2006/04/01/夕焼け小焼けの謎

 この時期まだ朝晩は寒い時もあるが、春の訪れである鶯の声が聞こえてくる。この季節にやって来る野鳥の歌声を目覚ましに白雪大佐は起床するのだが、この日は違っていた。何となく空が明るくなった気配を感じながらも、大佐は布団に包まって眠っている。その耳に微かな音が聞こえてきた。聞き覚えのある曲だ。どうやら夕焼け小焼けのようである。重たい瞼を無理に開けて時計を見たがまだ起きる時間ではない、筈だ。夢心地で違和感を感じたその時、声が聞こえて来た。
 
 「五時半になりました。良い子の皆さんは車に気を付けて遅くならないよう帰りましょう」
 
 よく聞くフレーズだ。どうやら仕事にも行かず、今日という日は終わるようだ。あっという間の一日だったな。
 と朧げに思っていると、再び夕焼け小焼けが聞こえてきた。白雪大佐は考える事を放棄して再び眠りについた。



 その後、寝たり起きたりを繰り返し、浅い眠りから起床した白雪大佐は起きたばかりだというのに既に疲れていた。
 しかしそんな身体に鞭打って、朝方聞いた不思議な夢の真偽を確かめてみることにした。

 
 白「今朝、夕焼け小焼けが聞こえてきたんだけど…」
 母「私も聞きながら大笑いしたわよ。機械が故障したのかしらね〜」
 
 やはり夢ではなかったようだ。しかしそれが判ったとしても疲れた身体は変わらない。朝だというのに疲弊しきったまま大佐は出掛けた。 そして職場の後輩に今朝起きたその事を話してみた。

 白「今朝、六時過ぎに夕焼け小焼けが聞こえてきてびっくりしたよ」
 後「え、ほら、あれじゃないですか?朝帰りの人に早く帰りましょう、て促したんじゃありません?」
 白「それは良い子じゃないと思う」
 
 そんな話をしながら大佐はふと壁を見て、ある事に気が付いた。
 
 白「判った!エイプリルフールだったんだよ!!」
 後「えぇ!!そんなにおちゃめな事する行政なんですか?」
 白「多分間違いない。私もまさか自治体レベルで嘘吐かれるとは思わなかったよ」


 こうして朝の夕焼け小焼け事件は解決した。
 そしてそれに触発されたNATUKAはエイプリルフール企画“漢祭”を開催したのでした。
2006/06/12/大和魂

 この日の朝、大佐はジョ○を届けてくれるヤクルト○ディと頷きあった。
 
 「いよいよですね」
 
 ヤクル○レディ一家はRE○Sサポ一家。当然3人も選出されている代表を家族で応援。

 その後大佐は準備怠りなきよう接骨院に行き治療も受ける。
 
 「今日は後は寝るだけにして、LIVEで見ますよ」
 
「お願いします」
 
 私のサッカー好き(及びスポーツ好き)はここの先生やスタッフの方々にも知れ渡っている。
 ここでも頷きあう大佐。




 そして運命の試合。結果。





 大佐の携帯にメールが続々と入ってきた。勝てば歓喜を、負けても悔しさが言葉に集約する。
 その一部を本人達の了承を得て紹介する。


 小人黄
 「友よ拍手を、喜劇は終わった。」  (ベートーベン辞世)

 小人赤
 「身はたとえ ドイツらの野に果てぬとも とどめおかまし ジーコジャパン」  (元ネタ吉田松陰)

 白雪大佐
 「思いつつ 寝ればや枕は濡れねども 青き夢よ つねとならざる」  (参考小野小町)
                                          ※この場合常と宮本つねの掛詞
 小人桃
 「非電愚に 青き兵やぶるるも 一割強の 希望にかける大和魂」
  ひでぃんぐ   つわもの       わずか

 小人黄
 「青衣 もののふ色に例えども 一夜ののちには 陰鬱の碧」

 
 その後不貞寝をしたものの悔しさのあまりなかなか寝付けず、翌日寝不足者続出。
 体調不良の中↑こんな事して憂さ晴らしをしていたのでした。



 そしてこれを書いている今日、2戦目終了後なので小人赤に〆てもらいます。
 


 小人赤
 「サジは投げられた」  (カエサル)


 いとかなし

つづく