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鈴木勝浩(TOSS中学∞)
カタバミの果実と花を使うことで、「果実」のもとが「子房」であること、「種子」のもとが「胚珠」であることを実感することができた。
教科書では、アブラナの花を使っているものもあるが、アブラナの花の時期は短い。それに比べ、カタバミは身近に広く分布し、長期にわたって、花と果実を同時に観察できるので、教材としてすぐれている。
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■ 左の2枚の写真はカタバミの果実である。 カタバミは、果実が熟すと、縦に裂け目がで きて、種子が自ら、外にはじけるという性質 がある。 白いものは、種子のまわりについていた 種皮である。種子が外にはじけたあと、写 真のように果実についていたものである。 茶色のものは、なんらかの原因で、果実 のさけめについていた種子である。 |
指示1 カタバミの果実を、カミソリを使って、輪切りにしたり、縦に切って観察しなさい。 ルーペや双眼実体顕微鏡を使って調べてもよいです。
カタバミの果実はたくさんあるので、各自が輪切りにしたり、縦に切って、個別に観察できる。
指示2 観察して気づいたことを発表しなさい。
「果実の中に種子が縦にきれいにならんでいた。」
「果実は5つの部屋に分かれていた。」
「5つのそれぞれの部屋に種子があった。」
発問1 カタバミの果実は花のどの部分が変わったものですか。
「めしべのもとのほう。」
「子房。」
指示3 カタバミのめしべのもと(子房)を、カミソリを使って、輪切りにしたり、縦に切って観察しなさい。 ルーペや双眼実体顕微鏡を使って調べてもよいです。
カタバミの花もたくさんあるので、各自が輪切りにしたり、縦に切って、個別に観察できる。
指示4 観察して気づいたことを発表しなさい。
「めしべのもと(子房)も5つの部屋にわかれていた。」
「子房の中には、たくさんの種子のもと(胚珠)があった。」
生徒は、めしべのもと(子房)も5つの部屋に分かれていることを見つけ、カタバミの果実が5つの部屋に分かれていたこととの共通性に気づくことができた。また、子房の中にたくさんの種子のもとがあることを見つけることができた。
「果実」のもとが「子房」であり、「種子」のもとが「胚珠」であることを実感することができた。