プチ加工

キハ58系です。冷房・非冷房・寒地型など織り交ぜ気が付くと20両を超えてます。
ホンモノも全盛期は長編成での運用が多いですからね。。。 軽加工から入りましたが、タブレットキャッチャ取り付け、ウェザリングなどいろいろやってます。
完成品全般に言えるのですが、後から塗った塗料が窓桟の側面に回っていません。 横から見ると透けてしまうので、そこに色を差すと窓周りが落ち着きます。
こんな感じで色を差します。
キロ28で、色差し前と色差し後を比較してみます。
色差し前

色差し後
方向幕の蛍光灯の色を出すため、 電球を白色LEDに交換しました。
's'マークも入れてみました。
ほとんど米粒ですが…。次はタブレットキャッチャーかな。
腕木信号機の導入に備え、タブレットプロテクターをつけました。
銀河のパーツ(赤11号)をシリコン系接着剤で取り付けです。塗装済みでお手軽。
無塗装も好きなので、KitcheNにもパーツを注文中です。 タブレットキャッチャーも付けたいのですが、よいパーツがなかなかありません。 カワマタのものもストックしているのですが、強度がイマイチ。
連結するとなかなかかっこよいです。
プチ加工の続きで、 運転席側のみキハ27のデフロスターつき窓ガラスをつけました。

タブレットキャッチャー

後日、カワマタのタブレットキャッチャーを追加装備しました。
(てか、別の編成ですが…)
巷では有名な3ピース構成です。
エッチングで横から見ると平べったいのは若干気にはなりますが、上から見ることが多いせいかそれほどでもありません。 軸の部分は説明書では真鍮線を使うよう指示されていますが、ランナー引伸線を使っています。
正面から見るとこんな感じです。
若干張り出しすぎ?ですが、実物も意外と張り出しています。
そのまま収納するとつぶれてしまうので、ケースはこんな感じで穴を開けたりスペーサを挟んで加工しています。

ウェザリングとジャンパケーブル

このキハ58、もう発売されてから20年になりますね。
当時KATOの前面窓が小さいことに気づいてなんとかしようとしていたところにこれが出たので、 これこれ、という感じでした。
KATOでは10系客車が発売されてからしばらく経ったころ。私は市場から消えたスロ62を慌てて探してました。
パノラミックタイプなキハ58・キハ65にもタブレットキャッチャーをつけました。
特にキハ65は松本を離れて以降分布がほとんど西日本だったので(東の端は名古屋?)、 タブレットキャッチャーが付いていないと締まりません。
タブレットキャッチャーが前に飛び出して付く助手席側が要工夫なわけですが、プラ小片を瞬間接着剤でつけて補強しました。
実物の台座はこんなに目立たないのですが、このサイズなのでしかたないです。
そして流れでウェザリングにもチャレンジ。
張り上げ屋根の肩まで汚さなければいけないキハ58が難関です。 つや消しクリアで下地を作ってから、濃い灰色(調色)を慎重に吹き付けました。
車体はちょっと浮かせてマスキングし、端をぼかしています。
編成です。
汚れ具合は、車両ごとに変えました。キハ65はもうちょっと汚そうかな。
続いて冷房用ジャンパを別パーツ化。
KATO 14系のものを塗装してつけました。POMだけあって塗料の乗りは若干悪く、剥がれ気味ですが仕上がりには勝てません。

ドアレールと手掛けには、銀を。
こちらは平窓車。
向かって左側の小型のものは、KE76を塗装してみたものの若干大きすぎ。
KATOがキハ58を製品化した時にASSYで手に入るんでしょう。その時にはキハ58ごと置き換わりそうな、気もします。
と書いた矢先、とうとうKATOからキハ58前面リニューアル発表…
NGIさんにアップされたpdfを超拡大してみてしまいました。
扉の小窓あり、テールライト内バメ、標識掛けT字、バランサ点検蓋ありですから、474〜654くらいでしょうか。
当然のごとくジャンパケーブルはフル装備でしたね。

キロ28-2500の裾帯

更にプチ加工。
てか、パッと見どこを加工してるかわからない画像ですみませんが、裾の赤帯を再塗装しているのです。
トミックスのキハ58-2500、なぜかこれだけ裾の赤帯の幅が太く、気になりだすとしかたありません。 再生産のたびに模型店でチェックするのですがどれも似たようなもので、おそらく版がそうなってしまっているんでしょう。
そこで2015年最初の工作として、裾の赤帯を剥がして再塗装してみました。
薄め液でクリーム色を残して赤帯だけふき取ることができたので、赤帯を再塗装した後半光沢クリアで塗装面を整えています。
赤11号はモリタのものにクレオスの原色赤をちょこっと足したものなのですが、 デジカメで撮ると彩度が低いのがわかってしまいますね。。。
せめて半光沢クリアの後で赤11号を吹いたらよかったかもしれません。

