たしか二十歳くらいのころだったと思いますが、友人たちと車2台で、白樺湖の 先の「エコーバレースキー場」に行ったときのことです。 白樺湖を過ぎると、交差点があり、左折すると車山とか霧が峰方面、右折は白樺 高原方面、直進するとエコーバレーや鷹山ファミリー方面にいくことができます。 で、直進して軽く左折してゆるい下り坂を行くと、180°の右カーブがあり、 さらにゆるい下り坂のあと90°左折があって、ゆるい下りの後180°の左カーブ 、で、ずーっと下って右カーブしながらエコーバレーの入り口あたりに行けるわけ なんです(・・・うぅ長い説明でスミマセン)。 その日は、白樺湖脇の駐車場でチェーンを巻き、ちょっと上ってその交差点を 直進しました。 で、180°カーブを難なく曲り、続く90°左カーブを曲がったときです。 轍(わだち)をまたいでいて対向車線にはみ出していたので元に戻ろうとゆっくり ハンドルをきった! 前輪は轍を超えた・・・が、後輪が超えられなかった... 結果、轍を超えた前輪はそのままさらに超えて、スローモーションのように崖に 向かっていった・・・路肩のガードレールに積もった雪に接触して停止。 ハンドルを握っている僕は「あっちゃ〜はずかしぃ」くらいに思ったのですが、 同乗していた友人たちは、結構"びびった"らしいです。路肩のガードレールを雪が 覆ってしまっていたため先が見えず、そのまま崖下に落ちるのかと思ったようです。 普通にスピンするのではなく、90°回転して向いた方にさらに進むなんて、 轍は恐いんだな・・・・・・とその時思いました。 まぁ、後にも先にも、雪道でスピンさせるのはこれ1回こっきりです... スキーに車で行くようになって、雪道走行には慣れましたが、決して雪道を 甘く見てはいけないし、チェーンを過信してもいけないということを肝に銘じて 運転しています。 |
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