12-3 分離動詞が分離しないとき

分離動詞でも、分離しないときがあります!! 問題を解いて(空欄を埋める)確かめましょう。

1)副文の中で使われるとき。

副文では定動詞(分離動詞の基礎動詞部分)が文末に置かれるので、それまで文末にあった前綴りとふたたび融合します。

Es ist nicht selten, dass sie so schön aussieht .
彼女がそのように美しく見えることは、めずらしいことではない。

Wissen Sie, dass er heute Abend mit seiner Frau ?
彼が今晩夫人と外出することを知っていますか?

Du siehst schlecht, weil du jeden Tag über 5 Stunden .
きみは毎日5時間以上もテレビを見ているから、視力が悪いんだよ。

Sag mir, um wie viel Uhr du am Sonntag !
日曜日は何時に起きるか、ぼくに言ってくれ。


2)話法の助動詞/未来形とともに使うとき

話法の助動詞や未来形では、対応する不定詞を文末に置きます。分離動詞といっても不定詞(辞書に載っている形)のときには分離していません。

Wir wollen in Osaka in eine andere U-Bahn umsteigen.
私たちは大阪で別の地下鉄に乗り換えるつもりだ。

Der Zug wird ohne Verspätung um 7 Uhr im Bahnhof .
その列車は遅れることなく7時に駅に着くだろう

Können Sie bittte das Fenster ?
どうか窓を開けていただけますか?

Ich muss dich in einer Woche noch mal .
私は1週間したらもう一度きみに電話をしなければならない。