〔小寒〕 |
陰気深く、寒冷が一段と厳しくなるので小寒と言う。
毎年1月6日頃である。俗に、この日を「寒の入り」と言う。 |
〔大寒〕 |
万物を凍らせるような厳寒となるので大寒と言う。
毎年1月20日頃である。 |
〔立春〕 |
冬の陰気に閉ざされた万物に、春の陽気が立ちはじめるという意味で立春と言われる。
毎年2月4日頃である。 |
〔雨水〕 |
冬の氷水が陽気に溶け天に昇り、雨水となって下るの意で雨水と言う。
毎年2月19日頃である。 |
〔啓蟄〕 |
地中で冬眠した虫類が、陽気で地上に這い出す頃の意で啓蟄という。
毎年3月6日頃である。 |
〔春分〕 |
太陽の黄経0度、昼と夜を等分に分かつ日とあって、春分といわれる。
この日は春の彼岸の中日とされ、毎年3月21日頃である。 |
〔清明〕 |
春の陽射し強く天空清く晴れ渡るという意味で清明と呼ばれる。
毎年4月5日頃である。 |
〔穀雨〕 |
春の太陽が強さを増すこの時期の雨は、五穀の成長にとって天の慈雨という意で穀雨と呼ばれる。
毎年4月20日頃である。 |
〔立夏〕 |
太陽の光熱がいよいよ強くなり、夏の気が立ち昇るという意で立夏と言われる。
毎年5月6日頃である。 |
〔小満〕 |
光熱ともに旺盛となり、陽気が天地に満ちるという意味で小満と言う。
毎年5月21日頃である。 |
〔芒種〕 |
芒(のぎ)のある穀類の種子をまく大切な時期なので芒種と言う。
毎年6月6日頃である。 |
〔夏至〕 |
太陽が黄道の北端を通る日なので、北半球では一年のうちで最も昼の長い日となり、暑気も厳しくなる。
毎年6月22日頃である。 |
〔小暑〕 |
暑さがいよいよ盛んとなるので小暑と言う。
毎年7月7日頃である。 |
〔大暑〕 |
暑さがもっともはなはだしいと言う意で大暑と呼ばれる。
毎年7月23日頃である。 |
〔立秋〕 |
暑気は強くとも涼風が吹きはじめ、秋の気配が立つと言うので立秋と言う。
毎年8月8日頃である。 |
〔処暑〕 |
旺盛な太陽も次第に衰えて、暑さも退くという意で処暑と言い、天地清く爽やかとなる。
毎年8月24日頃である。 |
〔白露〕 |
朝夕涼しくなり、草木の葉に宿る露が白く光ると言う意味で白露と言う。
毎年9月8日頃である。 |
〔秋分〕 |
太陽の黄経が180度、昼夜等分に分けられる日で秋分と言う。
また、この日は秋の彼岸の中日となる。
毎年9月23日頃である。 |
〔寒露〕 |
秋の涼しさが増し、露は陰気を含み、寒くなるという意味で寒露と言う。
毎年10月9日頃である。 |
〔霜降〕 |
陰気深くなり、露は霜と化して草木の葉は黄変する意味で霜降と言う。
毎年10月23日頃である。 |
〔立冬〕 |
陰気深くこもり、冬の気立つと言う意で立冬と言う。次第に冷気深くなる。
毎年11月7日頃である。 |
〔小雪〕 |
寒気がつのり、雨凍って雪となる意味で小雪と言う。この頃より風も寒冷の気を運ぶ。
毎年11月23日頃である。 |
〔大雪〕 |
寒気が盛んとなり、大雪となる気配も濃くなり、前の小雪に対して大雪と言う。
毎年12月7日頃である。 |
〔冬至〕 |
この日は太陽が黄道の南端を通るので、北半球では一年のうちで最も昼の短い日となり、寒気も厳しさを増す。
毎年12月22日頃である。 |