2003年1月7日 22時52分〜23時07分の間で 露出60秒4コマ合成 
20cm反射R200SS+LV15mm NIKON COOLPIX4500 広角側 
感度400
リサンプリングで1/3へザイズダウン後一部トリミング
ステラナビゲ−タVer6でシュミレ−トした画像
撮影地 愛媛県松山市自宅
  昨日より遅い時間帯に撮影したので、光害が少なく、かに星雲が分かりやすくなりました。ただ、土星との間隔が広がってしまいました。松山のような中規模の都市は、時間が遅くなると空が暗くなり、星がよく見えてきます。特に天頂付近は、5等星まで見えていました。また、望遠鏡でもかに星雲の存在が分かりました。
  土星の光の少し上に、緑色の円盤状の光が見えます。これはゴ−ストなのですが、よく見ると土星そっくりの姿です。実際の土星は、ちょうどこれくらいの大きさでした。なお、画像の周辺の星像がかなり変化しています。これは、おそらくアダプタ−をまっすぐに取り付けていなかったためのようです。めったにない現象の時は、撮りなおしがきかないので、きをつけましょうね。(-_-;)
2003年1月6日 18時40分〜19時05分の間で 露出60秒4コマ合成 
20cm反射R200SS+LV15mm NIKON COOLPIX4500 広角側 
感度400を2コマ、800を2コマ 
リサンプリングで1/3へザイズダウン後一部トリミング 
ステラナビゲ−タVer6でシュミレ−トした画像
撮影地 愛媛県松山市自宅
 土星が、かに星雲に最も接近したのは、5日の昼間です。4日と5日の夜は、天候が悪く、6日になってやっと撮影しました。ところが、自宅で撮影したため光害の影響もあり、かに星雲がほとんど分かりません。眼視ではまったく見えませんでした。
 そこで、右側にシュミレ−トした画像を並べました。まず明るいのが土星。反射望遠鏡で撮影しため、斜鏡のスパイダ−があるので、十字に星像が大きく伸びています。土星の左側が、衛星のタイタンです。そのすぐ左側にかに星雲があります。気にすればあるような、ないような・・・。大変頼りない感じでした。
 かに星雲は、超新星の残骸で、空の暗いところでは、双眼鏡でもみえるのですが、淡いため街の中ではすぐに見にくくなります。このため空の暗いところで撮影したいのですが、時間の都合で、自宅での撮影になってしまいました。
 ちなみに、一眼レフデジカメ、FINEPIXPRO2で撮影された画像が、星への誘いに公開されています。横浜市内という条件にもかかわらず、かに星雲の姿が分かります。やはり天体には、CCDチップの大きな、一眼レフデジカメが優れています。
 

 

HOME 戻る