真っ黒日焼け |
「ビール飲みますよね?」 花火の後片付けを終えて家に入り、振り返らずに問い掛ければ、返ってきたのは抱擁だった。後ろから抱き締められて八戒は一瞬息を詰める。その隙に三蔵は合わせの中に手を入れて胸元から首筋まで撫で上げる。 「三蔵……」 吐息のような問いかけにも三蔵は衣紋を抜いて項をあらわにさせ、そこに唇を寄せることで答える。蛍光灯に照らされた白い項が妙に艶かしくて、そこから目が離せなくなった。自分が贈った浴衣を嬉しそうに着て微笑んでいた八戒が、間に花火があっただけで遠く頼りない存在へと変わった。だから腕を伸ばし抱き締めて温もりを確認する。確かにここに居る事を。肌に唇で触れるとマルボロではなく硝煙の香りがした。 「邪魔者を追い払ったのはお前だろう」 「そんなつもりじゃなかったんですけど」 「本当か?」 「確かに、冷やかされるのはご遠慮願いましたけど…」 語尾が小さくなった確信犯に抵抗する素振りはない。三蔵は薄く笑うと短く刈った後ろ髪の下、襟足から舌で撫で下ろす。と真っ白だと思っていた首筋にうっすらと日焼けの跡があった。八戒は夏でもあまり肌を露出する服は着ない。Tシャツやシャツは長袖がほとんどだ。本人曰く半袖でも暑いのには変わりなく、長袖の方が肌が焼け付く感じがしないという事らしい。ふと思いついて手を取って見ると、やはり手首の辺りに同じ様にうっすらと日焼けの跡があった。 「どうしました?」 愛撫する手が止まり、急に自分の手を取り動かなくなった三蔵を八戒は振り返る。三蔵は手首を更に引き寄せると、そこに唇を落とした。 「日焼けしてると思ってな」 「僕だって外を歩きますから。買い物に行くにも、貴方に会いに行くのにも距離はありますし」 手首を強く吸われて八戒はぴくりと体を震わせ瞼を伏せる。俯いた顔のせいで首筋から鎖骨までのラインが白く浮かび上がり、三蔵は目に付いた日焼けの跡の上に今度は歯を立てた。 「………ぅ…」 息を詰めて先程よりも反応した八戒の片袖を抜いて、今度は肩を露わにさせる。新雪を思わせる白い肌の上に赤い痕跡を付けながら裾を割ると、日焼けしていない大腿が誘うように覗く。新雪を冒すように手を触れ愛撫しながらも、唇は肌の上を離れず赤い跡を次々と残していく。八戒の息が徐々に上がり、感じていく度に身体の力が抜けてく。縋るものを求めて八戒は胸を弄る三蔵の手首を掴む。しかし三蔵の手は意に介さず動き、赤く痼ってきた胸の飾りを引っ掻くように弾いた。 「…っん……」 「ベッドまで持つか?」 耳を甘噛みしながら問い掛ければ、八戒は振り切るように首を横に振って否定した。ソファまでほんの数歩の距離であるにも拘らず、膝が震えて八戒は自分の足で歩けそうにもない。三蔵に身体を預けて縋りつくと、強く抱き締められる。 「八戒」 熱い息と共に囁かれて、八戒の膝はかくんと折れて崩れ落ちる。力の入らない身体を抱き上げて、三蔵は近くにあったソファに乱暴に押し付けた。向かい合う格好になって八戒は首に腕を絡めて自分からキスをする。舌を絡めて撫で合いながら手は背中まで滑り、共衿が緩んで少し肌ける。積極的な八戒に唇の端を上げた三蔵は、愛撫していた手を下ろして下着の上から八戒自身に触れた。 「もう、こんなになってんのか」 形をなぞりキスの合間に囁けば八戒は一瞬にして頬を染める。