The Archer

青年は黙って倒れた。ウィリュナは、急いで青年の倒れている場所に行った。近くで見ると年は17、8ぐらいで、

耳は尖っている。どうやらエルフらしい。ウィリュナは、その青年が息をしているのを確かめると、かついで近く

の町を目指した。

「ここは・・・?」

青年は部屋を見渡し、ウィリュナに尋ねた。

「イムール村の宿屋だよ。もービックリしたよいきなり倒れるんだもん。あっ、それと自己紹介まだだったね、

私は『ウィリュナ・ピックフォート』よ。よろしくね。」

「俺の名は『クロード、クロード・ストライフ』だ。」

「そんじゃあ聞きたいけど、なんで さっきたおれたの?」

クロードは、黙り込みベッドに座った。

「知ってると思うけど魔法を使うには魔法の源『ミリーナ』を使うだろ。じつは俺ミリーナのある所でしか

長く起きていられないんだ」

「ふーん。ねぇ もしかして、クロードって『エルフ』?」

クロードの顔を見ながらウィリュナは聞いた。

「あぁ。俺は、人間とエルフの子供だから、正確に言うと『ハーフエルフ』なんだ」


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