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Excel 孫の手−39
皆さんが頻繁に使う「Excel」について、いろいろなテクニックを紹介していきます。
「曜日表示とその応用−2」
Q.曜日の表示が出来るようになると、カレンダーを作ってみたくなりますね。
ふつう、日曜日や土曜日は色分けされていますよね。
これって、手で作業することになるんですか。
A.曜日が自動でも、色分けは目で見て作業するというのでは、ちょっと寂しい
話です。
そこで、「孫の手35」でやった条件付き書式を使いましょう。
その条件付き書式の中の関数は、=MOD(被除数,除数)を使います。
Q.このMOD関数って、どういう意味ですか。
A.あるセルの数字をある数字で割ったときの余りを算出します。
7を3で割ったら、2 余り 1 ですよね。
このときの式は、=MOD(7,3)となり、この式の入ったセルには 1
と表示されることになります。
もう一つ、日付の仕組みを話しておきましょう。
日付というのは、シリアル値といって基準となる日を1として、次の日は2
その次の日は3というように、毎日1ずつ増えていくような仕組みになって
います。
EXCELでは、基準となる日を1900年1月1日としています。
(オプションで1904年1月1日も有りますが、標準では1900年です。)
また、通算日を7で割って余りが1の日は日曜日、余りが0なら土曜日です。
Q.なんか凄く複雑そう・・。
A.説明すると長いんですが、実際にやってみると・・・。(・・声が小さい・・)
では、気を取り直して・・。
あるセルに 2002/7/1 と入力します。
そして、書式設定で前回やったように、 mm/dd"("aaa")"
ここではこのセルをクリックしておいて、メニューの「書式」をクリック。
「条件付き書式」をクリック。
そして、以下のように設定します。(J27のところは、選択したセルで変化)
あとは、設定したセルが選択されていることを確認して、セルの右下の小さな
黒い四角い点にポインタを合わせ、ポインタが黒十字になったら、左クリック
のまま下へ必要な日付までドラッグします。
Q.またまた、やりますね。
これなら、別の形にも応用が利きますね。 凄い。
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