2001/03/01(金) 晴

 社外講習会最終日である。そんなわけで、今日は素直に帰ることにする。
 ……いや、素直に帰ることにしたのだが、途中でPalmの価格チェックをする。
 Palm Vxは、まだ若干商品の残りがあるようだ。値段はキャンペーン価格で12,800円。「日本全国 みんなでPalm大作戦」キャンペーン……凄いネーミングセンスである。(キャンペーンは昨日で終わっているが価格は据え置きになるらしい)
 palm m100はどこでも品切れだが、m105はまだ手に入る。価格は9,800円。

 両者の違いはVxが Motorola Dragon Ball VZ 20MHz なのに対して、m105は 16MHz である点と、電源バッテリー(乾電池式のm105の方が稼働時間は長い)、m105はフェイスプレート交換可能という点だけである。
 この公称約2ヶ月間可動というのはこのクラスでは最強に近い。(処理能力が犠牲になってはいる)

 こうなると、Visorも捨てがたい気がしてくる。Visor EdgeならCPUは 33MHz と最強クラスだ。バッテリーはリチウムイオンバッテリーで公称約4週間稼働。稼働時間だけだと電池式(単四乾電池2本)の Visor Platinumも捨てがたい(公称約二ヶ月稼働)が、こちらはサイズの面で多少難はある。

主要な低価格白黒Palm一覧(m505は参考
機種名
実売価格
CPU
電源
稼働日数
幅×高さ×厚さ(重量)
Palm m505
34,800円
DragonBall VZ 33MHz リチウムポリマーバッテリー 約20日 79  mm × 114  mm × 13  mm (139g)
Palm Vx
12,800円
DragonBall EZ 20MHz リチウムイオンバッテリー 約2週間 79  mm × 114  mm × 10  mm (113g)
Palm m105
9,800円
DragonBall EZ 16MHz 単四乾電池×2 約2ヶ月 79  mm × 118  mm × 18  mm (137g)
Visor Edge
19,800円
DragonBall VZ 33MHz リチウムイオンバッテリー 約4週間 79  mm × 119  mm × 11  mm (136g)
Visor Platinum
14,800円
DragonBall VZ 33MHz リチウムイオンバッテリー 約2ヶ月 79  mm × 122  mm × 18  mm (153g)
CLIE T-400
29,800円
DragonBall VZ 33MHz リチウムイオンポリマーバッテリー 約15日 70.9mm × 118  mm ×  9.9mm (122g)
CLIE PEG-S300
29,800円
DragonBall VZ 20MHz リチウムイオンバッテリー 約15日 70.9mm × 114.7mm × 15.2mm (120g)

 なんか、どれも微妙な価格設定である。価格性能比はどれも一長一短だ。ハイレゾのCLIEは性能的には一歩抜きんでてはいる。しかし、白黒が欲しいのは稼働時間が長いからである。m505より稼働時間が短いCLIEの白黒モデル買ったところで……でも、ハイレゾも捨てがたいか、うーむ。もう少し悩んでみよう。(笑)


2002/03/02(土) 

 蒼龍氏のiMacがトラぶったようなので、様子を観に行く。とりあえず大須でメシである……いや、別に解決のために部材が必要だったわけではない。……深く突っ込まないで欲しい。(笑) 
 で、勿論買い物の予定はなかった(m100が売っていれば欲しかったが当然在庫はない)が、蒼龍邸で時間があれば久しぶりにプラモデルでも作ろうかと、HGの『AMX-004-2 'QUBELEY Mk-II'』と同じくHGの『AMX-107 'QBAWOO'』を買う。……勿論、手をつけていないMGのキュベレイと同じくMGの百式、さらにはMGのReGZが既に家に山積みになっていることなんざ、アウトオブ眼中である。(呆) HGなら塗装は最小限で済むし、パーツ点数も少ないのでMGよりは気軽に造れるのだ。最初はHGで慣れておこうという計画的購入である。(……それは絶対嘘だ) 本気で作る気合いを込めて工具セットと『GUNDAMMARKER スミいれふでペン(ブラック)』を購入する。噂には聞いていたが、本当にそういう名前のペンが売っているというのを今まで知らなかった素人な私である。はぁ。
 ついでに、第一アメ横のホビーショップで60%引きセールをやっていたので覗いてみる。で、『GASARAKI MISSION DIRECTOR』『STARTER 2』(「骨嵬」というタクティカルアーマーよりはるかに強力な特殊ユニットの入っているスターター)、『BOOSTER-4』(航空ユニット追加のブースター)がそれぞれ100円だったので、店頭にあるだけ買い込んでくる。何がどういうついでなのかとか、勿論突っ込んではいけない。……しかし、此処までため込むと対戦したいよなぁ、やっぱり。

 それ以外の損害としては、マルチファンクションスタイラスペン JTT PDA Mate株式会社日本トラストテクノロジー製の黒ボールペン、赤ボールペン、シャープペン、機能付きのスタイラスペン。本体にゴム製グリップがついている)を買う(1,200円也)。m505専用『PILOT Pentopia』も使い勝手は悪くないのだが、やはりシャープペンが欲しくなることはあるので、収納性を無視してでもシャープペンと一体型のスタイラスが欲しくなったのである。この2つのスタイラスペン、大きさは全然違うが価格はほぼ同じである。(笑) これが今日唯一の実用的買い物である。(馬鹿)

 飯を食った後、蒼龍邸に向かう途中で食品玩具(通称食ガン)の『HYPER GUNDAM』の「ジム&61式戦車」を衝動買いする。ふにゃふにゃな素材感こそアレだが、スタイルはそんなに悪くないし、墨入れしてやるとけっこうかっこいい。まぁ、箱の写真のCGもかくやという感じに気合いを込めてパールホワイトに塗られたジムにはとうてい及ばないが。(これはやりすぎだ……) もっとも、初期塗装の青みがかったジムホワイトのアニメ調カラーも悪くはない。……セル画のジムはパールホワイトだったような気もしないではないが。(記憶違いかも知れない) 300円が高いか安いかはかなり微妙なラインである。

