旧型客車を追いやった"悪役"ですが、旧客亡き後の「どこにでもいる」客車でした。
自分が各駅停車で旅行していたのが旧客の引退後の50系の時代で、山陰・筑豊・東北・羽越などどこに行ってもいました。
特に羽越線840列車には秋田から新津まで完乗しています。
明るい蛍光灯とがらがらで誰もいない客室が印象的でした。
模型はトミックス50系を加工しました。
製品が黒をベースに薄く塗装をしていて発色が悪かったことと、 オハフ50の妻面がホコリを巻き込んでいたことから加工を決断。
どうせ再塗装するならと、あちこちいじりました。

妻面手すりを別パーツ化しました。
赤2号は、GM赤2号 + クレオス赤(原色) = 1:1 に、黒を若干混ぜたものです。 結果的にはKATOのED75とほぼ同じ色です。
屋根色のグレーを、フラットベースをたっぷりいれて下塗りしてしまったため 車体色の赤色の光沢がいまいち。次回から工程を見直します…。

並べてみました。加工は屋根と妻面に集中しています。 オハ50の妻面窓をはめ込み化しましたが、 貫通扉はあえて塗装しませんでした。

オハフ50の検査表記がどちら側にあるのかがわからなくて、 とりあえずはしごが無い側に付けてあるのですが…、両方付いてるの?

屋根です。
オハ50・オハフ50ともに屋根の手すりを別パーツ化していて、 このアングルから見ると写真以上に良く目立ち効果的です。

色入れです。
ドア・妻面窓・行先方向幕準備窓Hゴムにグレーを、 客用ドアレール・客用ドア靴ズリに銀 を入れました。

室内灯を付けました。 最初トミックスのものをつけていたのですが、 あまりに接触が悪いのと車体が浮いてしまうため、 KATOのものを取り付けています。 床板から支柱を立て、導光板も床板側に固定しました。 車体内側もいろいろ削り、なんとか側面の窓から導光板が見えない高さにしました。

もともとのものはあまりに明るいため、抵抗を付け替えて電流を大幅に抑えています(560Ω→10KΩ)。 写真に撮るとLED側が明るく見えてしまいますが、見た目はもう少し均一です。