旧型客車の必需品です。KATOのスハ43、トミックスオハ61と数年(?)急激な進化を遂げていますので比較してみました。
パーツとしてのオススメは全体的に成型がシャープで大きさのバランスもよいトミックスのキハ28用です。
以下、拡大写真で比較しますが部品を選択する際に気にしているのはどちらかというと ほかの車両と連結した際の高さが合うことです。 KATO オハフ33とキット組み立てのマニ36を連結して妻面から写真を撮りました。
ベンチレータの上面と屋根の上面の高さ、側面の雨樋の高さが揃うようにしています。
KATO オハ35系
屋根に一体成型のタイプです。KATOは最近発売したスハ43系以外はこのタイプです。
最近の側面に穴があいているものと比較すると一見見劣りしますが、 一体成型だからといって決して悪いわけではなく、 大きさや形のバランスはよいと思います。
銀河モデル(N-051) ガーランド型ベンチレーター
ホワイトメタル製のパーツ。やや細身の形をしています。
5個入り300円とコストパフォーマンス悪めですが 大きさのバランスがよいため下のキハ28用が出るまではキットにはこれを使っていました。
トミックス(PB-302) ガーランドベンチレータ
キハ28-3000用です。
取り付け穴がφ0.6×2個。パーツを取り付けた後で向きの調整ができるので、 意外とラフにあけていても調整が利きます。
側面のH型の仕切りの表現は省略されていますが、高さは低くてバランスがよいです。
KATO スハ43系
スハ43系でとうとう別パーツ化されました。 側面にH型の仕切りが表現されていますが影響で少し背が高くなっているようです。
取り付け孔が長孔なのでキットにつけるのは大変かもしれません。
トミックス オハ61系
後出しのトミックスもベンチレータは別パーツで、キハ28用から改良しています。 拡大写真で見るとKATOのものと比較してシャープに見えますが、 実際にはその差はわかりません。