あれは、21歳前後のことだった・・・ 高校あるいは中学のときの仲間が集まったサークルでスキーツアーに行ったとき の話である...メンバーは男女あわせて8人くらい?(やや忘れ...^^;) なんせ、かなり前の話なので、一部確かではない箇所があるかもしれませんが、 ご了承ください。 場所は「野沢温泉スキー場」。宿は「民宿とうふや」。(その名のとおり豆腐も 作っている) その時は、上級といっていい人が3人とあとは初中級といっていい人たち... 野沢温泉スキー場というのは、下部と上部(上の平ゲレンデ)に別れていて、上下 を結んでいるのは、初心者コースと呼ばれる、うねうねたらたら長い林道コースと、 狭いコブありコースとコブコブ急斜面くらいしかない。 上の平ゲレンデは比較的緩斜面が多く、練習に適していたため、初中級者たち を引き連れてレッスンしたり自由に滑っていたりした。 さて、夕方になり宿に戻ろうとした。 僕とH.O氏は、一人の初中級男性(T.T氏)のレッスンにかかりっきりだった ため、上級者K.O氏に初中級女性を任せて先に宿に帰ってもらうことにした。 われわれは、初心者コースのたらたら林道は滑りたくなかったため、むりやり T.T氏を連れて、コブコブ急斜面(シュナイダーコース)を降りて、ショートカット することにした。 途中、深い雪の中に突っ込んだり(僕が...^^;;;)しながら、なんとか降りてきて、 宿に戻ったところ・・・ 女性たちはすでに戻っていたが、K.O氏がまだ戻っていない。なぜだ??? 話を聞くと、途中ではぐれたので、自分たちで人に聞きながら宿まで戻ってきた ということだ。 では、はぐれたK.O氏はどこへ・・・ というわけで、初心者コースの出口にあたる日影ゲレンデと、最初に滑り始めた 長坂ゲレンデの間のコース(林道)を探しに、全員で出動した。 と、探し始めたその時。一人が、店の前で固まっていた、地蔵のようなK.O氏 を発見! 脇には雪の積もった缶ビールが・・・ どうやら、はぐれたため、ここで待っていればそのうちくるだろうと思って、 ビールでも飲んでて待っていた・・・ということだ。 |
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