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Excel孫の手−91


	

「一行おきに二色に塗り分け」

 Q.見てください、この面倒な色分け表。
   実際は、「地区」が52箇所、「諸経費」欄は8列に分解されるのです。						
   全く、ウチの部長代理は何考えているんだか。「見映えだ、見映えを徹底的に						
   良くしろ。」と言って、このサンプルを置いていったんです。						
   多少、エクセルがいじれるようになったので、最近うるさいこと。						

 A.だったら、ギャフンと言わせましょう。						
   これ、本当は、少しの知識があるだけで、物凄く簡単なんですよ。						

 Q.えっ、そうなんですか!	
   てっきり、人海戦術でやるしか無いと、実は腹を括ってたんですが・・・。	

 A.表がどんなに大きくても、色分けにかける時間はせいぜい2分です。	
   ステップを追って、一緒にやってみましょう。	
	 1.先ず、罫線さえ引かずに、中味だけ入力ししまいます。
	 2.計算式や表題も、入力しましょう。
	 3.ここで、罫線を引いて、表は完成です。
	 4.今度は、色を塗り分けたい列の必要範囲だけ選択します。
	  複数の場合は、ctrlキーを押しながら、範囲を選択し続けます。
	 5.選択し終わったら、「条件付き書式」の設定を行います。
	 6.メニューバーの「書式」をクリックします。
	 7.表示された中から、「条件付き書式」をクリックします。
	 8.「セルの値が」の右の▼をクリックして、「数式が」を選択。
	 9.「数式が」の右の窓に、図のように入力します。
	10.「書式が設定されていません」の右の「書式」をクリック。
	11.「パターン」をクリックして、好きな色をクリック。
	12.「追加」をクリックします。
	13.二つ目の設定が可能になりますので、手順の8から11を繰り返します。
	   ただし、好きな色は別の色にします。
	14.「OK」をクリックすると、一行おきに、二色に塗り分けられています。

 Q.ウォ〜ッ!これは凄い、凄いですよ。	
   こんな驚きは、久しぶりです。やっぱり、エクセルだぁ。	

 A.いやいや、喜んでいただいて、どうもどうも。
   最後に一つだけ。
   どうして、こういうふうになるのかを、考えてみて下さい。



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