楽しげな紫の瞳を睨んで横を向いた八戒の耳は赤くなっている。三蔵は再び耳に舌を入れながら、下着の上から形を変えている八戒自身を握り込む。 「………う…っ…ん…」 「どうして欲しい」 舌を這わせて甘噛みしながら耳元で訊くと八戒の身体が小さく跳ねる。いつもならば断りもなく取り去る下着なのに、今日に限って訊いてくる三蔵の真意は判らない。けれど更に煽るように胸の飾りを弄られて八戒は、もう自分だけではどうしようもない状態になっているのを自覚する。 「脱が……せ…」 刺激に身体を少し捩らせ懇願すると、三蔵の手が背中から滑り降りて下着に手を掛ける。そして八戒も腰を上げて三蔵を手伝い、下着が取り去られる。直に握りこむと八戒自身は形を変えて三蔵の指を濡らした。 「先にいっておくか」 「……ん………ぅ…」 素直な首肯に三蔵は唇を下へとずらしていく。胸の飾りを遊び、時折赤い跡を付けながら腹の傷痕まで辿り着く。そこを舐めて吸い上げれば八戒の身体が大きく跳ねる。ここは八戒が過去を意識する場所であると同時に、最も感じる場所でもある。帯を緩めて浴衣を寛げてやると傷痕全てが見える。三蔵はそこに口付けると、殊更丁寧に舐めて赤い紅い跡を付けた。 「あぁっ、三…ぞ……」 三蔵の手の中で八戒のものが質量を増して、更に蜜が零れる。ふと三蔵が視線を上げると八戒の俯く顔が目に入る。瞼を閉じて唇を半ば開き、与えられる感覚に耐えるようにも浸っているようにも、そして待ち侘びているようにも見える。その顔を見つめたまま、先端を強く押すようにして掻いてやると蜜は溢れ、綺麗な柳眉を寄せて唇から甘い吐息が洩れた。そうして唇の端から雫がつと落ちて、三蔵が誘われるまま顔を近付けると気配に気付いて瞼が開く。うっすらと涙の膜が張った翠の瞳は、舐めたら甘そうな色をしているくせに睨んでくる。中々先に進まないのを責めているのだろう。欲に染まった翠の瞳は熾火を点して艶を放つ。何度見ても美しいその瞳が自分だけを映し、欲する。この快楽。 三蔵はうっすらと笑みを浮かべて口付ければ、熱を煽るように八戒は深く求めてきた。唇は深く合わさり手は背中へと回り全身で求めてくる。 「…さん…ぞ…三…ぞ……ぅ…」 キスの合間に零れる声は熱く甘く、三蔵の熱も高めていく。唇を離した三蔵は、八戒の大腿に手をかけ大きく開かせるとソファの上に乗せる。そして跪いて八戒のものを咥えた。 「あ…やっ……さ、んぞ……」 浴衣は申し訳程度に引っ掛かるくらいで、三蔵に向かって両膝を曲げたまま大きく足を開いている。そんな自分の姿を自覚して八戒は、音が出るくらいの勢いで全身を赤く染め上げる。目を閉じれば三蔵の蠢く舌や口腔の熱さをより感じて肌が粟立つ。宥めるように促すように大腿を撫でられて、八戒は誘うように自分から更に足を開いてしまう。 「…も……さ…ぞ……」 内股の筋肉が引きつり、八戒は頭を横に振って限界が近いと伝える。力の入らない腕をなんとか持ち上げて震える指で三蔵の髪に触れる。頭を掴んで引き離したいのだが、与えられる刺激でそれも出来ず、指は髪を緩く引くしか出来ない。更に手を下げて頬を包み込んだ時、強く吸われて八戒は達してしまった。 「ああっ…ぅ……」 三蔵は咥えたまま飲み干し、更に舌で舐め上げる。背中をしならせた八戒は、がくりと頭を垂れて金の髪を抱え込むように腕を交差させた。 