通過列車のタブレット授受時に窓ガラスの破損を防ぐためのプロテクタ。
タブレット閉塞区間を走るキハ58系にはほぼ必須の装備です。
赤11号に塗られていたものと銀色(無塗装 ?)の車両がありました。 四国の車両は赤11号が多く、本州は銀が多かったように思います。

ちなみにタブレットキャッチャーは東北の車両は未装備のものが多かったそうです。 東北地区のタブレット授け器の高さが揃っていなかったためだとか。

パーツ

銀河モデル(N-247) タブレットプロテクター
塗装済みで、赤11号とクリーム色10号(うみねこ用?)があります。
中桟のあるものと無いタイプが入っていますが、 中桟の無いタイプは実物で未だにお目にかかったことがありません。

塗装がぼってりしているのですが、それが丸棒になっている縦棒の雰囲気を出しています。 焼付け塗装のようで、ラッカーで銀に塗ろうとしたらうまく塗れませんでした。
kitcheN(906G) タブレット保護棒58系
11本のタイプと8本のタイプが入っています。
ステンレスエッチングで無塗装です。

抜きはシャープですが、その分「板」な感じが目立ってしまいます。 上下の足の出方やや内側からでてしまっていておかしいようです。 私は上下の足を切り取って使用しました。
TAVASA(PN-601) キハ58系用タブレット保護棒
ステンレスエッチングで無塗装です。

取り付けて比較してみました

銀河のものとkitcheNのものを取り付けて比較してみました。
抜きがシャープなkitcheNもいいのですが、総合的には模型的にバランスがとれている銀河のパーツのほうがいい感じです。 これで銀色があればいいのに…。
ちなみに取り付けにはシリコン系接着剤を使用しています。 ゴム系接着剤よりも接着力は弱いですが塗装を侵さず、透明なのではみ出しても目立ちにくく簡単に修正できます。
銀河
客用窓との大きさのバランスがよく、 実物では両端の棒が上下に伸びている取り付け足も自然に見えます。
kitcheN

抜きが細くシャープです。板厚は銀河より薄くできています。