葉脈標本を作りながら考えていきましょう。答えはこのページの最後です。
用意するもの 水酸化ナトリウム・大型のビーカー(500mlまたは1000ml用)・わりばし・金網・三脚・マッチ
ガスバーナー・ピンセット・水・新聞紙・使い古しの歯ブラシ・食紅・シャーレ・小型のビーカー
(50ml用)・葉(ヒイラギまたはヒイラギモクセイ)

まず、葉をやわらかくするために、水酸化ナトリウム水溶液を作り、その中で煮ます。
10%水酸化ナトリウム水溶液(50gの水酸化ナトリウム+450mlの水)
液が青汁のような状態になります。独特なにおいもしてきます。
このぐらいのビーカーですと、いっぺんに50枚ぐらいは葉を煮るのが可能です。

10%の場合、溶液の沸騰がはじまってから5分煮続ければよいです。
それ以上、煮すぎないこと。葉は褐色になります。

煮たビーカーから別のビーカーの中に、はしで葉を移して水で洗います。

煮る前の葉 煮たあとの葉

歯ブラシを使って上下にたたlきます。そして葉肉をおとしていきます。
時々、水で洗いながら、ていねいに葉肉をおとしていきます。
写真は新聞紙の上でやっていますが、かたい机の上で直接歯ブラシで
葉をたたいた方が、よりうまくいきます。

葉脈だけを残します。
食紅の中に入れます 取り出して新聞紙にはさみます

できあがりです。
写真は台紙にセロハンテープではったものです。
ラミネートフイルムなどで封入するとよいでしょう。