ヘアーマニキュア

マニキュアは酸性のカラーなので、酸性カラーと呼ぶお店もありますね。

ここでは、マニキュアの染まり方から、染めた後のケアまでを分かりやすく説明したいと思います。

マニキュアの染まり方

薬のPH値は、3くらいです。髪の毛のPHは、通常5から6の弱酸性です。

染める前に髪の毛を酸性に傾けるリンスをします。その後に塗布するわけですが、

プラスの電気を持ったマニキュアが髪の毛と電気的に結合してコーティングされるわけです。

そのため、毛表皮(キューティクル)の内側までしか浸透しません。内部の組織を分解しないので、

髪への負担がありません。健康な髪の毛は、キューティクルが6層から7層ありますが、

これが少しずつ剥がれていくと、艶のない髪になります。ここも、コーティングしてくれるマニキュアは、

髪本来の艶を蘇らせてくれるのです。

色の種類

色は、無限に作れます。マニキュアは見た目に絵の具のように見えます。

好きなように色混ぜが出来るんです。でも、ここで大切なのが、染まりあがりの色です。

分かりやすく説明しますと、白髪と黒い髪の場合を考えてください。茶色の絵の具(マニキュア)があるとします。

この絵の具(マニキュア)を白い画用紙(白髪)と黒い画用紙(黒髪)に塗ります。

白い画用紙は(白髪)茶色になります。黒い画用紙(黒髪)は、あまり塗った(染めた)ことが目立ちません

同じ色を使っても、ベースの髪の毛の色によって発色もぜんぜん違うんです。

黒髪に赤いマニキュアをすると、どうなると思いますか?栗毛っぽくて、素敵な色になるんですよ・・・

髪が伸びても、アルカリカラーや中性カラーのように、くっきりと境目が出ないのも特徴です。

染めた後のケア

「マニキュアって、シャンプーの時に色落ちがしていやだ」 そういうのは2,3年前の話。

今のマニキュアって、シャンプーの時の色落ちは目立たないんですよ。

でも、せっかく染めたマニキュアを長持ちさせるには、やっぱり弱酸性のシャンプーを使って欲しいですね。

そして、リンス(コンディショナー)とトリートメント。

マニキュアをした髪の毛は、もうサラサラになっているはず。

リンス(コンディショナー)だけで充分です。

というのも、トリートメントは髪の内部にまで栄養を浸透させるので、

その際にマニキュアを少し追い出してしまうんです。

どうしてもトリートメントをしたい方は、マニキュア専用のトリートメントがあります。

どうですか?少しはマニキュアについて、分かっていただけたでしょうか?

マニキュアは、透明のものもあります。

これは、艶と手触りを良くする為だけのもので、色はそのまま、今の髪の毛の色と変わりません。

髪の毛が痛んでいるけど、カラーをして雰囲気を変えたい方は、マニキュアがお勧めです。