「何で引き剥がそうとした」 「…だって……」 見上げてきた紫暗の瞳は不満の色を湛えていて八戒は言葉に詰まる。自分は妖怪だし、と言えば三蔵はそれが何だと答えるだろう。確かに抱き合ったのはもう両手の数では足りない。けれど妖怪である自分のものを三蔵が飲み込む行為は、どうしても罪悪感や後ろめたさが生じてしまう。彼のものをこの身に受けるのは構わないのだがこんな時、血によって変わってしまった自分を再認識してしまう。 憂いた瞳を伏せて黙り込んでしまった八戒に三蔵は紫暗の瞳を眇める。そんな表情をさせたくてした訳ではないのだ。 「良くなかったか?」 「そんな事……」 赤くなって否定する八戒に三蔵は笑って口付ける。泣きそうに歪んだ瞳を閉じて、八戒は首に腕を絡めて自分から抱き寄せた。苦味のある口腔内を舐め取るように、八戒は舌を使い軽く吸い上げてキスに夢中になる。三蔵は応えてやりながらしがみつく八戒の身体をソファに横たえた。身体がぴたりと重なりあうと三蔵が自分を欲しているのが判って、八戒も再び身体に熱を点す。片膝を曲げて自分から身体を開くと、三蔵も大腿に手を掛けた。曲げた片足をソファの背凭れに乗せると、もう片方の足がソファから落ちて更に三蔵を誘う姿になる。見つめられる視線に八戒は羞恥を覚えて横を向き、片腕で顔を隠すように俯いた。そうすると無防備な白い肢体は着崩れた浴衣と相俟って更に艶かしくなる。三蔵は酷薄に笑うと、焦らすように白い内股に唇を寄せて跡を付ける。と八戒の身体が感じてぴくりと跳ね、その拍子に抱えた足の踵が三蔵の腕に触れた。視線を移せば足首にもうっすらと日焼けの跡が付いている。あまり肌を露出しない上、焼けにくいのだろう。近付いてよく見なければ判らないくらいのうっすらとしたラインに、三蔵は眉根を寄せて不快感も露わに強く吸い付き跡を残す。しかしそれでも気が済まずに噛み跡まで付けた。そこまでしてから三蔵は、首筋や手首にあった日焼けの上にも跡を付けた理由を漸く思い知る。気に食わないのだ。自分以外の跡が八戒の身体に付いている事が。だからその痕跡を消すように、自分の跡を執拗に付けたのだ。腹の傷痕もそうだ。そこが感じる場所だという以上に、目に見える過去と繋がる場所にいつも跡をつけるのは、思い出させたいからではなく、塗り替えてしまいたいからだ。 「…さ…ん、ぞ……」 焦れたように掠れて甘い声は、羞恥を伴い震えている。見れば八戒自身の形が変わり、受け入れる秘所は誘うように緩く収縮していた。それらを見ながらも三蔵は態と足の甲に舌を這わせて跡を付ける。足の指を口に含んで音を立てて舐れば、八戒の身体が跳ねて形が変わった。 「ぃ…や、三…ぞ…」 三蔵に見られながら、迂遠な愛撫に感じてしまい八戒は翠の瞳を向けた。しかしそうする事でより感度が上がるのを三蔵は知って、また見せつけるように跡を付ける。もっと欲しがればいいと思う。自分以外の跡を許せず、所有の証を付けてしまう自分以上に。更に焦らすように足首から脹脛、そして膝へと舌で撫でながら跡を付けていくと、八戒は眉根を寄せてじれったそうに身を捩る。 「三ぞ……も…ぅ…」 「もう…何だ?」 最も欲しがる所に触れずにそり立つ八戒自身に舌を這わせれば、身体は堪えきれずに跳ねて唇からは嬌声が漏れる。