木星 2011年


  撮影に使用した望遠鏡は、口径20cmのシュミットカセグレンです。カメラは、リコーGX100 です。ビクセンの9mmの接眼鏡で222倍に拡大し、ズ-ム最大でコリメ−ト撮影しています。

 2011年11月3日 22時15分〜22時17分の間の138枚合成  2011年11月3日 23時08分〜23時10分の間の137枚合成
  昨年とは、大きく変わり、二本の縞模様が目立ちます。復活した上側の縞模様の中に、大赤斑があり、約50分ほどでかなり移動しています。左側の画像では、上側の茶色の縞のほぼ中央に、大赤斑があります。右側は、シンチレーションが不安定になり、左へ移動した、大赤斑がぼんやりして見にくくなりました。
 この縞模様の移動は、木星の自転のためにおこるものです。木星の自転周期は約10時間。このため、50分もたてば、かなり自転しているのが分かります。


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