Ｅｘｃｅｌ　孫の手−３８

	
「曜日表示とその応用−１」
	
　Ｑ．表を作成するとき、日付と曜日を一緒に表現できないものかと思うん									
　　　ですが、何か知恵を授けてください。									

　Ａ．最近だんだん突っ込んだ技術を要求してきますね。									
　　　(と言っても、これくらいなら余裕余裕・・・ブツブツ)									

　Ｑ．えっ、なんか言いました。									
									
　Ａ．イエイエ、では本題。									
　　　以前に「数字表現・自分流」というのをやりましたね。(孫の手８)									
　　　今回は、それの別バージョンです。									
　　　まず、これを見てください。		

		mm/dd"("aaa")"

　Ｑ．これって日付表示の書式設定みたいですけど、この後の		
  　　"("aaa")" は、何ですか。		

　Ａ．どこかのセルをクリックして、「右クリック」「セルの書式設定」		
　　　「日付」「ユーザー定義」とクリックします。		
　　　そして、「種類」の白い入力部分にこのように入れてみましょう。		
　　　次に、そのセルに　5/17　といれます。リターンキーを押します。		

		05/17(金)

　Ｑ．オオ、これですよ、これ。		

　Ａ．ついでに、日付を入力すると、離れた場所に曜日を表示も出来ます。				

		05/17		(金)

　　　この仕組みは次の通りです。				

	１．曜日のセルには、計算式と書式設定が必要です。			
	２．計算式は、　＝日付の入ったセルの番地			
	３．書式は、　"("aaa")"  とだけ入れます。			
	４．日付が入っていないと曜日だけ (土) と表示されますので、			

	　　次の計算式を入れましょう。			
	 　　例) =IF(C35="","",C35)			
	　　もし、　Ｃ３５　のセルが空だったら、ブランクにします。			
	　　そうでなかったら、　Ｃ３５　のデータをこの計算式の入			
	　　っている所に反映します・・・と言う意味です。			

　Ｑ．これで、何処にでも曜日だけを表示できるんですね。				

　Ａ．そうです。次回は、もう少し実際の利用例に迫ります。