 そんなわけで、とりあえず蒼龍邸にいそいそとHGバウを持ち込む私である。で、箱を開けて部品を再度チェックして呆然とする。……シールドの星マークはシールドと一体成形になってる……これって、塗れってことかあ?(爆) おまけに、シールドに装備されたメガ粒子砲の砲口部とか、脚部のブースター、腰の突起部など、塗装しないといけないところてんこ盛りである。塗装しなくても一通りオーケーなんて幻想ががらがらと音を立てて崩れていく……。(そこだけしか塗らなくてもまともに完成すると言う発想や感動はないのか?) キュベレイMk2に走っても良かったが、また幻想を崩されそうなので蒼龍氏のトラブルに取り組むことにする。

 現象は、ブロードバンドのプロバイダにホームページがアップロードできない、というものである。大方FTPのアカウント設定が違うか、違うプロバイダからつないでいるのだろうと思ったのだが、彼の家のブロードバンドルータの設定をしたのは他ならぬ私である。静的ルーティングもあえて設定しなかったので、否が応でもブロードバンドのプロバイダの方からしかつながらないはずだ。
 となると、妖しいのはクライアントのFTPアカウント設定である。PageMillVersion3 の機能で直接アップロードをかけていたので、Fetch 4.0をダウンロードして、こちらで設定してみる。当然アカウントは間違いなく確実に設定する。
 ついでにホームページ内のフォルダ名称につけられた漢字名称を廃止して半角英数に変更する。変更しなくても%%%の文字列になるだけで問題はないはずだが、疑わしき要因は消しておくに限る。
 これならいけるはずだ……。

Can't build data connection: Connection refused.
(接続を確立できませんでした。接続は拒否されました)

  ……なぜ? 何度も設定を確認するが間違いない。仕方なく、蒼龍氏の親のPC(DOS/V機だ)を借りて、コマンドモードからFTPサーバにログインしてみる。……全く問題ない。putも全然OKである。
 ……なにゆえ?

 それなら、親のところでアップロードすればOKぢゃん……って勿論、問題の解決になっていない。IPアドレス設定がDHCPになっているせいかとも思ったが、蒼龍氏のiMacも彼の親のDOS/V機も、両方プライベートアドレスが割り振られている。
 逆に言うならばスタティックルーティングが使える……よもやブロードバンドルータのセキュリティ設定のせいかと疑うが、それらしき設定はされていない。なにせ、彼のルータは私のものと全く同機種なので間違えようがない。……まてよ、セキュリティ?
 ひょっとして……流行りのパーソナルファイヤーウォールがインストールされてるんぢゃ!?

「……ひょっとして、このiMacってファイヤーウォールのソフト入れてる?」
入ってるけど?
 その瞬間私の目に入ったのは、部屋の隅に置かれた『ノートンインターネットセキュリティ』の箱……あ゛あ゛。
 流行りのパーソナルファイヤーウォールがインストールされている。(爆) 一見しただけではウイルススキャンが動作していることしかわからなかったので考えが及ばなかったのだが、考えてみればウイルス対策ソフトが入っているなら真っ先にファイヤーウォールを疑うべきだったのだ……。
 で、さっそく一時的にファイヤーウォールを解除、アップロードする……いともあっさりと完了する。ぐはっ。

 ……やられた。ついでにVisorでメール受信が出来なかった件もアカウントパスワードの再設定であっけなく解決、問題が解決した頃には今日という日は既に終わろうとしていたのだった……あ゛あ゛。

 MD版(Micro Diskぢゃくなくてメガドライブである)『Herzog Zwei』などという懐かしの傑作で対戦するという機会に恵まれたので良しとするか……負けたけど。やっぱり基地の防衛を無視したのは駄目だったか。(笑)


2002/03/03(日) 

 重い腰を上げてHG『AMX-004-2 'QUBELEY Mk-II'』の製作に取りかかる。……バウじゃないのかという突っ込みがありそうだが、キュベレイMk2の方は本当に塗装箇所が最低限(足の凹み部とか)くらいしかないので、軟弱な私はこちらに流れたのである。
 いっそ全身朱に染めてAMX−004−3(プルツー専用機)に……と一瞬思ったのは事実だが、一瞬である。(笑)

 ……そうは言っても、パーツを組んでヤスリかけると、やっぱり色を塗りたくなる。(馬鹿) 全身塗装するような気合いも時間もないので、ヤスリをかけた部分(勿論白く削れる)を誤魔化すだけなのだが、それでも塗料は必要だ……ってなわけで、ガンダムカラーを買うために糸様を召還する。(笑)

 で、模型屋に行ってみるとそのまんまキュベレイMk2用とバウ用、ついでにMGのReGZ用のガンダムカラーが揃っている……なんというかいい時代である。ついでにMrカラーうすめ液、BUNSEIDOの2番と4番の塗装用筆、調合皿にガンダムブラックとガンダムグレーのガンダムマーカー(アルコール系塗料ペン)、水性ホビーカラーのつや消し黒、タミヤ・コンパウンドとタミヤ・マスキングテープ10mm、MRマスキング・ゾルNEO、1500番と800番の耐水ペーパー、精密ヤスリを買い、さらにはWAVEのD・ベース(ミラー丸L)までも買ってしまう……しめて5千円也。

 m100が買える。勿論、MG版キュベレイだって買える。……えーっと。
 ちなみに、完成したのは片足だけである。当然、全身塗装する気もなかったのでサーフェイサーなど吹いていない。このキットはパーツ割りが優れているので足の裏まで凝らなければ、足のライン消しは太股だけである。素組みなら、下半身は腿のラインを消して、墨入れし、ガンダムシールを貼ればOKである。
 ……で、完成したのは片足だけである。言っておくが私が作っているのはHGである。(MG作ってるわけじゃない……)
 えーっと。寝よう。(泣)


2002/03/04(月) 

 会社の人にゲームセンターに誘われて久しぶりに鉄拳TAGをやる……調子に乗ってごろごろ寝ていたら、OGREに燃やされてもう少しで負けそうになる。危ない危ない。(笑)

 そんなわけでキュベレイMkIIのもう片方の足を作ることにする。まるでPGでも作っているような大げさな作り方だが、このキット、素組みで作るならばものの1時間で完成するに違いない。なにせバウと違って塗装不要なのだ。無論ガンダムデカール利用が前提だが、ガンダムデカールを貼ると、塗る部分を探す方が困難なくらいなのである。墨入れだけで一昔前のハイコンプリートモデルなんて目じゃない代物が完成するのだ。ちなみに接着剤がなくても作ることはできる。恐ろしい時代である。
 ……前回Zを作ったときの経験で驚愕すべきこの事実を知っていた私は、今回も甘く見すぎていたが故に、バウではだまされ(?)てしまったが、キュベレイMk2は、そのまんま塗装不要なキットである。

