まず初めに音声を聞いてみましょう。
次にいっしょに言ってみましょう。その前に次のことを頭に入れておいてください。ドイツ語の母音のうち英語と同じ母音字を使う5つは、
日本語の母音を長くローマ字読みしたものが、その文字の読み方になります。ただし少しは違いがあります。
1) A/a は日本語の[アー]より、少し口を大きく開けて、明るい音を出してください。
2) I/i は日本語の[イー]よりの、はるかに鋭い音です。
左右に口が裂けるくらい唇を横に引いてください。3) U/u は日本語の[ウー]より音が狭まった感じがします。
唇を可能な限り丸く尖らせて発音してください。
4) E/e は[イー]のように聞こえることがあるくらい鋭い音です。
歯が見えるくらい唇を横に引き、[エー]と言ってみましょう。
5) O/o も u のように唇を丸く尖らせますが、u のように極端にする必要はありません。それ以上極端にすると[オー]の音でなくなる直前でとめてください。
母音字の上に付く・・をウムラウトと言います。この記号が付くと音が変わります。付く前の読み方ではなくなります。
6)
Ä/ä は
日本語の[エー]と発音してください。ベタの日本語でいいです。
7)
Ö/ö はウムラウトが付く前の
[オー]の口の形を固定して[エー]と発声すると出てくる音です。
8)
Ü/ü はウムラウトが付く前の
[ウー]の口の形を固定して[イー]と発声すると出てくる音です。
では右の問題で確認してください。そのあとでさらに音声に合わせて練習しましょう。