Registered at Nov 15 2004

Excel 孫の手−68


	

「エクセルにもインデント」

 Q.今日は、ちょっと面倒くさい要求が有ったので、それを質問します。  A.面倒くさいと言うことは、手作業でも出来るけれどなるべく機能を活用    して、処理したいのですね。  Q.はい、データ数が少ないときは、全部手で修正しますけれど、これがも    っと巨大な5000個とか一万個のデータだと、これはもう・・・・。  A.その作業って、いったいどんなものなんですが。  Q.セルに罫線を引いて印刷すると、罫線に囲まれて字が見にくいと言うん    です。上下の隙間なら、セルの高さを変えてデータ位置を縦の中央に置    くことで解決します。要求というのは、セルの左揃えで印刷したいが、    セルの左端の罫線から、少し離して見やすくして欲しいという事なんで    す。
 A.わがままな要求ですが、極太の罫線を使う人にとっては、考えられる事
   でもありますね。
   実は、回答はとってもシンプルなんです。

   加工したいセルを選択しておきます。
   選択した中にカーソルを移動して、右クリック。
   「セルの書式設定」をクリック。
   「配置」タブをクリック。
   「インデント」の上向き▲を一回クリックして、1を表示。
   「OK」をクリックすると、以下のように表示されます。
 Q.便利な機能があるんですねぇ〜と言いたいところですが、少し隙間が大
   き過ぎると言われてしまいそうです。

 A.おっ、これでは満足しない気ですね。
   じゃー、これでドウダ。

   加工したいセルを選択しておきます。
   選択した中にカーソルを移動して、右クリック。
   「セルの書式設定」をクリック。
   「文字列」をクリック
   「ユーザー定義」をクリック。
   表示されている「種類」の下のボックスの@マークの前をクリックして、
   @マークの前にカーソルの点滅を表示させます。
   入力の状態が、半角英数であることを確認して、空白を一つ挿入します。
   「OK」で、以下のように表示されます。
 Q.相も変わらず、ほいほいっと回答されてしまいました。
   ホント、何でも用意されてるんですねぇ。

 A.ここで、一つだけ注意すること、それは挿入するときに、半角か全角か
   を必ず確認することです。
孫の手69〜最新TOP  孫の手1〜68TOP