 とはいえ、男子たる者ラインくらいは消すのが定めというものだ。そうなるとそれなりの装備か必要になってくる。ここで言う「それなりの装備」とは、一昔前の常識的装備という意味である。

 キットにサーフェイサーを吹いて、全身スプレーしてから作るような根っからのモデラーならともかく、そうでない素人さんには塗装というのはかなり大変な作業である。HGの場合(バウのような例外はあるが)塗装しなくてもそれなりのモノが完成するので、一切塗装しないというのも一つの選択肢として存在する。

 手間のかかる順に言えばこんな感じになる。

素組み          → 必要な工具:ニッパー、カッター
素組み、墨入れ      → 必要な工具:+墨入れペン
ライン消し、墨入れ    → 必要な工具:+塗料、筆、塗料皿、うすめ液、金属ヤスリ、耐水ペーパー、
ライン消し、磨き、墨入れ → 必要な工具:+コンパウンド

 これより上(全身塗装)になると、少し大変になってくるのでこの辺りまでにしておくが、正直言って素組みだけでも結構凄いモノはできあがる。最近のHGはパーツ割りも工夫されているので、ライン消ししなくても目立たなかったりするのだ。
 例えば、キュベレイM2の場合下半身でライン消しが必須なのは(足の裏を除くと)太股だけだったりする。凄い設計である。こうなってくると真面目にラインを消して作るのも馬鹿らしくなってくるが……消さなかったら消さなかったで後悔するので消しておく方が゛いいには違いない。

 そんなこんなで、やっとこさ下半身が完成する。明日は胴体である。今週中に完成するといいなぁ……。


2002/03/05(火) 曇りのち雨

 そんなわけで会社から帰ってキュベレイMkIIの胴体を作ることにする。こいつはほぼ塗装不要なキットなのだが、本体背部のパイプは塗装が必要だったので、ガンダムマーカーで塗装してやる。で、導体から腰まではほぼ完成する……が、ライン消しはだんだん適当になってくる。(笑)
 もっとも、今回はパテを買うのを忘れたので完全なライン消しは難しいのだが……うーん、やっぱりライン消しにパテは必須であったか。明日は左腕かなぁ……なんとも気長な話である。(笑)


2002/03/06(水) 曇のち雨

 そんなこんなで久しぶりに鉄拳をやってCOMファランに3タテを喰らって負ける。しかも李で……はうっ。
 しばらくやっていないとこうも腕が落ちるモノか……むぅ。
 で、しばらくしてから、もう一回覗いてみると凌暁雨な人がプレイしていたので気を取り直して乱入、あっさり蹴散らしてクリアする……が、ノーミスはならず、それどころかCOMスティーブにけちょんけちょんにやられる。クリアはしたモノの……はぁって感じである。
 そんなわけで今日は午前様になり(笑)、キュベレイMk2の腕を作るのは明日に持ち込むことになる。今週中に完成するかなぁ。はぁ。


2002/03/07(木) 曇

 珍しく対戦相手が居たので対戦してみる。……けちょんけちょんにヤられる。凌暁雨に蹴られ、吉光に斬られ、平八に殴られ、ジュリアに膝打ちを喰らい……完敗である。
 はぁ。駄目ぢゃん。

 完全に腕が落ちている……そんなわけで、キュベレイMk2の腕を作る。(笑) 肩まで作る余力はなかったが、一応片腕は出来る。しかし、一生懸命ライン消した割にほとんどのラインが隠れる構造になっている……嬉しいのか哀しいのか。(哀)
 しかし、肩は明日である。こりゃ、今週中は無理かな。(泣)


2002/03/08(金) 晴

 今日も会社帰りに鉄拳修行である。このところ連敗続きなので、いい加減名誉挽回せねばなるまい。今日の対戦相手はクリスティ使いである。……クリスティ? どこかで見たような…… 案の定、ボロ負けする。はぅぅ……。

 悔しいのでキュベレイMk2の肩も作らずに倉庫……じゃない、"Box World"に燃える。今日のお題は47面である。

Box World 47面

 一見簡単そうなのだが、高難易度の26面、35面クラスの超難関である。一見簡単そうに見える面なのだが、実は巧妙なトラップが各所に仕掛けられているのだ……はうぅ。
 なんだかボロボロである。結局解けないし。あーあ。


2002/03/09(土) 晴

 土曜出勤だったのだが、今日はさっさと帰ってきて毛手毛手とTHE LORD OF THE RINGS - THE FELLOWSHIP OF THE RING -』を観る。『ハリー・ポッター』と同じくファンタジー世界を舞台にした映画であるが、ほとんど対極に位置すると言っていいほど毛色の違う映画である。D&Dの世界を味わいたいなら迷わずこちらを選択すべきである。
 そのまんまの映画が好きな人なら、『ハリー・ポッター』と違って存分に楽しめるに違いない……。

 とはいっても、原作に忠実なこの映画、流石にいわゆるヒロイック・ファンタジーの世界とは少々異なる。なにせ、魔法使いが格闘戦を演じてくれる(!?)のだ。魔法使い同士の戦いというのも劇中に登場するのだが、ファイヤーボールとかエナジーボルトとか、そういった魔法は全く登場しない。ひたすら衝撃波の撃ち合いに終始するのである。ちなみに、この世界での魔法使いは空を飛べない。(笑) まともに魔法を使っているのは他には明かりの呪文と使い魔の召還ぐらいだ。エルフのレゴラスが森の境界線で水の精霊を召還するシーンの方がよほど魔法使いしている。(笑) 一応、遠くの山に雷を落としたり、バルログの炎を障壁で防ぐシーンはあったが……そんなレベルがあるなら格闘なんかしないでライトニングでも放ってくれ。(爆)
 まぁ、魔法使いに限らず旅の仲間たちの強さはRPG的に割と謎である。旅の仲間の一人、"ストライダー"(韋駄天)アラゴルンは、ボスキャラ級の敵、"黒の乗り手"と序盤で戦っているのだが、数人の"黒の乗り手"相手に互角以上の戦いを演じてくれるのだ。その割に、後半戦では敵は(数は多いとは言え)オーク軍団だったりする。D&D的にいうと、AC(アーマー・クラス)の高いキャラには雑魚の攻撃はほとんど当たらないので、"黒の乗り手"相手に互角以上の戦いが出来るレベルなら、オーク相手には無敵を誇ってもおかしくないのだが……。(笑) ついでに言うと主人公が能力の解放をわざと控えていることを考慮しても、「指輪」の能力がたかが透明化だけ(非実体化ではないので攻撃されるとダメージは受ける)というのは少々情けないものがある。このため、主人公のホビットは戦力としては全く役に立っていない。(爆)

