ちょっと上手そうに見せるには...

Last Update: 7/16/98


どうせ周りの人たちは知らない人ばっかりなんだから(一緒に来ている人たちは、
もちろん除いて)、その人が上手いか下手かなんてわからない・・・
でも、その立ち居振舞いからある程度技量が読み取れるってもんだ。

たとえば、滑り出すのを待っている時・・・ただボーッと突っ立ってる状態より、
ストックを雪面に刺してそれを胸のあたりで支えにして様子をうかがうように立って
る状態のほうが、上手そうに見えるでしょ?

さて、この「待っている時」は最重要項目ですが、他にもいくつかシチュエーション
が考えられるので、検証してみましょう。

・リフト待ち行列で・・・
 並んでいる時、前に移動するのに「ぺんぎん」のようにペタペタというか、ちょこ
 ちょこと歩いてはいけません。
 あまり上体を左右にゆすらないで、足元ばかりを見ないで、悠然と歩きましょう。

・リフト搭乗時・・・
 すばやくストックを乗車時の外側になる手にあわせて持ち、空いた方の手で、
 いすを押さえながら座ると良いと思います。

・リフト下車時・・・
 やはり、「ぺんぎん」のようにペタペタちょこちょこと歩くのはちょっと恥ずかし
 い気がします。
 ストックはあわてて持ち替えないで、スケーティングあるいは自然と滑るのに任せ
 て下車しましょう。

・滑り出す前・・・
 よくいるんですよ。周りの状況を判断しないでいきなり滑り始める困ったちゃんが。
 そうでなくても、滑り出そうとしているのか上から滑ってくる人の様子をうかがって
 いるのかがわからないような輩が結構いるのですよ。
 ここは、上から滑ってくる人の様子をうかがい、滑り出す前に、左右のストックを
 前で「カチッ」とぶつけてから滑り出すと、いかにも上手そうに見えます!
 まぁ、これは安全のためにもなるしね。
 競技する人なんかはよくやるみたいですが・・・

・滑り出し・・・
 なんとなく板が滑るのに任せてスタートするのはいいんですが、滑り出す前から
 身構えるのは決して上手くは見えません。(練習時ならそれもいいでしょうが)
 まずは、普通の斜滑降なり直滑降なりで滑り出してから型をとるようにしては
 いかがでしょうか?
 少し滑り出してからの方が姿勢も楽に制御できると思いますが...
 それか、または、通常滑り出す前には斜面に対して90度で立っていると思いますが、
 踏み替えて「ここから滑るもんね〜」と明示的に示すのも結構上手そうかも。

・転倒時・・・
 単にコケた時はいいんですが、板が外れた時なんて恥ずかしさもあるし、早くなんとか
 して滑り出さなければと思っているのか、ゲレンデやコースのド真ん中でうろうろと
 している人を多く見かけます。
 これはいけません・・・こういう時は、外れた板を持って、上から滑ってくる人の様子
 を見ながら、ゲレンデやコースの端に移動してから、悠然と整える。
 これですよ・・・
 まぁ人がほとんどいないところなら真ん中にいても大丈夫なのかもしれませんが、
 できれば端によけた方がいいとは思います...

・板の持ち方・・・
 板とストックをそれぞれの手で持つのもいいですし、片方の腕で抱えるのもいい
 かもしれません。
 通常は(?)、板をそろえて肩に乗せて・・・が良さそうです。
 両腕で板を抱きかかえるように持つのはやめてほしいものです。
 ただし、女性がこれをやると「可愛らしい!」と見られる場合もありますので、
 作戦として(笑)やるのはいいかもしれません。

まぁ、いくつかあげましたが、スキーの場合両足がセパレート状態なので、わりと
ポーズを作りやすいと思うんですよね。
その場の雰囲気や周りの様子にしたがって、上手そうに見せましょう。
もっとも、滑り出したらバレちゃいますか・・・(^^;;;

ところで、スノーボードについては不明ですが、どこかにポイントがあるのでしょう
か? たとえば、座っている姿とか、滑走中の両腕を開く角度とか、ボードをつけた
ままの歩き方とか??? > ○○○さん...

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