飯田線といえば、の車両。
KATOから国鉄時代のデビュー時の姿で発売されました。
国鉄末期に登場、デビュー後早々にJR化で211系色に塗り替えられ、原色で活躍した期間は短かったと思いますが、 119系といえばこの色です。

1986年頃、GMからキットで発売されていたかと思います。今から思うと登場直後だったんですね。
クモハが2両分+クハのトイレ部分が入っていて、クハにするには切り継ぎ & ルーバーの削除が必要という硬派な内容でした。 キットとはいえ、普通に切り取りを要求してくるのはいまの基準では…ですが、当時は普通に見えていたように思います。

GMからはそのあと完成品で発売。2000年頃だったか。 下回りがトミックス115系かなにかから持ってきていたのですが、何か違う…感じで現役を離れ。 車体が例によって反っていたのも一因でした。

鉄コレなんかも発売されましたが、こちらは鉄コレに何度か懲りた後だったので手を出さず。 青22号も色調が暗くて、こちらも何か違う…

というわけでKATOが飯田線シリーズを展開し始めたあたりからずっと待ち続けた車両でした。

クモハ119側面。頭の中では背景が南アルプスか中央アルプスです。

製品がコスト優先でやっていない色入れを丁寧にやっていきます。

  • ドアの戸当たりゴム(ライトグレー)
  • 手掛け(銀)
  • 屋根上機器、パンタグラフ(ねずみ色1号)
  • 床下(ダークアース→艶消し黒)
  • ジャンパ栓、ケーブル(青22号、艶消し黒)

クハ118。
製品の幌は2種類の色が使われており、クハ118は黒、中間に入るクモハ119は灰色になってます。
実物は灰色で、前面だけが黒になっているのでその通りに塗装しました。
中間に入るクモハ119の幌は灰色単色で塗装しています。こちらは幌をつないだ状態の表現かと思いますので。 (片幌なので奇数側には幌はつかない)

無塗装のベンチレータ、パンタグラフ、避雷器他はねずみ色1号で塗装しました。 屋根は製品の色のままとしてちょっとだけ色が変わるようにしました。 115系や165系とは違い、屋根は鋼板そのままだったのですかね。

パンタグラフ、ヒューズ箱の碍子は面倒ですがなかなか目立ちます。

クモユニ147。
この形態に水色は似合ってないかな…と思いつつ、実物を見てみたかったです。