10時45分スタート.

65分58秒.(33分8秒+32分50秒)

 

これは`4分を切れてない.

`4分で64分なのだ.

フルで3時間を切る為には`4分で押していく必要がある.

`4分で、2時間48分47秒だからだ.

 

遅い.

ダメだ.

ギリギリ2時間59分20秒で行くとすれば`4分15秒.

 

そのペースで走れば、68分.

 

そりゃ切って当然だろう.

 

やはりいい加減走ってたからな.

結構自分ではストライドを伸ばし、予定通り後半上げた.

後半では誰からも抜かれず、20人近く抜いていった.

100位以内を狙ったが、さすがに後15分ほどは足が伸びず、ピッチも落ちた.

 

だが自分ではかなり走ったつもりだった.

 

ダメ.

 

やはりスピード練習が必要だった.

10キロをダラダラ走るのではなく、10キロ、15キロを`4分以内できっちり走る練習を当たり前に週5回やる.せめて2週間前にはそれを続ける.

別にできない練習では全然なかったのだが、今回はだれた.

 

原因は色々あるだろうが、英語も全然やる気が起きなかった..

8月はそんな月だったのだろう.

48になって何も変わってなければ、気持ちも落ち込むということだ.

 

だが66分の間気持ちは最後まで折れなかった.

諦めの気持ちは出なかった.

それが今回の収穫.

 

今日は朝から集中豪雨のため電車40分遅れ.

レース中も小雨.

 

あまりぱっとしなかったが、良しとしよう.

 

もっと走っている時に自分の時間をそこに滲ませる必要を感じる.

自分の時間と空間を創出することに意識を集中する必要がある.

 

人を追いかけること、人を引き離すことばかりに意識を使ってはならない.

せっかくわざわざ場所を変え、筋肉や内臓や呼吸器に非日常の負荷を与え、意識を研ぎ澄ませ、折れる折れないの緊張を心に与え続けながらの時間を経験できるのだから、もっと走ることの意味を考えなければならない.

 

走ることで自分の時間と空間を創造する.思い出す.

自分を浄化する.

孤立を越え、直接大きなものと繋がることで人と繋がる.

その為の走.

その為の走りだろう.

 

赤い惑星の月の年 月の月2月23日 月曜日 

9月14日.土曜日

 

もっと足の下の大地を自覚する事.

足が大地を踏み、大地が足を押し返す感覚を感じること.

 

呼吸をしっかり意識する.

大気が体内に入り込み、出て行くまでを感じ取ること.

 

場のエネルギーを感受すること.

林の中、草むら、ビル街、排気ガス、人ごみ、草原、空の下、石ころの転がる音、黒い雲の下、風、草の匂い、ブレーキの音、犬の声、子供の叫び声.花の香り、虫の声、鳥の影、遠くの雷、かすめ飛ぶトンボ、寄り添うチョウ

それらが作る今走っている場の雰囲気を感じ取ること.

 

まぁ前からやっていたこと、でもよく忘れること、それをもう一度しっかりとやり直すということだ.

 

つまり修行という事.

あと10年の間に.

 

赤い惑星の月の年 月の月2月27日.

9月18日.

今度は白井梨マラソン.

 

それまでに今度こそスピード練習を.

ほんとにホントニ行う.

だれてんだよお前.

ビシッと決める.

ストライドを伸ばしピッチを上げて走る.

切れ味鋭く走る.

それもこれもみな修行.

 

赤い惑星の月の年 電気の月 3月7日.

9月26日.

久々の参拝コース.

 

走りいい。これ位の温度だとどんどん走れる.

やはり夏の暑い中走るのとはちがう.

スピードだ.

かなりのスピードを維持できた.

 

ゆっくり走ってもしょうがない.

いつも`4分のペース以上で走る.

必ずだ.多少辛いがそれが修行だ.

 

意思を持った走りでないと意味がない.

今度の10キロは38分を切る.

ちょっときついか.目一杯か.

 

やってみよう.

 

赤い惑星の月の年 電気の月 3月10日.

9月29日.

15キロ.

かなりのペースで走れた.

後半足は上がりストライドは伸び、ピッチは人間機関車のように.

たまにはあるのだろうそんな調子の良い日が.

 

去年の今頃もそんな事を書いていたはずだ.

要するに暑かった夏の日との比較が生む錯覚だ.

 

今週の日曜日、白井10キロ.

この1週間はダッシュを入れる.

ハイペースに慣れておく.

一気に走って一気に終わる.

 

もうシーズンは始まっているのだ.

サボルナヨ.