夜空の宝石(二重星)

    夜空に輝く星々は、さまざまな色に輝きます。赤い星、白い星、黄色い星。まるで、宝石が夜空に浮かんだように見えます。こんな美しい星を、天体望遠鏡で眺めると、ひとつの星が、二つに見えたり、三つに見えたりします。こんな星を、一般的に二重星と呼んでいます。(二重星は、肉眼で見ると接近しているためにひとつにしか見えませが、望遠鏡で拡大して見ると二つに分かれて見えるのです。)

  二重星は、接近しているものや、比較的離れているものなど様々です。明るさや色を比べながらみると、より美しく見ることができるでしょう。ここで、撮影に使用カメラは、デジタルカメラ(カシオQV-8000SX、オリンパスC3100)です。実際に写った様子を確認しながらできますので、デジカメにはもってこいの対象です。

リゲル(オリオン座β) いっかくじゅう座β うみへび座τ1
さそり座β星 しし座γ星 ミザ−ルとアルコル(おおぐま座ζ星)
アルビレオ(はくちょう座β星) いるか座γ星

※画像の大きさは約5Kです。デ−タ−はスカイアトラスを使っています。  また、一般的に二重星の明るい星を主星、暗い星を伴星と呼んでいます。このコ-ナ-ではこの呼び方で説明しています。そして、画像は倒立像であらわし、左側が西(w)にしています。