【H16.08.20:午後半休のち出発】

いつもは10時出社。
が、午後半休につき9時出社。
というものの5分程遅刻。(フレックスに付き遅刻扱いにはならない)

作るべきものを急いで作成。仕事はやっつけた。
気になるのは台風情報。何故右折するのだ台風よ。
どこに上陸するかと心配していたが、
青森を抜けて東へ行くようだ。
行きのフェリーが揺れるのは覚悟ができた。

12時、みなが昼食に出かける中、申し訳ないが終業。
帰途に付く。

帰宅後、急いで荷物を詰め込んでいく。
見当のついているものをガシガシいれていくが、
多くのカバンの口を閉じてしまったので、
そのほとんどがリュックに入っていく。

重い、小さいリュックがかなり重い。
運転で肩がコリそうだ。
時間ないのでしょうがない。
後日、パッキングしなおそう。

バイクにカバンをくくりつける。
これはいつもの大きさなのでいつもの縛り方。
振り分けバックが付くとやっぱりデカく見える。

やっつけ仕事っぽいが、13:45、準備完了。
初日の目的地は大洗。距離150km弱。
予想到着時刻、16:45。
チョークを引いてエンジン始動。
いよいよ今回の旅が始まる。

リュックを背負い「重い・・・」と思いつつバイクにまたがる。
「バイクも重い・・・」と思いつつ、サイドスタンドをはらいギアをローに。
クラッチをミートすることで今回の旅が始まった。
(最初の写真撮るの忘れた・・・)

が、最初の左折で妙にふらつく。
「あ〜、バイク重い!重心が変!」
大通りに合流。
「ひぃ〜、風が強い〜!」
風にも負けず環7→目白通り→外環。
荒川出現、埼玉県突入〜っ!ビューっ!
なんなんだ、この風は??
バイクには危ないって。普通より重いし。
そんなやりとりが続く外環道。
(そしてこのやりとりは大洗まで続く・・・)

台風のせいか強風の洗礼を受ける幕開けであった。

よく考えたら昼食を食べていない。
大きいPA後の小さい守谷PAで休憩。
お約束のカツカレーを食べる。
【この旅での一枚目の写真】


味に期待できないところではカツカレーを注文することが多い。
これが一番外れない気がするから。
カレーだけだと悲しくなることが多いのでカツカレーとなるのであった。

しかし熱い。
風がつよく上空がキレイだからか。
なのでアイスを・・・、クリーム系はイヤなので・・・
「スイカバー」しかない。
しょうがない。

学生の頃、先輩に「なんでもいいからアイス買ってきて」と言われ「スイカバー」を買っていった所、
「これだけはイヤなんだ!」とよくわからないお叱りを受けたことを思い出した。
なんでもよくないじゃん。

久々に見て食べるスイカバー、変な後味の残る微妙な味であった。

【この旅でのニ枚目の写真、いいのか?これで?】

強風の中、大洗港に到着。
思ったよりもバイクはすくなく15台ほど。
「さて乗船手続き」と思っていると、


「北海道行くの?」


とオジさんが話かけてきた。

乗船待ちのバイク置き場だから、
そりゃ行くさっと思うが「近所の人かな・・・」と思い、
「ハイ!」と良い返事で答える。
「どこからきた?」「バイクの大きさは?」
「何日?」「どこいくの?」「学生かい?」
と、このオジさんの質問責めがまたすごい。
乗船手続きにも行けず。

20分程話すことに。
いいかげん手続きにいきたいので、
「そろそろ手続きを」ときり出すものの、
「30分後らしいぞ」と言われる。
「まじかよぉ〜」と思った数分後、