 ちなみに、今回の第一部「THE FELLOWSHIP OF THE RING」での"旅の仲間"ことパーティ構成は以下のようになっている。
 ホビットのフロド(指輪の運び手)、サム、ピピン、メリー、
 レンジャーのアラゴルン、戦士ボロミア、魔法使いガンダルフ、エルフのレゴラス、ドワーフの戦士、ギムリ、総勢9人だ。
 けっこうな大パーティ……なのだが、ホビットは戦力にならない(笑)ので、実質的には戦士2、レンジャー2、魔法使い1の5人パーティと言うことになる。意外に普通の構成だ。司祭系がいないのが標準構成と少し違うが。おかげで、旅の途中で主人公が毒刃を受けたときに生死を彷徨うハメになったりする。(爆) ちなみに、この映画のレンジャーは弓で格闘戦が出来る熟練者(!)なので、かなり強い。宝箱を開けたり、罠を解除したりするシーンはないのでクラスとしてはシーフじゃなくてレンジャーで正しいのだろう。劇中ではむしろ軽装歩兵と弓兵みたいな感じだった。

 ってなわけでヒロイック・ファンタジー的にも充分楽しめる作品である。その手の作品が好きな人には是非観ていただきたい。


2002/03/10(日) 晴のち雨

 お休みなのでココストア氏を召還してボードゲームに興じる……予定だったのだが、大須を彷徨っているうちに『Xenosaga』通常版だの、『ATOK for Palm OS』だの、HG『ドムドローペン』だの、『NEON GENESIS THE CARD GAME』だの、大量に買い込んでいる。……えーっと。
 で、帰ってきてからこの前大量に買い込んだ『ガサラキ ミッションディレクター』 をやってみることにする。……セットアップとインストールに2時間を要する。(笑) このゲーム、ルール自体はそんなにややこしくないのだが、使用するTPと呼ばれるユニットを事前に組み立てなければならないので、セットアップが結構面倒なのである。ライフカウンター付きのプラ製カードケースを自分で組み立てなければならないのだ。その上で、各TPの武装を検討して取り付け、これで完成となるのだが……。

 正直言ってセットアップに手間がかかる割にはゲーム自体は今ひとつである。1ターンに動かせるユニットは1つだけで、しかも移動力は1しかないので、防衛戦の構築などの戦略はあまり問題にならない。(問題になる余地がない) しかも、このゲーム、基本的に攻撃側有利なので、接近してくる敵に対して隣接した上で一方的に遠距離兵器で攻撃、一撃で致命傷を与える(下手すると撃破する)こともしばしばあるのだ。これではゲームとして今ひとつ面白くない。勝利条件をランダムで追加したり、地形によって攻撃や移動に制約があったりと、努力の痕はあるのだが、セットアップの手間に比較して練り込まれているとは言い難い。

 じゃあ、ルールを変えて自軍ユニットの複数同時移動可能にしてしまえ、となるのだが、そうすると今度は防御側が集中攻撃を受けて潰されてしまう(ただでさえ攻撃側有利なのだ)ので、ZOCや防御射撃のルールも必要となり……うう。
 そもそも移動力が1しかないのが問題で、と言い出すと、マップが狭すぎて(敵軍から3枚、2枚、3枚で構成される)話にならない。じゃあ、せっかくマップがカードで構成されているのだから、マップを広くすれば……となるのだが、実はこれがそう簡単ではない。今回山ほど買い込んだのはあくまでブースター主体である。ブースターを山ほど買い込んでもゲーム上でマップを構成するフィールドカードは基本セットにしか含まれないので、基本セットに含まれている基本地形のフィールドカードを追加したいときは基本セットを買うしかないのである。ブースターは4種類も出ているというのに……骨嵬(クガイ)バージョンのスターターも含めれば5種類だ。(爆)
 ちなみに各ブースターの構成は下記の通りである。

・BOOSTER-1 : ユニット追加(シンデンアーマーと、イシュタル or 雷電の2体)とミッション追加(2枚)
・BOOSTER-2 : ユニット追加(車両部隊2セット)と新フィールドカード(3枚)、新ミッション追加(1枚)、チップケース
・BOOSTER-3 : ユニット追加(イシュタルと雷電の新バージョン、各1体づつ)とミッション追加(2枚)
・BOOSTER-4 : ユニット追加(航空機などの部隊2セット)新フィールドカード(2枚)、ミッション追加(2枚)、チップケース

 ……こうやって考えると、なかなか謎な商品構成ではある。ついでに言うと骨嵬(クガイ)バージョンのスターターは、これも新フィールドカードなのである。なんだかなぁ。スターターを複数買わせるトレーディングカードゲームってそんなに無いぞ。(笑)

 で、セットアップで疲れてしまった我々は、『NEON GENESIS THE CARD GAME』に手をつけたのであった。箱買いしたのだが、スターター1個分の価格だったのでまあ良い。(笑) このゲーム、他でも紹介されていたので少し興味があったのだが、ルールをみてびっくりである。このゲーム、使徒との戦闘がメインではなく、キャラクター同士の人間関係がメインになっているのだ。手札でキャラクター同士の相関関係を変化させ、自分が最初に示した「補完」カードの勝利条件を満たすことで勝利するシステムになっているのである。これは、なかなか凄い。
 本来多人数ゲームのようではあるが2人でも遊べるようなので、ココストア氏にルールを覚えてくるように伝えて今日のところはお開きとする。いや、ガサラキであまりにも手間取って……うーん。

  『GASARAKI MISSION DIRECTOR』、大量に買い込んだので後には引けないのだが、正直言って後に引いた方がいい気はする。(爆) はっきり言って追加ルールを自分で考えて改良するためのネタの提供と思った方がいいようなゲームなのだ。ほんとにテストプレイ十分にやったのか?
 うぅ。困ったもんだ。