意地悪く周辺にだけ舌で触れると、八戒は熱で潤んだ翠の瞳を向けてきた。 「…欲し…ぃ…で…」 望む言葉を訊いてもまだ足りない。顔を隠して瞳だけ向けているのも気に食わない。今すぐ八戒の中に押し入りたい欲望を凌駕する欲求が沸いてくる。それを判らせてやりたい。 「まだ解してもいねぇぞ」 視線を絡ませて瞳だけ笑うと、三蔵は舌を伸ばして待ち侘びる秘所にを舌を差し入れる。 「やっ…さんぞ……だ、め……」 「何がだめなんだ。このままだとお前が怪我をするだろう」 「…やぁ……も……ぅ…っ…」 八戒はこの行為を嫌がる。それを知っていて態と音を立てながら、唾液を塗りこみ徐々に広げていく。力の入らない身体で抵抗しようとする八戒を、三蔵は大腿を押さえ舌での愛撫をより一層激しくする事で捩じ伏せる。本当は嫌ではないのだ。その証拠に躯は素直に応えて中は熱くなり、入り口は大きく収縮して三蔵をより誘う。まだ完全に快楽へと染まらず理性が残っているだけだ。そうさせているのは自分なのだが、面白くないと三蔵は指を一本づつ入れて尚も舌を使った。広げられた所を撫でられ吸われて、八戒は堪らず高い声を上げる。 「三ぞ…お願っ……早…く…ぅ…」 最早抵抗する気力も体力もなく腕は滑り落ちて、乱れるこげ茶色の髪の下から翠の瞳が熱を孕んで三蔵を見つめる。躯で表情で瞳で全てが三蔵を求めて。哀願する翠の瞳から泪が零れ落ちそうになり三蔵は、これ以上は自分も我慢が出来ないと喉を鳴らした。 「…仕方ねぇな……」 三蔵は涙が零れないように目元に口付けると、片足を肩に担いで大きく開かせ猛る熱を突き入れた。 「あ、ぁぁっ……」 苦しさの中にも愉悦の声が混じり三蔵は促されるようにすぐに動き出す。横向きで三蔵を受け入れた八戒はいつもと違う角度にすぐにはついていけない。上半身を捻って仰け反り、そこを又三蔵に突かれて悲鳴に近い声を上げる。それに気付いた三蔵が片足を抱えたまま腰を掴み、自分の動きに合わせるように激しく突き上げた。 「ひっ、もっと…ゆ…く…ぁ」 「…欲しがったのは………お前…だ、ろ」 「んっ…や…ぁ…」 八戒の中は熱く締め付けてきて、三蔵を離すまいと絡みついてくる。言葉よりもよほど素直だと三蔵は、それに抵抗するように抜き差しを繰り返す。ぎりぎりまで引き、そして応えるように奥まで突き入れる。その度に自分の熱が高まり汗が吹き出る。こうして躯を繋がなければ自分はどうしていただろうと、押し寄せる熱の合間にふと過ぎる。 八戒が自分の下を去った時、身体に穴が開いたような感覚に陥った。そして再び自分の下を訪れた時穴が塞がり、八戒いなくなったためだと気付いた。だが何故そうなったのか判らず、傍にいない事に苛立ち焦燥に駆られ、知らぬ感情は膨れ上がっていった。ある日寺に来た八戒と口論になり、怒りが押さえきれずにそのまま押し倒した。そうなって初めて自分の感情を理解した。勢いが止まらずそのまま抱いたが、驚いた顔をしたものの八戒は抵抗しなかった。その時八戒から抱き締められて、胸に広がった感情は未だに何と言っていいか判らない。けれどその時、もう手放せないと強く思ったのは確かだった。例え八戒が離れた距離に住んでいてもその想いは変わらない。いや、逆にその方が良かったかもしれないと最近では思う事もある。でなければ自分は監督官の立場を駆使して、八戒を部屋に閉じ込め鎖で繋いでしまいたいと思う事もあるからだ。