1999年のふたご座流星群は、12月14日ころ極大となりました。上の写真は、15日の未明に撮影したものです。使用したレンズは43mmF2.8、フィルムはフジのG-800ACEです。2コマ合成して、ふたご座流星群の放射点を分かりやすくしました。写真の左上の端の明るい星がポルックス、その右の明るい星がカストルです。ふたご座流星群の放射点は、カストルの近くにあり、ここから全天に向け放射状に流れて行きます。このことから、二つの流星は、カストル方向から画面端に向けて流れていることが想像つくでしょう。
 なお、今年のふたご座流星群は、松山では比較的雲が多く活動の正確な様子ははっきりしませんが、おおよそ1時間あたり50〜100個、14日の夜遅くから15日に見られました。

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