 そんなわけで晴のち雨である。曇りのち雨ではない。
 うぅ。困ったもんだ。(謎)


2002/03/11(月) 晴

 今日も鉄拳な日々である。クリスティにこてんこてんにノされて撤収する。うぅ。
 悔しいが手も足も出ない。むぅ。今日の屈辱に耐え、明日の糧とするしかあるまい。むぅ。

 そんなわけで、やっとこさ倉庫番の47面をクリアする。わかってしまえば簡単だが、ここに至るまでの道は長く厳しかった……。で、まだ半分終わっていないのだから困ったモノである。
 はぁ。なんだかなぁ。


2002/03/12(火) 晴

 更なる鉄拳な日々である。凌暁雨にこてんこてんにノされて撤収する。うぅ。
 悔しいが手も足も出ない。むぅ。昨日の屈辱に耐えたはいいが、今日の糧になっていない。むぅ。

 情けない。ぐっすし。


2002/03/13(水) 晴

 帰る時間が少々遅くなったので、鉄拳は諦めて素直に家に帰り、『NEON GENESIS THE CARD GAME』の情報をインターネットで検索してみる……あんまり情報がない。うぅ、やっぱり古いゲームだからもうトレンドではないのかも知れない。
 もっとも、数少ない情報によると異色カードゲームとして評価は結構高いみたいではある。(その点ガサラキよりはマシだ)

 まぁ、一度デックを組んで一人プレイしてみるか……。


2002/03/14(木) 曇りのち雨

 バイク通勤だったので、途中の旧50円ゲーセンに寄る。……珍しくTTT(鉄拳タッグトーナメント)をやってる人がいる。珍しいので乱入してみる。相手は……テツジン&三島一也って、おい。明らかに玄人な相手に少し後悔しつつも、李&ニーナで闘ってみる。結果、そこそこ苦戦するが、1対3であっさり勝つ。
 すかさず、再乱入される。いい心がけだ。今度は……キング&アーマーキング! ぉぃ。
 しかし、これはニーナの双掌破の前にあっさり敗れ去ってくれる。……えーっと。

 TTTでは、私もまだまだ捨てたモノではないらしい。って過去の栄光に浸っていても仕方ないか、うぅ。


2002/03/15(金) 曇り

 会社の人と飲み会で、速攻で帰った割には帰るのが遅くなる。ちなみに、今日は4連勝である……って結局帰りに鉄拳している私である。しかし、相手が弱すぎて連勝してもあんまり嬉しくないのであった。……というより、全然本気出さずに勝ってしまった……シルバーファングの直撃を喰らって死ぬなよ、頼むから……。(笑)
 はぁ。やっぱり強い相手と闘わないと駄目だな。


2002/03/16(土) 晴

 今週は土曜日がお休みなのでココストア氏を召還してカードゲームに興じる……予定だったのだが、目が覚めたら時計の針は15時を指している。……えーっと。
 仕方ないので床屋に行く。……しかし、せっかくの休日をこれで終わらせるのはもったいないので、手毛手毛を召還、MONSTERS,INCを観に行く。化け物のインク……ではない。化け物の会社である。(インクはINKだ)
 あの『TOY STORY』のスタッフが作ったCGアニメである。予告編では子供の部屋で怪物が戯れていたので、某トトロみたいな話かと思っていたのだが、ストーリーは全然違う代物であった。(笑)
 まぁ、監修がディズニーなので実際には予定調和な終わり方をするのだが、一歩間違えるとかなりブラックな展開になる話である。CDA(Child Detection Agency )の存在とか、妙なアニメの影響を受けているのはよもや日本のその手のファン層を狙ったわけではないとは思うが……。(爆)
 しかし、楽しめる映画であるのは確かである。突っ込みどころは多々あるのだが、それはまあ、お約束と言うことにしておくべきだろう。ちゃんとNG集もあるので、クレジットが始まっても席を立ってはならない。「ザ・超女」以来の伝統である。(笑)
(しかし、最初にアニメでNG集っていうのを考えついた人は偉いよなぁ……最初にこれやった作品知っている人、居ます?)

 そんなわけで、映画を見た後、糸様邸でだべる。……気が付いたら朝になっている。
 えーっと。えーーーーーーっと。

 寝よう。


2002/03/17(日) 晴

 徹夜明けで半死半生のところをココストア氏に叩き起こされる。今日はココストア氏を召還してカードゲームの予定だったのだ。で、目をしょぼしょぼしながら布団の中で電話していると、今度は糸様に叩き起こされる。駅前のCompmartで「m100セールやってるから買いに行くぞ、ゴラァ」とのこと。と言うか、情報自体は私が蒼龍氏からもらったものではあるが、起きることができる自信は正直なかった。(笑) 
 で、とりあえず、2人と駅前の現場で合流することにして、えっちらおっちらでかける。行ってみておののく。m100だけではない。CLIE N750の展示処分品が3万円、Visor Prismが12,000円、IBM WorkPadC3が8,000円!
 財布の中身が寂しくなければ全部買い占めてもおかしくない価格だが、優柔不断な私が悩んでいる間にIBM WorkPadC3は売り切れていた。(爆) まぁ、とりあえず目標のm100は予定通りゲットしたので問題はなかったのだが……。

 もっとも、なによりおののいたのは蒼龍氏がそこでうろうろしていたことであるが。(爆)
 そんなわけで、蒼龍氏を捕まえた我々は彼にPisor Prismをゲットしてもらい、そのまま大須で周辺機器を揃えることにしたのであった。私はとりあえずSuperCompmartにてm100用ぺんとぴあを購入、その後、OAシステムプラザに向かったのだが、そこに私の購入価より安いぺんとぴあのワゴンセールがあるのを見て憂鬱になる。(泣) まあ、開封済みの革ケースを安価で買えたから良かったのだが……。

 ってなわけで、大須を蹴散らした後、一行と別れた私はココストア氏を連行して当初の目的をクリアすることにしたのであった。即ちカードゲームである。今回の主目的はm100の購入とカードゲームである。前半をクリアした時点で既に時計の針が16時を指していたのは気のせいである。

