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Excel孫の手−98


	

「アルバイト出勤一覧表-2」

 Q.前回の説明で、何をどうするかが見えてきました。  A.出勤時間帯を、条件付き書式を利用してセルを塗り、同時に関数で出勤該当セル    に何らかのデータを表示して、それを集計していくという手順ですね。
 
		
 									
   では、条件付き書式から行きましょう。									
   1.アルバイトの一人目、最初の出勤時刻をクリック。									
		(例:相沢圭亮の勤務時間の右のセル)							
   2.「書式」メニューの「条件付き書式」をクリック									
   3.条件1(1)の▼をクリックし、「数式が」をクリック									
   4.右の空白ボックスをクリックし、数式を設定。									
 	"例:=(AND($B15<=E$14,$C15>E$14))"								
	$B15 → 個人の出勤時刻のセル								
	$E14 → 30分刻みの出勤時刻のセル								
	C$15 → 個人の退勤時刻のセル								

 
   5.右の「書式」をクリックし、「パターン」をクリック。									
	塗る色をクリックし、OKをクリック。								
   6.式が設定できたので、全員分のセルにコピーし、全時間帯にもコピー。									
 									
   結果は、以下のようになります。									

 

 Q.条件付き書式の数式は、関数の時とほとんど同じなんですね。		
   個人の出勤時刻が、10:00 から始まる30分刻みの時間帯毎に、小さいか等しく		
   て、かつ、個人の終了時刻が30分刻みの時間帯毎に大きい。		
   この二つの条件に合致した部分が、出勤時間帯として色が塗られるんですね。		

 A.その通りです。では、次のステップ、関数です。		
    アルバイトの一人目、最初の出勤時刻をクリック。		
		(例:相沢圭亮の勤務時間の右のセル)
    ここに、以下の式を入力します。あくまでも例題ですので、セルの番地は作る		
    表の位置によって異なります。		

	=IF(AND($B15<=E$14,$C15>E$14),"■","")

    式が設定できたので、全員分のセルにコピーし、全時間帯にもコピー。		

   結果は、以下のようになります。
 
   ここでは、 ■ の色を条件付き書式とは別な色に設定しましたが、実際に使用
   するときは、同じ色に設定すると、■が見えなくなりすっきりします。

 Q.これで、データ入りの塗り分けが完成したんですね。
   いやー感激です。

 A.感激の最中で申し訳ないんですが、最後の締めがまだ出来ていませんよ。

 Q.オッ、忘れてた。30分毎の時間帯別に、何人出勤しているかのカウントが、ま
   だでした。

 A.そうですよね、これは次回までの宿題として、答えを出してきてください。

 Q.げっ、そんなーっ。



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