Ｅｘｃｅｌ　孫の手−５７

	
「データインポート-ＣＳＶ形式」
	
　Ｑ．孫の手５６　で、ＣＳＶ形式の意味は分かりましたが、このファイルを読み込						
　　　んだ時、変なことが起きたんです。						
　　　データの長さがセル幅を超えたとき、列番号の境界でダブルクリックすると、						
　　　自動でセル幅がその列の最大の長さに調整してくれるはずなのに、かえって狭						
　　　くなってしまいました。						

　Ａ．オフコンに限らず、他のデータを流用するときに、皆一度は経験するトラブル						
　　　です。　通常、アブリケーションソフト（一太郎・ワード・エクセルなど）で						
　　　入力した文字は、書体の属性（明朝とかゴシックというフォント・大きさ・色						
　　　斜体・下線等の文字に付帯する情報のこと）を持っています。						

　　　このセル巾をダブルクリックによって、その列の最大幅に合わせる機能を最適	
　　　化と呼んでいますが、この属性を利用しているのです。	

　　　ところが、ＣＳＶ形式のデータは、何の文字かの情報しか持っていません。	
　　　そのため、巾が計算できませんので、最適化機能が働かないのです。	
　　　システム文字と呼ばれています。	

　Ｑ．文字は同じように見えますが、そんなことがあったのですね。	
　　　ところで、これを普通に使える状態にするための方法を教えてください。	

　Ａ．方法は、次のやり方です。	

	例題は、アクセスのデータをエクセルに取り込んだものです。
　　　　	じちゃぐちゃですね。

　　　１．全セル選択ボタンをクリック。	

　　　２．フォントを選択します。ＭＳ Ｐ明朝などが良いでしょう。	

　　　３．フォントサイズを指定します。１１ポイントがエクセルの標準です。

　　　ここで、何処でも良いですから、列番号の境界線で、ダブルクリックをしてみ
　　　ましょう。

　Ｑ．この状態で、列番号のＣとＤの間で良いからダブルクリックと・・・。
　　　！！！

　　　おほっ、ヤッタ。