カタバミの種子のでき方を知る授業
カミソリを使って、輪切りにしたり、縦に
切ったりして観察するようにする。ル−ペ
や双眼実体顕微鏡を使って調べる。
生徒は「種子が縦にきれいにならんで
いた」「5つの部屋に分かれていた」「5
つのそれぞれの部屋に種子があった」
などと発表する。
生徒は「めしべのもとのほう」「子房」
などと答える。ここで次の指示をする。
生徒は、めしべのもと(子房)も5つ
の部屋に分かれていることを見つけ、
カタバミの果実が5つの部屋に分かれ
ていたこととの共通性に気づく。また、
子房の中にたくさんの種子のもとがあ
ることを見つける。
「果実」のもとが「子房」であること。
「種子」のもとが「胚珠」であること。
を実感することができる。