パーマ

 

一般的にパーマは、こんなロッドを使ってかけていきます。

根元からのボリュームを出すようにかけたり、毛先だけにパーマをかけて動きを出したり・・・

ロッドの太さと、薬の強さ、1液の放置時間のバランスで、かかり具合を調節します。

パーマ液の種類

いろんなものがありますが、一般的なのがチオグリコール酸のパーマ液です。

しっかりとしたウェーブを必要とするパーマには最適です。シスチンパーマというパーマ液は、肌にも髪にもやさしい薬です。

このパーマ液は、仕上がりに弾力があり、クセ毛のようにもかけられるので、

毛先のみのパーマなどや、痛んでいる髪の毛にかけるときに非常に便利です。最近のパーマでは、このシスチンパーマをよく使います。

1液

この薬で、髪の毛のタンパク質の結合を一度切り離します。

テンションをかけて巻き込まれた髪の毛は、この1液で結合を切り離されるんです。10分から15分で、テストカールをします。

このときにパーマ液の作用が進んでいたならば、結合が不安定になっていますので、柔らかく髪の毛にウェーブがついています。

テストカールのあとは、また元通りにロッドを巻きます。

2液

1液で切り離されたタンパク質の結合を、2液で再び結合させます。テストカールで、求めるウェーブがついたときに2液をつけます。

2液の放置時間はだいたい10分から15分です。

ロッドを巻かれた状態で、再結合させますから、巻かれたロッドに忠実なカールが作れるんです。

放置時間がすぎたら、ロッドを外してよく洗い流します。最近のパーマ液は、アルカリ臭が弱いものが多いですね・・・

おうちに帰ってからのケア

パーマをかけた当日にシャンプーをしてもいいのか、よく聞かれます。

最近のパーマ液は、定着が早いものが多いですから、シャンプーしていただいて結構です。

パーマをかけた後に、ヘアーマニキュアをなさる方もいらっしゃいます。

それでも、ウェーブダウンは殆どありませんから、ご安心ください。