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日本人メンバーの活動

サバイバルの日本人メンバーは日本各地にいます。主要メンバーの活動を紹介します。

真実 一美
岡山大学教員。インドの先住民問題、バングラデシュのチッタゴン丘陵問題に取り組んでいます。

職場:岡山大学経済学部
専門:開発経済、インド・バングラデシュの先住民族

日本でのサバイバル活動の草分け。1988年のオーストラリア200周年でのアボリジニ
に関してのキャンペーンが最初だった。南アジア経済(特にインド経済が専門)。
インドのナルマダ・ダム問題、バングラデシュのチッタゴン丘陵地帯の先住民族問題に
直接的にかかわってきている。

バングラデシュ出身の先住民に難民資格を(日本)(2000,2)

主要著作:

  • 「インドの先住部族民と経済開発」『岡山大学経済学会雑誌』第30巻第4号、1999. pp.111-132.
  • 和平協定後のCHT(バングラデシュ、チッタゴン丘陵地帯)を訪れて:(1998年8月)
  • 「バングラデシュの文化・言語多元主義の展望とチッタゴン丘陵問題」
    石塚正英編『世界史の十字路・離島』社会評論社、東京、1998.p. 67-77.
  • 『開発と環境』世界思想社、京都、2001.


小野寺 和彦

職場:フリーランス翻訳者(医薬、農業、バイオ、人権)兼僧侶(真宗大谷派)
専門:先住民族問題についての主たる関心は西パプア

*農学部出身(一応)、青年海外協力隊OB(ネパール)。西パプア問題をウォッチし続けている他、福井の伝統野菜にも一時深くコミットしていた。2000年頃まで農業団体職員だったが、いろいろあって今は主として翻訳を業としている。

主要著作:

  • 『開発援助の見方・考え方』(グリン・ロバーツ著:明石書店)翻訳 1991
  • 『世界の先住民族』(ジュリアン・バージャー著:明石書店)翻訳(共訳) 1992
  • 『インドネシアの先住民族と人権問題:西パプアにみる民族絶滅政策』(カルメル・ブディアルジョ他著:明石書店)翻訳 1995
  • 『福井の伝統野菜』(福井新聞社)編著 1998


内田 誠
大阪府の高校教員。ビルマのカレニ族難民問題に取り組んでいます。


森本 和男
千葉県で考古学、文化財の仕事に従事している。シベリアの先住民族を勉強しています。

職場:千葉県立上総博物館
専門:考古学、シベリアの先住民族

千葉県の発掘屋(考古学)で専門は新石器時代の農耕の起源。
最近の関心はシベリア先住民族。サバイバルは7〜8年前から。
きっかけは『世界の先住民"問題"と私達』を読んで。

シベリア先住民族の参考文献
極東ロシア狩猟民族の調査(2000,3,17)

主要著作:

  • 『遺跡と発掘の社会史』彩流社、東京、2001.
  • 翻訳『シベリア先住民の歴史』彩流社、東京、1998.


Up

山川雅永子
(主に翻訳を手伝ってもらってます。日本語教師。大阪東ティモール協会のメンバー。)
ひょんな事から、6〜7年前にサバイバル・インターナショナルの会員になりました。本部から送られてくる色々な情報を、日本のメンバーの人たちで手分けして翻訳する、翻訳ボランティアをしています。なかなかきれいな日本語にならなくて、難しいですが、在宅でできるところが気に入っています。
外に出てする活動の方は、大阪東ティモール協会のメンバーとして、スピーキング・ツアーや各種イベントのお手伝いをさせてもらっています。東ティモールが独立し、祝杯をあげられる日も近いかもしれません。また、私個人では「読書感想文プロジェクト」というのをやっています。いろいろな人権問題をテーマに本を選び、参加者の皆さんに読んでもらって、その感想文を手作り冊子にまとめてお送りしています。毎年2回のペースで、次回は第16回です。最優秀賞、参加賞などもありますので、良かったらお気軽にご参加ください。

大野 明子
(大野さんは、現在東京在住。昨年からこのネットワークに“はまって”います。)
私は4年前からサバイバルインターナショナル(SI)の会員です。当時、大学の卒論でアマゾンのExtractive Reserves(採取可能保護区)を取り上げたことがきっかけとなり、保護区に居住する先住民族の方々が直面している問題に関心を持つようになりました。当時はロンドンに在住していましたので、SIの事務所にも2度お伺いしました(友人の原稿を届ける等の理由の為)。事務所は一般には開放されておらず、キャンペーン活動等の打ち合わせのみに利用されている様子でした。専従のスタッフは少なく(5〜6名程度)、機材も最小限しかない簡素な事務所でした。掲示板には世界各国から送られてくる先住民族関連の新聞の記事等が貼られていました。スタッフの方々のひたむきな仕事ぶりが印象的でした。

