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Excel孫の手−79
「あのファイルどこだっけ」
Q.ファイルをどんどん作る事が出来て楽しい時期は過ぎてしまいました。
A.藪から棒にどうしたんですか。
Q.ファイルが沢山出来る→分類分けしてフォルダを作る→その中でまた分類して
フォルダを作る のようにして、ファイルが迷子にならないように整理してき
たつもりなんですが・・・。
A.整理しようとするあまり、フォルダの中にフォルダを作り、さらにまた、フォ
ルダを作って、またその中・・・・を繰り返して、一体どこのフォルダに保存
したか分からなくなってしまったんでしょう。
Q.図星!!!どうして分かったんですか。もしかして、同じようなファイル探し
をした経験がある!そうでしょ。
A.フフフ、バレちぁあしょうがネェ。なんて言っている場合じゃありません。
と言う事は、もう、かなり苦労している段階に入っているわけですから、まず
今まで作ったファイルをどうにかしましょう。
ファイル自身に、保存場所を記録して印刷しておきましょう。
といっても、シート部分ではなく、ヘッダーやフッターという特殊な部分にデ
ータを記録しておくのです。
手順は、簡単ですよ。
1.「メニュー」「表示」「ヘッダーとフッター」をクリック。
2.ここでは、フッターにデータを入れる事にします。
3.「フッターの編集」をクリック
4.左側・中央・右側 の位置指定が出来ますので、今回は右のボックス内を
クリックします。
図にあるように、@ Aの順でクリック。
5.この時点では、ファイル名とシート名が指定できました。
更に、手入力で下の図のように入力してあげます。
ここでは、&[c:\xldata]となっています。
これは、このシートの保管場所として、Cドライブの中のxldata
というフォルダの中にある場合の指定方法です。
6.すると、印刷プレビューではシート下に、以下のような表示が出てきます。
7.手順5 で、ドライブやフォルタ゛を手入力して指定しましたが、エクセル
のバージョン2002(XP)や2003では、「フッターの編集」の下
の(指定しない)の右の▼をクリックすると、一覧の中にドライブ以下の
全部の情報が入っている書式があります。
8.例えば、ドライブDのdataoriginというフォルダに、adrestest.xlsとい
う名前のファイルがあったとします。
すると、以下のような表示が一覧に現れます。
9.この状態で、別のフォルダにこのファイルを保存してみます。
フォルダ名をcopydataとします。
すると、表示は自動的に以下のように変化します。
Q.へえぇっ、便利なんですね。
今までのファイルを、取りあえず全部整理してみます。
A.多少手間ですが、ガンバッテ下さいね。
次回は、更なる整理の方法を説明しましょう。
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