2003年3月9日 20時37分〜42分の間で 16秒露出4コマ合成 
オリンパス C3100 望遠側 感度100 リサンプリングでサイズダウン
撮影地 愛媛県松山市自宅
  画像の右下の明るい星が、月の姿です。六日月でかなり明るく、露出オ−バ−で丸くなってしまいました。この月のゴ-ストが、左上に青いぼんやりした像となってしまいました。これは、明るい月の光りが、カメラのレンズの中を乱反射して起こるものです。露出オ−バ−の太陽や月によく現れる現象です。
 さて、月の右上の星の集まりが、すばる、プレアデス星団と呼ばれる星の集まりです。左上の赤い明るい星が、おうし座の1等星アルデバランとなります。アルデバランから、Vサインの星の並びが、ヒアデス星団です。このVサインは、おうし座の顔の部分になっています。ヒアデス星団はすばるに比べ、星の密度が低く、肉眼でもよく分かる星団です。
 この月の接近は、1月に1回起こります。4月は、もっと月が細く写しやすくなります。天気に恵まれ時間がとれれば、ぜひゲットしたい接近となるでしょう。
 なお、画像の下が全体的に白くなっているのは、薄雲が通ったためです。また、月の近くが以上に明るいのは、レンズが少し曇ったためです。普通レンズが曇るのは、表側なのです。しかし、この時はなんと内側でした。このため、どうしようもありませんでした。
 

 

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