【H16.08.25:やはりあのキャンプ場がいいなぁ】
6時30分起床、またこの時間だ。
今日は宿の朝食が7時からなので丁度良い。

羅臼山登山組は本当に5時に行ったようだ。
天候、大丈夫かな?その懸念があり今回はパス。

7時、宿の朝食はイクラ丼600円。
港町はいいなぁ。
ホタテ味噌汁が美味だった。

パッキング、みな8時出発目途らしい。
外で荷物積みながらいろんな話を。

女子高生は家がバイク屋。
出発第1号、エンジンの回し方が違う。
さすがです。

キクニ兄さん、この人は絶対良い人だ。
最後に握手した。
「向かう方向一緒だから合うかもね?」と言っていたのだが、
合わず。
もうちょっとお話したかった。

バイク兄さん、この人も憎めない。
家が近所なので東京で再会か?

RHのご主人に別れをつげて出発。
まずは相泊温泉とセセキ温泉の羅臼側2大温泉へ。
行く都中、やっぱりパラっと雨が降る。
マッカウス洞窟でカッパを着た。

海岸線の道は右に国後島を望む。
あそこは外国。なんともいえない心境。
北方領土はやはり日本固有の領地です。
一度渡ってみたいものだ。

相泊温泉、FTRお兄さんが一人。
もうあがるとこ。

ちょっと熱目のお湯だが熊の湯ほどではない。
のんびりと国後を眺める。
朝風呂は幸せ。そして独り占め。

【ドカシーの屋根付き温泉です】

つづいてセセキ、
またFTRライダーに出会う。よって温泉兄さんと命名。
家族があそんでいたりして、ちょっと勇気が居る。
温泉兄さんと一緒に入浴。
北の国からでジュンがトドに合いにいった温泉。
海の中な感じが良いが、
どうも落ち着かなかった。

【温泉というか遊び場】

子供が「昆布サーベル!」といって、
昆布振り回して遊んでました。

温泉兄さんは温泉目巡りしているようで、
「また多分合いそうですね」なんて感じで別れた。

次なる目的、とりあえず南下。
セイコマでミネラルウオータを補給と思ったら、
前の車から手を降る人。
RHのオジさんだ。
やっぱり山田康雄に似ている。
さっき別れたばっかりなのだが、ちょっとうれしい。
昆布をセイコマで仕入れていた。
微妙。

そうそう聞いた話だが、
それっぽい店よりもA-COOPあたりの方が新鮮で安いモノがあるらしい。

さて南下。
目指すは「薫別温泉」。
めぼしい林道を見つけUターン、立ちゴケ、最悪。
バイク重いがなんとかなった。
林道をすすむ。
始めて走る林道はオッカナイ。
でもフラットなので走行はOK。
支線が多いので合っているかどうかが非常に不安。

しばらく進むと通行止め。

【もうちょっとだってぇのに】

「温泉にいけません」看板があった。
(どうも温泉部分あたりが崩落?)

【ホントかなぁ・・・】

行きたかった温泉だったので、残念。
でもだいぶ長いこと林道走れたので楽しいは楽しい。

【牧場跡??と寂しい木】

しょうがないので、
林道をぬけてその下の川北温泉へ。
がこちらもダメ。林道の入り口でゲート。

【またですか・・・】

落胆している暇なく雨がやってきた。
雨雲のハジが見え、迫ってくる感じ。
急いでバイクを南に走らせる。
これで雨雲に勝てるのがスゴイ。

しょうがないので温泉を諦めて野付半島へいった。
風、強すぎ。最初の高速バリ。
トドワラを見る、なんとも寂しそう。
風のない夏だったらオススメの道。

このあたり、次にいくのは開陽台か。
道を抜けて給油。
兄さんに「この辺りでオススメの料理は?」と聞くと、
「たつみ食堂の『わがまま丼』」と言われる。
すぐソバなのでそこで昼食。

