関西急電の流れを汲むクリーム色とぶどう色の、117系です。 新快速を外れてからいろいろな色に塗り替えられていますが、やはりこの色が一番かっこいいと思います。 登場は1979年。1990年代に入ると221系に変わったので実は新快速として活躍していた期間は10年足らずと意外と短いのですが、 新快速といえば117系のイメージが強いです。

2扉、転換クロスシート。ステンレスの飾り帯で飾られたヘッドライト。
デザインは阪急6300系の影響をかなり強く受けているように見えます。 その阪急6300系は、新快速が223系になって京都-大阪を27分台で走るようになってもまだ現役でした。

2019年末-2020年始にいきなりKATO、トミックスから立て続けに製品化発表。 KATOのものを購入してひととおりいじりました。 これ書いてるのは来週末がトミックスの発売、という時期だったりします。

分割民営化の直後に一度乗りました。まだラッシュ時は運行してなくて6両編成だった時代。 全列車12両で走ってる今とは隔世の感があります。

クハ116。

119系の時と加工内容がほとんど同じですが、ちまちまと色入れしてます。

  • ドアの戸当たりゴム(ライトグレー)
  • 手掛け(銀)
  • 屋根(ダークグレー)
  • 屋根上機器、パンタグラフ(ねずみ色1号)
  • 乗務員室手すり
  • トイレ窓(白)

乗務員室手すりまわり、ヘッドライト周りはぶどう色2号が回ってなかったので色を足してから、更に手すりを塗り分け。 最近のKATOは、成型品を手すりの塗り分けに合わせて凹ませ横から見ると手すりが塗り分けられているように 見せているものが多いですが、今回はカラーバリエーションを意図してかやってません。 私は自分で塗れる、こっちのほうがありがたいです。 乗務員室の手すりを凹まされると、横から見て塗り分けできてても前から見たときにイマイチなんですよね…

ちなみに乗務員室の手すり下部はが車体に沿っちゃってるのはホンモノと違ってます。 下まで直線なのが正解で、ここちゃんとやってほしかった…。

前面から。 布張り屋根の灰色をどのくらいの濃さにするかは毎回悩み、そして毎回適当です…。 濃いめのほうが模型的には良いと思います。濃くすると旧客と色がかぶってくるのですが、 旧客のほうはさらに濃い灰色で塗ってます。

パンタグラフ周りの塗装もやってます。 毎度のことですが、パンタグラフを塗るといっきに雰囲気が落ち着きます。

こちらはクハ117。 築堤を下から見上げてる雰囲気で。ぶどう色2号の帯が乗務員室手すりとドアの戸当たりゴムで 切れるところにこだわりました。

信号炎管の下部は、車体色で塗っています。

いつの間にやら2編成あったりして(最近多い)、すれ違いを楽しみたいのでお座敷運転用に 線路も複線化しようかと考えてたりします。