見た目は、写真ほどではないのでお気に入りです。

その後、やっぱり赤11号を再塗装しました。クレオスのシャインレッドと赤11号を混ぜたら、今度はかなりよい発色になりました。

こちらは帯なしです。
初期ロットは成形色が白の上にクリーム色の塗装が薄く、赤色を拭き取る際に成形品の地肌が見えてしまうのでこちらは塗装になりました。
腰板部のクリーム色4号を再塗装。FARBEのクリーム色4号をベースに白を結構たくさん(1:2くらい?) 混ぜたうえで、 原色イエローをほんのちょこっとだけ加えるとよい色になりました。
帯ありは半光沢クリアで表面がざらついてしまい(ちょこっとフラットベースを混ぜたのもだめだったみたいです)、 まぁこれはこれで格好良いのですがほかの車両と比べて明らかにくたびれた雰囲気になりました。 一方こちらは再塗装なのでかなり違和感なく溶け込みます。

あとは地味にクーラーを角型に交換。

帯ありのほうも再塗装にすればよかったかな。。(← もう1両作りそう)

キロたち

さて、ついでに手元のキハ58系グリーン車を並べてみました。
トミックスのカタログ状態ですが、よくここまで出してくれましたね。ほんと夢のようです。
いずれも共通の加工として、クリーム色4号が見えてしまっている窓の断面に赤を入れ、窓周りを落ち着かせています。

キロ28-2300

いちばん最初に発売されました。
実物が8両しかないのになぜにこの選択…、というのがありましたが、キハ58-1100と時代を合わせたかったのでしょうか。
トミックスの製品ではキロ28-2300は張り上げ屋根、キロ28-2500は通常屋根と製品区分がなされてますが、 実際には2300番台、2500番台という番台区分は暖地型・寒地型の番台区分でそれぞれに張り上げ屋根と通常屋根がいました。
なのでこの形態に該当する車番は2301-2308と501-507(寒地型のこのグループはは4DQのまま一生を終えたため、 +2000されなかった)の15両になるわけです。
細かいところでは、501-507は発電機用の空気取り入れ口が反対側らしいです。

キロ28-2100(ユニットサッシ)

「きのくに」に入っているものです。
下降窓による車体の腐食対策でユニットサッシ化されたものですが、 本来の広い窓が台無しで、もし乗ってこれに当たったらさぞかし残念がったことでしょう。
ユニットサッシ化されているのもバリエーション的にはとてもうれしいのですが、 普通の100番台もそろそろ欲しい気もしますね。
キハ58も現在、車番をオリジナルのものからレボリューションの小さいインレタに交換中なのですが、 この車両は未施工です。意外と大きいのが目立ちますね。

キロ28-0

非冷房のキハ58欲しさに購入したキハ57のおまけです。
キロ27が2両も(←だって非冷房のキハ58がたくさんほしかったのです…)あるので、それをキロ28-0に改造しました。
屋根にAU13と押し込み型ベンチレータ載せました。配置はキロ58を参考に。 100番台と0番台って、クーラーの取り付け位置が微妙に異なってたのですね。
床板はキハ28用で、4VK装備です(車番は4DQのものですが…)。台車もDT22に交換。
車体は雨樋をクリーム色に塗りつぶし。側面には発電機用の空気取り入れ口が要るのですが、いまのところ省略。。。トレジャータウンのパーツに含まれているので、 そのうち取り付けようかと。

キロ58

「アルプス」で製品化されました。
このセット、キハ65-500、キハ28-2500、キハ58-400、キロ58といずれも新規金型で結構お買い得です。
どれも妻が見れば全く同じなのでしょうが、もはや数が増えすぎて逆にちょっと増えてもわからないという話もあります。
実物のほうは2エンジンの強力型だったものの冷房用電源が別に必要で結局キハ28が必要なうえ、 普通車指定席が1エンジンなのにグリーン車が2エンジン(うるさい)という使い勝手の悪さから、 普通車の冷房化が進むと使い勝手が悪くなり長生きできませんでした。

ちなみに超細かいのですが、実物のサッシはおそらくツマミで下げるタイプではなく 両側に留め具があるタイプでは?(上縁にサッシが見える)と思います。
KATOのキロ28の窓ガラスに交換して表現しようかとも思いましたが、ちょっと大変そうで保留中です。

キロ28-0。グリーン車マークはくろま屋さんのものですが、大きさを2通り使ってみました。

ベンチレータ付きの屋根が並びます。