誰にも見せずに自分だけ見つめるようにしてしまいたいと… 「あぁっ…さ…ぞ……ぅ…さん…」 八戒の一際高い声に三蔵は意識を戻す。白い肌の上には首と言わず胸と言わず、腹や足まで至るところに赤い跡が付いている。そして自分の下で善がり名を呼びながら声を上げる。応えるように奥深くを突いてやると中が痙攣して強く締め付けてくる。 「…くっ……俺の…もの、だ…八…ぃ」 うわ言のように繰り返し名を呼ぶ八戒の声は熱く掠れている。それを聞きながら三蔵も熱を高めるのに集中し、より激しく穿つ。 「ぃ、あっあああぁ……ぁ…」 感じる場所を強く擦られ八戒は艶声を盛大に上げて達し、三蔵を熱く激しく締め付ける。それに耐えることなく三蔵も八戒の中に放った。 無理な姿勢を強いたためか、八戒は荒い息を吐きながら軽く放心している。焦点の定まらない翠の瞳に三蔵は薄く笑うと、片足を下ろして繋がったまま抱き起こす。汗ばんだ躯が重なったが不思議と八戒だけは不快感がない。弾んだ息が整うまで抱き締めていると、汗が背中を伝い下りていく。それを目で追う紫暗の瞳が細まる。三蔵はかろうじて残っていた帯を解いて完全に浴衣を脱がせ、裸身になった八戒の躯を後ろから抱き締める。その拍子に三蔵のものが抜け落ち八戒が意識を取り戻す。その直後、躯の中にもう一度三蔵のものが入ってきて翠の瞳が見開かれる。中には三蔵の放った残滓があり、水音を響かせ八戒は躯を震わせた。 「なっ…三、蔵?」 「今日はやる気だろ?」 「待って…もう少し、休んで…」 「こんなに感じてるのに我慢出来るのか?」 顔を首筋に埋めて話せば、八戒の躯はそれだけでまた震える。更に首筋に舌を這わせ片手は胸を弄り、もう片方の手で力ない八戒自身をなぞれば、中に入った三蔵のものを軽く締め付ける。 「あ………」 「くく…体の方が素直だな」 後ろから抱き締めたまま今度はソファの背凭れに両手を付かせて軽く突くと、八戒の背中が綺麗にしなり喘ぎ声が洩れる。白い背中はまだ真っ白で、三蔵は唇を寄せて赤い跡を付けていく。背骨のすぐ脇や肩甲骨と、八戒の感じる場所は1つではない。手での愛撫を続けながら1つ、また1つと吸い上げたら甘噛みをして所有の証を刻み付ける。日焼けに独占欲を掻き立てられた熱はまだ収まらない。キスのしにくいこの体勢を八戒は好まないのだが、散々焦らせた躯は自身の意思では制御出来ないほど感じているようだ。三蔵からもたらされる刺激を躯は喜び、またそれ以上を欲して腰が揺れている。八戒の媚態に三蔵は笑みを浮かべてゆっくりと回すように腰を動かす。 「……あ…んっ……も…と…」 緩慢な三蔵の動きを否定するように頭を横に振るのに、唇から紡がれたのは素直な欲求。三蔵はそれに満足すると、一度目とは違いすぐに激しく穿ち始める。 「ああぁっ…さっん…ぞぅ…いぃっ…」 「…褒美……だ」 三蔵は身体を前に倒して八戒の顎と取り、強引に振り向かせキスをした。苦しい体勢ながら翠の瞳は喜色を浮かべ、三蔵の全てを奪うように舌を吸い上げ、埋め込まれた三蔵の熱い楔を離すまいと強く締め付けた。 太陽の付けた跡ではなく、全身に所有の証を刻まれて八戒は絶え間なく嬌声を上げ続ける。 真夏の長い夜はまだ終わらない 原作設定:旅に出る前の2人 目指したのは夏エロ |
2006/09/19