 今回のお題は『NEON GENESIS EVANGERION THE CARD GAME』。某作品の世界をモチーフとしたカードゲームで、今まで見たどのカードゲームにも似ていない、かなり毛色の変わったゲームである。
 プレイヤーはカードをプレイする(このゲームではこの行為を「話す」と称する)ことで、物語の主要登場人物6人それぞれに台詞をしゃべらせ、その効果で他の人物を「傷つけ」たり、「求め」たりして人間関係を変化させていく。6人の関係はヘキサグラムのように配置されており、ヘキサグラムの反対側にいる人物(即ち関係の浅い人物)には直接「話す」ことはできない。しかし、その間に位置する人物を「求める」ことでその人物と一体化(ゲーム中では「グループ化」と称する)し、グループ化した人物と関係が深い人物に対しても、あたかも自分が深い関係を持っているかのように「話し」かけることができるのである。
 ただし、逆に「傷つけ」られた人物はグループから分離してしまう。グループに属していない人物の場合は「ダウン」してしまう。ダウンした人物は誰かに「求め」られるまでは台詞を「話す」ことができなくなるのだ。
 こうして人物の関係を変化させ、各自それぞれの勝利条件(「補完」カードと呼ばれる勝利条件カードに記されている)を満たすことができたときに、そのプレイヤーは「補完」ステージを行い、プレイヤー全員の「傷つける」台詞の攻撃に対して自分を「求める」カードで凌ぎきったときに勝利するのだ。

 この説明では少々理解できないかも知れないが、MTG系のゲームとは明らかに異なるコンセプトのゲームである。ちなみに、人型対使徒決戦兵器も登場し、ゲーム中現れるプレイヤー全員の敵「使徒」を迎撃するが、この戦闘はゲームのメインテーマではなく、一つの要素に過ぎない。
(なお、プレイヤー同士の抗争でエヴァンゲリオンが出撃できなくなると、「使徒」との戦闘に敗北し、いづれ人類は滅びてしまう)
 重要なのはあくまで人間関係なのだ。いろんな意味で凄いゲームである。ゲームのテーマが主要人物同士の人間関係なので、トレーディングカードゲームとしては珍しく、主役格の人物のカードはレアリティがとても低く設定されている。(主要人物のカードはゲームに必ず必要なのだ) 従って本編の登場人物が出てこないゲームという萎えた展開にはならないようになっている点はありがたい。
 ついでに変わっている点として、多人数ゲームを前提として考えられており、3〜4人が推奨人数になっている。

 で、やってみる……私の補完目標人物は碇ゲンドウ。一定数以上の使徒を倒すことが目的である。で、使徒が出てこないと始まらないので、弱めの使徒を多めに入れておいたのだが……、序盤でいきなり「カヲル」が出現する。この使徒は碇シンジの初号機一体で相手をしないといけない強敵で、まずいことに出現当時は使徒に対する備えが出来ていなかったのだった……。
 結果、第3新東京市はカヲルに蹂躙され、NERV本部は紅蓮の炎の中に沈んだのであった。

 やり直し。

 今度はエヴァンゲリオンは武装強化により異様に強化されたものの、登場人物間では互いを傷つけ合う悲惨な会話の応酬が展開、ゲンドウが、リツコが、アスカが、そしてレイまでもが次々と自分の殻に籠もってしまう。襲い来る使徒はシンジが初号機でばったばったとなぎ倒したモノの、ほとんどの人物が話せない状況のために、台詞カードは紙屑と化し、誰もが無口な中、時間だけが過ぎていき……デックのカードの尽きたココストア氏が敗北して終わったのであった。

 えーっと。

 今度やるときは、よくデックを吟味してプレイすることにしよう、うぅ。


2002/03/18(月) 曇り時々雨

 仕事帰りにとりあえず鉄拳である。キングや李相手に闘うが、いともあっさり3連勝してしまう。
 ふがいない。

 仕方ないので、帰ってから『Xenosaga』である。限定版開封するのがもったいないので通常版まで買い込んできたのだが、全然プレイしていなかったのだ。(馬鹿) 雑誌のゲーム紹介では、艦内の案内図が出ていて、主人公は美少女、おまけに異生体の来襲、「今度はトップか!」と思ったのだが、今回のストーリーは前作ほどベタなノリではなく、素直なSFの感じである。しかし、22歳で主任技師……えーっと。深く考えちゃいけないのだろう、やはり。この手の登場人物って階級や役職の割に妙に若いからなぁ。

 で、シナリオ的にはもうあからさまに異生体"グノーシス"の来襲が予定されている感じなので、対グノーシス専用巡洋艦ヴォークリンデ艦内のシミュレーターで鍛錬を繰り返す。そのおかげでレベルは8にまであがり、主人公の必殺技スペル・レイもレベル8となる……で、いざストーリーを進めてみると……んぢゃこらぁ! 鍛錬の成果まるでナシである。(泣) それでも、ストーリーを進めると一応まともに戦闘できるようになったので喜び勇んで闘いまくる。鍛えた甲斐あって主人公のシオン、大活躍である。助っ人のKOSMOSにも勝るとも劣らない戦闘力だ。……なのだが、ムービーシーンでは見た目のイメージ通りよわっちい……本当ならグノーシスの一匹や二匹、余裕で蹴散らす実力があるのだが……むぅ。(笑)
 で、そのうち仲間も増えて、順調な進行かと思いきや……おいおいおい、こーゆー展開かっ! どことなくFF系の臭いがするような……美少女じゃなかったら殺していいということではないんだけどなあ……鍛えなくて良かったよ、うう。
 なんだかなぁ。

 で、そのうち気づいたら『METAL GEAR』のノリになってるし……えーっと。(笑)


2002/03/19(火) 晴

 なんだかんだで鉄拳屋である。……対戦相手がいないので『機動戦士ガンダム 連邦対ジオン』をやってみる。こちらはグフ、相手はガンタンクである。楽勝楽勝! ……と思いきや、手も足も出せずにキャノン砲の直撃を喰らいまくってあっさり負ける。