「ただいまより、自動車・オートバイの積みこみを開始します」


おいおい、乗船手続き、始まってるじゃんか。
「あ?手続き行ってきます」と切り出しオジさんとはお別れ。

別れ際、「あのハイエースだから見かけたら声かけて」。
あれ?渡道ですか?
なんとなくどこかの名所で出会う気がする。

【船の名前は「バルナちゃん」】

手続きすんだら数分で乗船。
割り当てられた2等寝台の部屋は・・・、角部屋、GOOD!
窓が目の前、マリンタワー越しに落ちる夕陽。

【ヒマだったので「足付き」】

「さぁ、電話を充電!・・・あれぇ?」
何故だ?2等寝台なのにコンセントないの何故だ?
通路に沿ってコンセントがある。
が、こんなの迷惑になっちゃうよ。

そしてお風呂の時間を確認すると、
「本日@@時からは○○団体のお時間に」という張り紙あり。
これが団体ってやつか・・・と思いつつ、
団体が来る前にお風呂に入ってしまうことを決意する18時。
早いなぁ。

お風呂からあがると、
白いポロシャツを来た団体搭乗。
浦安自然のなんちゃらって団体なのですが、
フェリーで北海道というのもスゴイ。
小学生から高校生までいるようだ。
何の集団だろう?
何人かの子供が「こんにちは」を挨拶しくれた。かわいいなぁ。

2等寝台に戻ると隣の島には小さい子供連れ。
パパから「小さい子がうるさかったらすいません」といわれる。
返答が難しいが「いえいえ」と答えておく。

船内で「北海道限定生ビール」を販売している。500円。
その傍のソファーにコンセント発見。

ビールを購入し、
出航とほぼ同時刻にジョルナダで文章を記述し始める。
(当然、この文章がその時間)

このビールがなかなか美味。
文章もすすみ、2杯目購入。
が、売れ行きは悪い。みんな缶ビールにいってる。

20時でそのビール売店も閉まってしまった。
結構、長い時間文章を書いていることになる。

どのフェリーも大体ロビーには人があふれているが、
このフェリーはどうも違うみたいだ。
僕の座るソファー近辺はガラガラ。


アナウンスが流れた。
本日のマリンシアター、「男はついらいよ〜寅次郎の青春」。
青春ですかぁ。そんな言葉はいつから似あわなくなったのでしょう。

今回のような旅行だって、
若いうちに実行していたら「青春の風物詩」みたいになるのに、
この歳だと「いつまでそんなコトしてるの?」を言われる。

っち、身分相応?なんなんだソレは?
自分が背負う責任ってやつでしょうか?
「そんなコト」ってのが何を指しているかにもよるけど。

まぁ、そう言う人がやってきたコトが、僕の「そんなコト」に当てはまらないのなら、
そんな意見は流すだけ。

やっぱり「そんなコト」に寄ってしまうが、
人間が感銘を受けるコトに年齢なんてのは関係ないはず。
むしろ、「知ってる、知らない」という所に着目したほうがよい。

ビールがすすんでいるせいか、
クダを巻いたような文章になってきた。
もうやめよう。

そんな本日、
フェリー向けの格好を持っているので半袖半ズボン。周囲もそう。
なのでバイク乗りの人かどうかもわからない。

でも、単独行動している人は高確立でバイク人なのだろう。
何故、こんな文章を書いているかというと、
今、隣のソファーにそれっぽい人が居るから。

話かけるとすれば「一人旅ですか?バイク?」かなぁ。
しばし様子見。
すると飲み物とヨーグルトを置いてどこかに行ってしまった。

ソファーが硬い為、お尻が痛くなってきた。
ちょっと寝台に帰りたくなってきたが、
ここで帰ったらこの「飲み物とヨーグルト」は俺のだと思われるのか?
まさか中は空?勘弁してよ〜。

すると団体の少年が「山田マリア〜」と叫ぶ。
なんなんだ?
船内の売店がソファーから見えるのだが、
もうおみやげを買っている団体の少年も居る。
いろいろと謎だなぁ〜。

デッキから出てきた人が星に感動していた。
風のおかげで空気がキレイかも。

時刻は21時。売店も閉まる。
さぁて、星でも見て自分の寝台に戻るか。

「飲み物とヨーグルト」、中身が空なら捨ててやる!ちくしょう。

※ヨーグルトは空、ペットボトルの中身は水ちおうことで放置

※22時、ビールが心地よく回り眠気がやってきたのではや睡眠。

本日の走行距離:145km