普通アクセント(単語の中で最も強く読む母音)は先頭に置かれますが、次のような事情でそれ以外に来ることもあります。
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アクセントをおいてはいけない前綴りがある。→ この前綴りを除いてアクセントの位置を決める(多くの場合2番目)。
(純粋な)アクセントのない前綴りは:
ge-, be-, er-, ver-, zer-, ent-, emp- (覚えてほしい順番)の7つです。これらの前綴りは絶対にアクセントを持つことがありません。
この場合 er + fahren のように、前綴りの部分をとっても意味のある語が残ることが前提になっています。erstens のように er から始まっていても er が単語全体の一部である場合は、er は前綴りではないので注意してください。

次に挙げる前綴は、場合によりアクセントを持たないこともある面倒な前綴りです。durch-, hinter-, über-, um- unter-, voll-, wider-, wieder- と -miss です。
● 外来語の場合は、元の発音に影響されて、さまざまなところにアクセントがおかれる可能性があります。統計的には、一番最後と、最後から2番目が多いですが・・・。よく使われる接尾辞の
-tion,
-tur や
-ieren は、それぞれ赤字のところにアクセントが置かれることを覚えておきましょう。
● 基本的な単語の中には慣用的にアクセントが先頭にない語がいくつかあります。出てきたら個々に憶えてください。