 ……えーっと。
 仕方なく鉄拳をやってみるが対戦相手もいないので、仁を使ってみるがあっさりCOMにやられる。

 ははは……はっ。

 寝るか。


2002/03/20(水) 晴

 バイク通勤だったので、帰りに24時間な鉄拳屋に寄る……カズヤとキングにけちょんけちょんにされて撤退する。はぅぅ。

 しかたないので『Xenosaga』の続きである。
 とりあえず、ジギー編はクリアしたのでシオン編に戻ってくる。今度の舞台は全長1000mの巡洋艦ヴォークリンデの1/5しかない航宙貨客船エルザ(全長166m)が舞台である……で、なぜかこの貨客船の中をカレーを持って駆け回る主人公なのだった。(笑) ちなみに、このエルザ、地上1階、地下3階と妙に広いのが特徴である。確かに巡洋艦ヴォークリンデほどではないが、広い……ううむ。
 ちなみにこのエルザの船内に初めてEVS付きセーブポイントが登場する。これで、ようやく環境シミュレータが使えるようになり、噂のカードゲームができるようになる……私の友人のココストア氏は本編そっちのけでカードゲームに没頭したらしい。……何か違う気はする。

 この航宙貨客船エルザ、内部にアイテム補給所、休憩所、当然セーブポイントも完備しており、これからの戦いの拠点となるような感じなのだが……やっぱりこの船も巡洋艦ヴォークリンデの二の舞をたどるのだろうなぁ。(泣)
 とりあえず、レベルアップに励んでおこう……。


2002/03/22(金) 曇

 春分の日である。……いや、で、あった、か。休日出勤でバイク通勤の15時重役出勤だったので、会社の行きがけに大須で閉店になるJ&Pに寄ってみる。……展示品のm505が19,800円。……っておぃ。
 馬鹿安である。あんまり安いので手毛手毛に御注進して、保護することにする。うーん。なんだか妙に納得行かないものを感じる。
 うーん。

 そんなわけで……帰ってきたのは次の日の夜22時である。
 えーっと。……えーーーーーーっと。
 えっと。

 寝るか。(爆)


2002/03/23(土) 晴

 お休みなのでココストア氏を召還して大須のJ&Pに出かける。世間では新型の東芝リブレットが話題なのだが、売れてしまったのか特売展示品には見あたらない。代わりに一世を風靡した Windows XP / Linux 搭載のCASSIOPEIA Fiva216XLが展示処分になっている。CD−ROM付きで109,800円……ひょっとして、安いのでは。(謎) 
 Fiva自体、店頭展示が最近ないので人気機種ではないし、Crusoe 600MHz、メモリ128MB、15GB HDD、8.4'SVGA TFT、最大10時間駆動というスペックは決してベストなものではないのだが、ノートPC用CD−ROMは単独で2万円ほどすることを考えるとお得な気はする。メモリが128Mというのは少ない気はするが、まあ妥協の範囲だ。スティックタイプのデバイスは正直言って好きではないが、大きさ的にやむを得ないだろう。横に長いリブレットと比較しても大きさ的にはまずまずだ。バイオのようなカラーリングは少々気に入らない点もあるが、悪くはない……。
 そんなわけで、買ってしまう。(爆) ほとんど衝動買いである。まぁ、前からサブノートサイズのノートPCが欲しかったのは事実なのだが……しかし、10万そこそこでこんなものが買えるとはいい時代になったものである。
 で、遊び倒してやろうと思ったのだが、実はXPを使ったことがない私、ネットワーク設定するにも一苦労なのだった。
 はっはっはっ……はっ。

 勉強しよう、うむ。


2002/03/24(日) 晴

 日曜出勤である。サラリーマンのお約束である。今日こそはFivaで遊び倒してやろうと(中略)(後略) ……えーっと。
 えーーーーーっと。

 悔しいので、帰り道で糸様を召還して一緒に飯を食うことにする。なにげに夜の20時である。日曜日ですら定時に帰れないと言うのもアレだが(勿論、朝は8時30分に出勤している)……。(泣)

 で、こんな時間に召還しても快くつき合ってくれる糸様相手に、私のFivaって結局買いだったのか聞いてみる。
 ……切々と語られる。小一時間ほど語られる。ドリンクバーで飲み倒して元が取れるほどに語られる。
 さらには、糸様邸で他の同等品のスペックとの比較についてとくとくと語られる。

 サブノートというモノは、メモリの上限が問題である。このクラスで Crusoe 600MHz というのはベストであると言ってもいい。Fivaが店頭にほとんどないのは大須くらいで秋葉原なら腐るほど置いてある。
 詰まるところ悪い買い物ではなかった、と言うことになるらしい。自分にどうも自信がもてない私である。うぅ。
 しかし、バッテリーとメモリとHDDは買った方がいいかもしれん。えーっと。

 えーっと。とりあえず、寝てから考えよう。(爆)


2002/03/25(月) 晴

 そんなわけで、なんかふらふらなのだが月曜日である。おまけに早朝出勤である。まぁ、帰ってくるときにギリギリで日付変更線に追い越されなかったのだけが救いである。
 はぁ。

 はぁ……寝るか。


2002/03/26(火) 晴

 そんなわけで、さらに早朝出勤である。ふらふらである。

 ふらふらなので、鉄拳もせずに帰ってくる。
 で、少しFIVAをいじることにする。こやつ、モノラルスピーカがキーボードに付いているのだが、何故か音が出ないのである。……と言うか、イヤホンをつけても音が出なかったりする。
 うぅ。

 画面上では一見音が出ているように見える(即ち現象としてはスピーカのつながっていないDOS/Vそっくり)ところから、ミュートになっている等のような、かなり初心者的ミスだと思っていたのだが、コンパネの音量とマスタ音量のミュートは入り切りしたし、音量の特殊キーFn+F6を押してみても、結局音を出すには至らなかったのであった……f2でBIOSせっていうぅ。

 うぅ。明日、もう一度挑戦してみるか……。


2002/03/27(水) 曇

 珍しく今日は早めに帰ってきた(この場合の「早め」とは今日がまだ2時間以上残っている時間に会社を出たという意味だ)ので、少し鉄拳をやる……遊びで使ったロウでクリア、あっさり終わってしまう。

 ……面白くない。
 明日に期待しよう。(何をだ?)