わがまま丼 = 親子丼 + カツドン + 天丼

そりゃわがままだ。
1000円で非常に美味。

【美味、美味。ボリューム的にも満足。】

お会計すると「これから開陽台かい?」と言われる。
バレているらしい。

その開陽台へ。風強い。
が、途中からそのパノラマ具合のすごさをだんだんと実感。
展望台から眺める地球は本当に丸い。
格子状の防風林見事。地平線が広い・・・。

【見たことない風景が広がる。夜もキレイとのこと】

どうもこの辺りからライダーとのコミュニケーションが、
なんとなく冷たい気がする。
気温のせいだろうか・・・
知床までの道のりは、みんな陽気だったのだが。

本日の目的地は決まっている。
「和琴半島キャンプ場」。
ということで、テント泊。
昨年も行った温泉付きのキャンプ場。

まだちょっと時間があるので、
まずはソバにある「からまつの湯」へ。
本日は温泉三昧。

到着すると湯上りの温泉兄さん。
やっぱり逢えました。

湯船にはオジさんが一人。
どうもこ軽く話しをしたら、この管理をしてくれている方らしい。
お邪魔します。
すぐ裏に川が流れ、これまた良い雰囲気の湯。

【脱衣場もアリ。非常に落ち着く温泉でした】

続いては昨年入れなかった摩周湖へ。
道的に裏摩周湖展望台の方が近いのでコチラへ。

昨年同様、寒い。
ここは年中寒いのだろうか。

到着するとロケバス。
展望台で写真を撮っていると、
若者(毛布君と命名)が「あそこに梅宮辰夫居ますよ!」と。
ほんとだ。

さて、霧の摩周湖。
本日は晴天の摩周湖。
カムイシュ島もよく見える。
(これが見えると婚期が5年延びるらしい)

【霧、ゼロ。】

駐輪場で毛布君と立ち話。
久々に暖かいコミュニケーション。でもココは寒すぎ。

毛布君、駅に置いてあるような無料地図のみで北海道を巡ってる。
スゲー・・・。
「細かい道は?」と聞くと、
「いや、適当で。ガソリンスタンドが怖いですね」という答え。

そして装備が少ない。ゴミ袋にくるんだ毛布が気になる。
「寝泊りはRH?」と聞くと、
「野宿です。バス停が多いです。稚内は辛かったですよぉ」という答え。

スゲぇよ毛布君。
多分、高校生。非常に愛くるしい。

毛布君は東に向かっていて、
僕が今日走ったルートを逆に進むようだ。
方角が同じだったら、一緒にキャンプしようと誘っていた。

「天気が良いから開陽台キレイだよ、建物もあるから野宿にいいかも」
と伝えるものの、彼の地図にはもちろん開陽台は無い。
「道道150号をずっと走れば看板あるから」と伝えお別れ。
ガンバレ、毛布君。

さあキャンプ場へ。
キャンプ場のソバにはお店がなかったので、
途中のスーパーでお酒、食材を買出し。
買い物袋をさげてR243を走る。
風が強く、バタバタして走りづらい。

到着、屈斜路湖。
到着、和琴半島キャンプ場。

1年ぶりだけどなんか懐かしく、
知っている場所なので落ち着く。

入っていくと・・・、ガラガラ。
風ビュー、ビュー。
湖面は波ザー、ザー。

【写真でみると穏やかそうなのですが・・・】

そんな中、意地でもキャンプ。
早めにペグを打って、強風の中なんとか設営完了。

【バイク乗り入れOKは非常に嬉しい】

まだ明るい。
ということで、また温泉。
屈斜路湖の東側にあるコタンの湯へ。
距離にして10kmくらいだろうか。
コタン・アタック!かなり頑張った。

先客オジさん2名、後客ライダー2名。
湖面を眺め入る湯もまた良し。

さてキャンプ場に戻る。
少ない・・・、隣人が遠くこれはずっと一人だなぁと。
本日の食事、
白米、タラコ・パスタ、餃子。
北海道っぽさゼロ。

【写真で見ると生生しい。ビールなければ安上がり。】

あ、サッポロクラシック。毎日飲んでる北海道限定ビール。
これが唯一の北海道。

【餃子ウオーマーとしてエスビットを使用!】

食べ終わったら隣接する湖畔の温泉へ。
星空をみながらボケーっと。
入浴後1時間は日記を書いたが、
飽きてきたのでまた入浴。

テントが強風でバタつく音と波の音を聞きながら23時ごろ就寝。
無料温泉5つな一日。スグ眠れた。

本日の走行:282km