國上 直子
(國上さんは大学生です。最近、翻訳などでかつてのメンバーが怠けている分をカバーしてもらってます)
私がサバイバルに興味を持ったのは、ゼミで北南米の先住民、マイノリティに関するものを選んだからです。ゼミは来年度から始まるのですが、実際、世界各地で先住民やマイノリティにどのようなことが起こっているのか、ほとんど知らなかったので、いろいろ調べてるうちに、サバイバルのホームページを見つけたのです。そこで翻訳の募集があったので、英語の勉強にもなると思って、手伝いをさせていただくようになりました。
こういうテーマを専攻しようと思ったのは、個人的にアメリカの人種問題に関心があるからです。この前の夏、はじめてアメリカに行ったのですが、そこで文化的に日本がアメリカに完全に片思いしているのを見て、かなりのショックを受けたのです。「国際社会に出れば、日本人はマイノリティだ。」という言葉をきいたことがありましたが、現実はそれ以上のものに思えました。日本がアメリカのことを知っているほど、アメリカは日本のことを知らない。そのあまりにも大きい落差に、どうしてこういうふうになったのかと気になりました。
北アメリカのマイノリティたち(2000,3,17)
サンフランシスコのゲイ(2000,3,17)

Up

宮川 正
(広島在住の宮川さんは最近まで日本語教師でした。今、小説家を目指してがんばっています。)
私は、長い間、現代社会の在り方に疑問を持ち、試行錯誤を重ねながら、生きている者です。とりあえず、職業として、この十年ほど日本語教師を続け、只今39歳です。大学で哲学を学びましたが、歴史や文学や、文化人類学など、種々雑多なことに、実りの少ない関心を持ち続けてきました。
疑問というのは、「先進国」と「発展途上国」の関係の不公平が、改善されるどころか、不均衡を増すばかりではないか、ということです。言い替えると、このシステムは、人々の犠牲の上に成り立っていて、「先進国」側はそれを次の世紀にも続けようとしているようです。
弱肉強食の世界なのだ、キレイゴトでは生きて行けない、という考えが「現実的」とされているかもしれませんが、私は端的に、そんなのは嫌です。
そして、特に、先住民族の問題は、「先進国」あるいはそれをモデルとする国家が、「開発」と称して、他人の領分を侵犯することにほかならないと私は考えます。強調すべきことは、先住民族の問題は、「先進国」的な社会モデルを是とする側が引き起こしている問題であって、先住民族側に「問題」はないということでしょう。
ただし、私は、近代文明やそれ以前の文明との接触もなく伝統的な生活を送っている人々に、強い関心があります。好奇心ではなく、人間とは何かを考える上で、とても重要な隣人であると切実に思っているからです。

金澤史子
(岡山在住。短大フランス語教員、翻訳、校正を手伝ってもらってます。専門はジプシー)

田形 圭
(神奈川在住。活動について、いろいろなアイディアを提供していただいております。)
私は、大学一年生です。先住民族に興味を持っていましたので、大学で「先住民族にかかわる平和学」という講義を取りました。その授業で、世界中の先住民族が生活を脅かされ、それに対抗し自治権を獲得しようと奮闘していることを学びました。そこで、私が取り上げ、レポートをしたのはバングラデシュのチッタゴン丘陵問題です。なかなか資料がなく苦労していたところ、サバイバルのホームぺージを見つけました。チッタゴン丘陵問題だけでなく、未だ現在進行形の問題が多いことを知り、今までの自分の認識の甘さを痛感しているところです。私はまだまだ未熟で、どれだけお役に立てるかどうか分かりませんが、サバイバルのお手伝いが出来たらと思っています。

Up

木村ひろみ
(本サイトのリニューアルをさせていただきました。翻訳もたまにヘボですがお手伝いしています。現在はウェブ制作・メンテナンスの仕事をしています。美術(絵画)専攻)

サバイバル・日本ネットワークを初めて知りましたのは、ネット検索で、ブッシュマンのことを調べていた時でした。BBCのドキュメンタリーで、ローレンス・ヴァン・デル・ポスト(映画:「戦場のメリークリスマス」原作者)を紹介する番組があり、その番組を途中から見た私は、紹介されていた「サンの人たち」という民族が、よく知られているブッシュマンと呼ばれる民族と同じだということを、その後1年が過ぎるまで知ることができませんでした。
「サンの人たちは、2つの飢えを持っている。大きな飢えと小さな飢え。小さな飢えは水や食べ物への飢え。大きな飢えは、意味を求める飢え、歌ったり踊ったりで彼らはそれを満たす。彼らはその2つのものを猟る狩人で、身体の飢え、心の飢えを猟る。‥」ローレンス・ヴァン・デル・ポストの語り口と人間性に、すっかり魅せられた私は、その後、彼の著作を読み進めていくうちに、ブッシュマンの存在のすばらしさ、神話の世界と今現在が濃密に繋がって生きている人々がいることへの驚きに打たれました。

サバイバルからの情報は、ブッシュマンを含めた、世界に残る貴重な人々が、現在までどれほど悲惨な扱いを受け、そしてどんどんと消滅していく方向にある、という非情を知らせてくれます。自然や建築・遺跡などに対して、世界遺産という制定で保護する方法を私たちの時代は考えつきました。2003年のユネスコ総会では、「無形文化遺産保護条約」が採択され、民族文化財、フォークロア、口承伝統などの無形の文化も、少しづつ人類共通の宝として保護されるようになってきているようです。
現在に奇跡的に残ってくれている先住民族へも、その同じ意識が広く届くようになってほしいと願わずにいらせません。彼ら先住民族は、関係性の中での不安や孤独に悩む現代人を、地球や宇宙の始まりの時間に結びつけてくれる存在のように思います。私たちは彼らをあまりにも知らない。彼らの声、物語を聞けば聞く程、敬意を払わずにはいられなくなってくるのではないでしょうか。
奇跡的にここまで生を繋いできた先住民族たち。私たち現代人がみな滅びた時にも、生き残るのは彼らかもしれません。



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