2002/03/28(木) 晴

 で、やっぱりというかなんというか、期待も何も、会社を出る頃には今日の残りは30分、鉄拳どころか終電もヤバいという久しぶりの状況で帰ってくる……えーっと。

 仕方ないので、FIVAの音が出ない件を対策することにする。面倒になってきたので再セットアップをすることにする。Xpなのでアクティベーションしないといけないのだが、背に腹は代えられない。格安で買った代償として、大須のJ&Pは今週いっぱいで閉店なので、ハード不良なら今週中にカタをつけねばいけないのだ。
 で、午前様で帰ってきてXpのリカバリをするという無謀な試みを開始する。FIVAは初心者にはありがたいが熟練者には迷惑この上ないリカバリCDによって一気にリカバリする方式ではなく、パーティション構成と必要なドライバの転送のみを行った後、Xpの通常のインストールを行う方式なので、ありがたいはありがたいのだが、その分手間はかかる……。(笑)

 で、リカバリしたのだが、やっぱりというかなんというか、音は出ない……あぅぅ。
 

 はぁ。修理かな、やっぱり。


2002/03/29(金) 曇りのち雨

 雨である。大雨である。なんというか、FIVAの件で鬱な気分にとどめを刺してくれる天気である。

 はぁ。
 そんなわけで午前様である。
 はぁ。

 寝るか。


2002/03/30(土) 晴

 なにやら今週はハードだったので14時まで爆睡する。

 ……寝てても仕方ないのでJ&PにFIVAを持ち込む。現象が現象だけに、設定の不具合かもしれないので初心者風に攻めてみるが、やはりハード不良らしい。(泣) しかも、J&Pの東海地方の店舗にも関西にも在庫が無くて新品交換ではなくて修理になるらしい……で、2週間もかかるとほざかれる。はぁ。
 鬱だ。

 で、鬱なまま、大須をうろつく……OAシステムプラザで展示品のVisorEdgeのレッドバージョンが11,800円……少し悩んで買ってしまう。我ながら猿である。
 ついでに、オプションでも買おうかと、SuperCompmartに寄ってみる……新品が12800円で出ている。液晶保護シート付きだから更に600円ほど得はしているが……鬱だ。(泣)

 しかし、私も我ながらPalmコレクターと化しつつある。m505にm100、今度はVisorEdge……はは。これ以上増えないことを祈るしかない。(笑)

 ついでにCLIEなんてタコなことを言い出さないように気をつけなくては……そう、噂の中折れ式新型CLIEが発売されたのである。PEG−NR70。実売価格は46,800円……た、高い。

 店頭で使ってみた感じでは、やはり大きさが気になる。新型は液晶パネルが回転して通常のPalmのように使うことも出来るのだが、中折れなので厚みがあるのだ。何故中折れかと言うとキーボードが付いているからなのである。キーボードなんかいらないんだけどなぁ……。
 もっとも、中折れのおかげで(?)液晶パネルはかなり大きい。液晶パネルはグラフィティエリアを含めて全面液晶パネルなので、グラフィティエリアに軌跡が残るのはかっこいい。……でも、これってかなり前にHanderaで実現済のような……。うーん。

 うーん。安くなったらN750を狙う方が利口かも。


2002/03/31(日) 晴

 定例通りココストア氏を召還して大須巡りである。今日の主目標はAirHである。と言っても、話題のつなぎ放題コースでも、64k25時間のネット25でもない……月額2,550円のデータパックである。(笑)
  つなぎ放題に心引かれないわけではないが、ケーブルにISDNに携帯電話に加えてつなぎ放題の毎月4,930円というのは正直かなり辛い。速度自体は32kでも全然OKなのだが……。
 携帯電話の赤外線モデムでも構わないとは思わないではない。しかし、赤外線モデムでは歩きながらは使えない(絶対とは言わないが、ほとんど不可能だ)のである。友人とまったりしている時は喫茶店かレストラン(正確にはジャンクフードショップかファミリーレストラン)が多いので、問題はないのだが、やはり歩きながらメールを発信したりするなど使いたいこともある。 ついでに言うと、入院中のFIVAでスムーズにインターネットするにはAirHの方が何かと便利である。そんなわけで、AirHなのである。月々2,550円なら、まぁ許容範囲だ。64kPIAFSはむしろオーバースペックとも言える。カードの方はPalmでの運用が出来ることが前提(m505で、と書けない自分がなんだかなぁ)なので、CFしかない。となると、選択肢は限られる。でっぱるRH2000Pは論外なので、CFE−02にしようと思っていたのだが、データパックなら店頭価格0円CFE−01で全然OKらしいので、あっさりこれにすることにする。一昔前の携帯電話の勧誘ブームもかくや、といった感じではある。
 契約後の設定は1時間ぐらい、引き渡し後は即使えるらしい。

 ちなみに、モデムの方はアイ・オー・データ機器のSnapConnect 500 を思わず買ってしまうところであった(長らく待たれていたm50x用携帯電話接続アダプタ……CFは接続出来ません、念のため)が、 HAGIWARA SYSCOM製 HPD-PMCP と無難なものをチョイスする。

 で、家に帰ってからさっそく接続してみる。とりあえず、公衆電話接続用の設定を流用してやってみるが……つながらない。仕方なくマニュアルを読むことにする。(笑) 一番頼れそうな HPD-PMCP のマニュアルを読む。
 意外に親切に解説が書いてある。

 環境設定から、ネットワークを選択、接続先から接続の編集を選択して、以下のように設定するらしい。

 接続先  :モデム
 媒体   :クレードル/ケーブル
 回線種別 :プッシュ回線
 音量   :小

 詳細
 速度   :115,200bps
 フロー制御:自動
 コマンド :AT&FX4

 媒体が赤外線からクレードル/ケーブル、コマンドが ATS100=1 でないことを除けば、赤外線IC公衆電話とそんなにかわりはない。……のだが、電話番号はPIAFS対応でなければならない。(笑)

 で、インターネットで電話番号を調べて修正、再度試してみる……あっさりつながる。むぅ。(笑)

 ……予想外にあっさりつながったのでココストア氏と予定通りボードゲームに興じる。
 手始めは『ガイスター』である。……突撃した私の良いオバケを無視したココストア氏の二連敗。あっさり勝ちすぎて面白くないので、『バベル』に切り替える。……今度は私が二連敗する。……あれ?

 最終決戦は『サムライ』となる……結果、一勝一敗となる。勝てただけで僥倖という説もあるが、両戦とも接戦だったのでまぁよかろう。今までは一方的敗北だったし。(おぃ)

 そんなこんなで、『ゼノサーガ』は巨大グノーシス内のボスと戦闘中である。死ぬほど強いとは思わない(なにせ、この前のボスは毎ターン全キャラに200オーバーダメージだった……今回はせいぜい100程度だ)が、なかなか勝てない。もう少し鍛えるか……。



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