◆ 英語のアルファベットの読み方と同じでよいのは、次の5つです。
F(エフ)
L(エル)
M(エム)
N(エン)
S(エス)
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◆ 次の5つは、
英語のアルファベットの読み方の、伸ばす部分の[イー]を、少しゆるめて[エー]に近づけるとよいです。(ただし「G」は「ジェー」でなく「ゲー」)
B(ベーとビーの中間)
D(デー/ディー)
G(ゲー/ギー)
P(ペー/ピー)
T(テー/ティー)
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◆ 次は比較的覚えやすい7文字です。
H は ハ行の
「ハー」、
K は カ行の
「カー」C は
「ツィー/ツェー」、
Q は
「クー」R は仮名で書くと、
「エル」で L と同じになりますが、「ル」の部分を、喉や舌先を震わせて出します。
Z は「ゼッド」でなく「ツェット」です。これは「ザ行」でなく「ツァ」行を表すためです。実際に発音するときは「ッ」を省いて
「ツェト」とした方がいよいです。
X は「エックス」ではなく
「イクス」です。
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◆ 最後は覚えにくい5文字です。
J は「ヤ行」で使い、ヤ行の中にある「ヨ」にちなみ
「ヨト/ヨット」、
V は「ファ行」で使い、ファ行の中にある「ファ」にちなみ
「ファオ/ファウ」、
W は「ヴァ行」で使い、ヴァ行の中にある「ヴェ」にちなみ
「ヴェー/ヴィー」となります。
Y は、
「イュプシロン(イュのところは ü の音)」です。
ß は、いつも「ス」の音を表すのですが、S と Z が合わさった文字からできたので
「エス・ツェト/ツェット」と読みます。アクセントは「ツェト」のところにおいてください。
ß はスイスでは使われません(代わりに ss と綴ります)。ss と ß は同じものと覚えてください。前に短い母音が来るときのみ ß を使います。また ß には大文字はありません。
聞いてみる:
それでは最後にABC……を通しで言ってみましょう。
声を合わせて: