14系座席車(トミックス)

八甲田・津軽もよく乗りましたし、客車の中では最もよく乗っていた系列です。
トミックス発売後、KATOは生き残れませんでした…
やはり15年の開きが大きいのと、新型客車ってのもありますね。(オハ35はKATOは負けなさそうです)
車端部。
製品ではジャンパ栓受けから伸びるジャンパ管は青色になっていますが、スハフ14は灰色+黒、オハフ15は黒く塗装しました。
最初は6両だけ購入したのですがなぜかもう1両スハフが…、トミックスの戦略にやられてます。
製品付属のでかいナンバーは使用せず、 レボリューションのものを使用しました。金属感がいいです。
碓氷峠対応マークもつけておきました。
車端部。TNカプラー装備の上、汚物処理装置を追加しています。
21m級客車はこの部分がスカスカだっただけに、印象が大きく変わります。

14系座席車(KATO、休車中)

15年前に買ったKATOの14系をリニューアルしました。TOMIX発売後も生き残れるかな?
テールマークは周囲を薄く削り、ねずみ色で塗装した上で 白色プラ板をはめ込みました。光源は白色LED化してあります。
マグネマティック#1025をねじで取り付け。
消火器箱は銀河、つなぎ箱はGMの客車用パーツの流用、ジャンパ栓受けは 車体側はKATO24系用、床下はGMのマニ44用です。
本当はこちらにもエアホースを付けたいのですが手が回らず。

12系(リニューアル)

2015年-2016年でリニューアル品が発売されました。
前回のは「25周年記念」ということだったかと思いますが中国製、 ちょっとざらついた塗装で再生産されることもなく、やっぱりびみょーだったんですかね。
今回は国内製、前に発売されていた14系客車とほぼ同じクオリティになってます。
0番台、100番台と両方とも買ってるんですが、まずは0番台を整備。

トミックス製の客車はこれまでマグネマティック#1025化していましたが、今回はスハネフ14ジャンパ栓+ナックルを使用。
14系と12系は電源系統が同じなのでジャンパ栓の配置は問題なく、 元空気ダメ管とかもお手軽に表現されます。


# 厳密には12系は14系に加えて電暖引き通しがされています。
このため、向かって左側のジャンパは3本になるのですが…気にしない、気にしない。

M1×2ねじで固定しています。
それでもねじの先端が床板から飛び出しスイッチと干渉するのでt0.3プラ板を噛ませて高さ調整。
床板側のツメが当たる場所は床板を切り欠いて逃げています。

ナックルはEF66用のシャンクが短い方を使います。
連結面間隔が大変短縮されます。
R280通過は下り勾配とか推進だとちょっと無理かな…というところ。うちのお座敷運転なら大丈夫です。

相変わらず表記はなにもついてないので、レボリューションファクトリーのものをあれこれ拾ってレタリング。
Dコックインレタまでつけて側面は全部つけた感じです。(妻面は面倒なのでいつもやりません)
残りはサボと、トイレ窓・行先表示の白色塗装です。

100番台は、「上野発の夜行列車」に仕立てました。
八甲田の12系化は1980年ですから、津軽海峡冬景色の頃は旧客だったのでしょうが。
実際に旅行することがなかった小学生の私には、「ヤマケイレイルシリーズ 国鉄幹線車窓の旅」が聖書で、 その中での東北本線の夜行列車は12系なのです。
トイレ窓、行先方向幕を白色塗装してます。 筆塗りだと白がムラになるので、今回はエナメル系を吹き付けてから模型用綿棒と溶剤でHゴムを拭き取る方法をやってみましたが、 うまくいきました。
洗面所側は白く塗らないのがポイントです。
号車番号札、サボ、方向幕は相変わらずの自作です。指定席は1号車だけだったんですね。
ここまでやると製品が活き活きしてきます。そして、それを完成品でやってるKATOはすごいと思います。

あ、所属が宮原になってますがお気になさらず…尾久か青森にしておけばよかった。

上野方の最後尾には、東北北部への新聞輸送のための荷物車が連結されています。
12系時代は、スニ41。
東京で集中印刷、地方に配っていた当時の新聞の編集は、
列車の発車時刻に合わせて戦場だったんでしょうね。
デジタル印刷、新聞にそもそも最新記事が期待されない今とはずいぶん違っていたのでしょう。

0番台のほうは「但馬ビーチ」号です。
初期はC57やDD54けん引、その後はDD51けん引。
大阪発で福知山線経由や播但線経由で兵庫県北部の竹野、佐津、香住等を海水浴客を乗せて走りました。
私の手元の1973年夏の時刻表では1号が播但線経由が竹野行き、2号が福知山線経由で香住行き(城崎から普通)になってました。
私はDD54に牽かせたかったので0番台限定。

100番台は八甲田、津軽などの12系化に合わせて昭和50年代の投入なので、時代的には間に合わなくなってしまいます。

12系の方向幕に「香住」はなかったのですが「竹野」があったのでそちらで。
香住行きは臨時、か、急行、あたりで走ったのでしょうか。
12系の方向幕、東日本のものは「行」なし、西日本のものは「行」ありだったのではと思いつけていますが 実際どうだったのでしょうか。

12系(トミックス旧製品)

トミックスの12系です。
KATOのほうがかっちりとした表現ですきなのですが、 いかんせん車体が反ってしまっており 修正すると今度は帯が反る…という具合で使えませんでした。

ダミーカプラーをベースに、カプラーをマグネマティック#1025に交換・エアホースを追加しました。
元空気だめ引き通し管の白は目立ちます。

裏返すとこうなってます。カプラーは溶着しています。