Ｅｘｃｅｌ　孫の手−４０

	
範囲で「置換」・「置換」で検索
	
　Ａ．今回は「置換」をもっと手軽に重宝に使って貰うという内容です。						

　Ｑ．孫の手９　できっちりとやっていますから、もう十分なのでは・・。						

　Ａ．確かにそうなのですが、もうチョットの工夫で格段に使い勝手が向上						
　　　します。						
　　　１つは、置換したい範囲を限定してしまうこと。						
　　　もう１つは、置換機能で検索してしまうこと。						
　　　						
　範囲で「置換」
						
　Ｑ．置換はシート全部が対象ですよね。						

　Ａ．何も指定しないとその通りですし、ほとんどの人がそうやっています。
　　　でも、実際に置換を実行するときは、シート全体を対象とするより
　　　意外に狭い範囲のデータを対象としていることが多いんです。

　　　方法は簡単。
　　　１．置換したいデータが入っているエリアを選択します。
　　　２．通常の置換と同じ操作です。

　Ｑ．えっ、これだけ？
　　　これで何のメリットがあるんですか。

　Ａ．今までに余計なところのデータを置換してしまった経験はありませんか。

　Ｑ．そうか、そうですよね、確かに余計な置換で直すのに手間をかけた
　　　ことが何度も有ります。
　　　この方法なら、ココとココとココなんて言う決め打ちもＯＫですね。

　「置換」で検索

　Ｑ．検索と置換とどういう関係があるんですか。

　Ａ．下の図を見てください。何か気づきませんか。

　Ｑ．そうか、「検索する文字列」って有りますね。

　Ａ．そうですね。「置換」という機能は最初に探してから置き換えるという
　　　ものですから、その探す機能だけを使うことで「検索」が可能というわ
　　　けです。

　　　「置換」をする前に、確認したいときとか、別のシートにどの位「置換」
　　　するデータがあるのかなどのチェックにとても役立ちます。

　Ｑ．とても簡単なことなのに、「使える」テクニックってまだまだ有るんですね。