1 種子のでき方はカタバミを使って


                 カタバミの種子のでき方を知る授業

                    


             (指示1)

             カタバミの果実の中を調べなさい。

                 カミソリを使って、輪切りにしたり、縦に

                切ったりして観察するようにする。ル−ペ

                や双眼実体顕微鏡を使って調べる。

             (指示2)

             観察結果を発表しなさい。

                 生徒は「種子が縦にきれいにならんで

                いた」「5つの部屋に分かれていた」「5

                つのそれぞれの部屋に種子があった」

                などと発表する。 

             (発問1)

             カタバミの果実は花のどの部分が

             変わったものか。

                 生徒は「めしべのもとのほう」「子房」

                などと答える。ここで次の指示をする。

             (指示3)

             カタバミのめしべのもと(子房)

             を輪切りにしたり、縦に切って

             観察しなさい。

                  生徒は、めしべのもと(子房)も5つ

                の部屋に分かれていることを見つけ、

                カタバミの果実が5つの部屋に分かれ

                ていたこととの共通性に気づく。また、

                子房の中にたくさんの種子のもとがあ

                ることを見つける。

                 「果実」のもとが「子房」であること。

                 「種子」のもとが「胚珠」であること。

                を実感することができる。              


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