外吊り扉が印象的な通勤型気動車です。
関東では八高線・相模線あたりにたむろしていましたが、電化や新型気動車の投入で絶滅してしまいました。
関西・中部では関西本線周辺でよく出会いました。
キハ35のトイレの目の前を除いてはロングシートなので、
ほかの車両と混結されているときには迷わずほかの車両に乗っていましたが、後から思うとなかなか味がある車両でした。
でも外吊り扉の隙間風はすごかったですね。よくこれを新潟地区に投入したものだと思います…

ちなみに改造はTNカプラーを取り付けただけなのです。
床板に貼り付ける方法が一般的なようですが、これだと取り付け高さが低くなりすぎてしまうのでちょっと大げさに改造しました。
まずは並びです。

床板前端をざっくり切り取りプラ板(t1.0)から切り出したマウント経由でTNカプラーを取り付けています。
運転台側はテールライトの導光材をつけられなくなるので、
基板から燐青銅線で配線を延ばしてLEDを前に移設しました。 ヘッドライトの導光材はそのまま利用しています。

動力車はマウントの取り付ける場所がないのでギブアップ。
ナックルカプラーの取り付け座に穴を開けたカプラーを付けました。

副作用としてサスペンションが全く効かなくなり、0.5oほど下がってしまう(シャコタン状態)のですが、
実はこれでTOMIXのキハ20系などと車高がちょうど合うようになります。
サスペンションが効かなくても集電・走行は安定しています。

八高線風に車両を並べてみました。
キハ45が楽しみです。