1.相手が見つからない
通常のカードゲームでは、これは最も解決困難な問題です。
……しかし、本ゲームでは、もっとも解決の容易な問題です。(笑)
公式チャットページを訪れてみてください。
時間帯にもよりますが、多くの対戦待ちの相手が待っているはずです。
ただし、対戦する前に、これから述べる他の問題も解決しておくことをお勧めします。
2.対戦方法がわからない
これも、比較的解決の容易な問題です。
公式ページの操作方法の中に「ネットワーク対戦について」の記載があります。
3.「バージョンが違います」と言われる
比較的解決の容易な問題です。
公式ページの「Visual
Monster アップデーターダウンロード」より、最新版へアップデートするパッチをダウンロードしてください。
「Visual Monster」のアップデートは頻繁に行われています。勝敗に関わる重要なレギュレーション変更が行われていることもありますので、対戦の際には常に最新のバージョンを用いるよう心がけるのが対戦のマナーです。
……かくいう私も一つ古いバージョンで待ち受けしていて大恥をかいたことがありますが……。(泣)
4.自分のグローバルIPアドレスがわからない
これは、比較的解決困難な問題です。コントロールパネルのTCP/IPで知るのが一般的ですが、フリーウェアを使って知る方法もあります。
しかし、どちらの方法を使っても、ルーターを使っている場合はローカルIPアドレスと呼ばれるアドレスしか知ることが出来ません。(ローカルIPアドレスとグローバルIPアドレスの違いは「4.つながらない」を参照してください)
グローバルIPアドレスは、インターネットに接続中にルーターの設定画面で知ることが出来ることが多いので、それを参照してみるのがいいでしょう。ルーターの設定画面は、たいてい
http://192.168.0.1
で見ることが出来ます。
(機種によっては、 http://192.168.1.254 だったり、他のアドレスであることもあります。また、設定を見るためには暗証番号を要求されることが大半なので、詳細はルーターのマニュアルを参照してみてください。)
「割り当てIPアドレス」などとして書いてあると思います。
どうしてもわからない場合は、自分のグローバルIPアドレスを調べてくれるホームページに行く方法もありますが、これはあまりお勧めできません。
また、昔は、ローカルIPアドレス(たいてい 192.168.0.x)が割り振ってある人は、ほとんどがルーター使いで本当のグローバルIPアドレスを知らないだけだったのですが、最近はケーブルで繋いでいて、はじめからローカルIPアドレスしか持っていない人(10.x.x.x のアドレスを持っている人に多いようです)もいます。こういう人は、グローバルIPをもらえるサービスに格上げするか、または、諦めるしかありません。
グローバルIPアドレスがわからなくても、待ち受けしている人とは対戦できますので、どうしてもわからない場合は相手にIPアドレスを教えてもらって対戦することをお勧めします。
5.つながらない
これは、最も多く、かつ、解決困難な問題です。
待ち受けしていてつながらない場合は、まず、相手に伝えたIPアドレスがグローバルIPアドレスかどうかを確認してみましょう。IPアドレスにはグローバルIPアドレスと、プライベート(ローカル)IPアドレスと呼ばれる2種類があります。このうち、プライベート(ローカル)IPアドレスではインターネットを経由した対戦を行うことは出来ません。
プライベート(ローカル)IPアドレスは次のアドレスです。
クラスA:10.0.0.0 〜 10.255.255.255
クラスB:172.16.0.0 〜 172.31.255.255
クラスC:192.168.0.0 〜 192.168.255.255
これはRFC1918と呼ばれる文書で決まっています。実際には末尾0と末尾255のIPアドレスはそれぞれネットワークアドレスとブロードキャストと呼ばれる特殊なアドレスになるので、端末機に割り振られるアドレスとしては一般的には使われません。サブネットマスクの設定でこのあたりは変わって来るのですが……と、まぁ、この辺りの小難しい話はTCP/IPの基礎の話になってくるので、とりあえず、ここに載せたアドレスでは待ち受けできないということを覚えておいてください。
グローバルIPなのに、または、待ち受けしている人に対してもつながらない場合は、相手か自分がルーターを使っていないか確認してみてください。ルーターを使っている場合は、セキュリティ設定による問題の場合があります。
「Visual Monster」は、ポート番号
5000 〜 5001 を使います。このポートは開けておいてください。
……と書いてわからない人にアドバイスをいくつか。
まず、DHCPサーバ機能によるIPアドレス自動割り振りは解除してください。
(「DHCPを参照」ではなく、「手入力」にする必要があります)
そして、ポートフォワーディング(ルーターによって呼び名が違います)で 5000 〜 5001 のポートを対戦用の Macintosh に割り当てます。ルーターの機種によってはセキュリティの設定を外して該当する対戦用の Macintosh をDMZ(非武装地帯)にするという方法しかないものもあります。
この辺りはルーターのマニュアルを参照してみてください。